2018年2月22日木曜日

如月旅行2018 雪の秋田のエトセトラ

 如月旅行2018は、秋田でした。

 たいした理由は無いのです。
 「駅メモ」のイベントで、『横手』があったから秋田にしてみただけ。
 何かの映像の聖地巡礼タイアップらしい。
 今までも、観てない映画のロケ地を巡ったことがあったけれど、今回は元ネタがなんだかわからないままのロケ地巡りの旅。
 そんな滅茶苦茶さが面白いと思い、敢えて元ネタを調べないまま旅に出た。

 多分、旅行記動画は数年後になりそうなのでダイジェスト。

 新幹線で北上へ。
 北上から、横手へ端から端までの旅。
 最近ブームのとある企画で、途中下車を試みてみる。
 知らない駅で、見所を探す旅という企画をここ数年好んで行っているのね(まだ動画を完成させたことはないけれど)。
 ・・・
 失敗した。
 わたし、現地で見所を探す時は、案内板とか表示とかを探すんだけど、その、何もかもが雪の中。
 見渡す限り雪しかない。
 辛うじて、ソバ屋があったので食事をして、そこは駅に温泉施設があったので温泉に浸かりお茶を濁した。
 ・・・が。
 この北上線。
 途中下車の旅に全く持って適さない路線で。
 一旦降りると、次に来る電車が2時間以上あと。
 それでも、普段の旅なら、その二時間で面白スポットを見つけてみせる自信もなくもないけれど、ここでは雪しか見つけられない方の自信のが強い。
 結局滞在時間の大半を温泉施設の休憩室で本を読んで過ごす。
 ・・・
 そして、横手の焼きソバ屋のおばちゃんの話によると、「止まらなくてよかったね」と。
 大雪が降るとすぐ止まるのよ・・・とのこと。

 二日目も大した準備もなく、秋田市を散歩するも。
 スマホが壊れ大ピンチ。
 地図も分からなければ、宿の電話番号も分からない。
 散歩も早々に切り上げて、バスで宿へ向かう。
 そして、夜発熱。
 悪寒が走り、全身ガタガタ震えが止まらない。

 基本頭痛持ちなので、薬を常に持ち歩いているので、何とか体調も持ち直し、遠出しようかやめとこうか迷いつつ駅へ向かう。
 駅で迷うつもりが、駅に着いたらちょうど目的地行きの列車が出発するようなので、飛び乗る。
 結局来てしまった男鹿。
 男鹿駅からバスでとある名所へ。
 観光協会で降りるバス停を聞いていたんだけど…。
 アナウンス「つぎはホカケジマ・・・」
 ホカケジマ・・・あ、ここだ・・・と、座席近くの「とまります」を押すもブザーが鳴らない。
 連打してもならないので、諦めていっこ前の席のブザーを鳴らした瞬間に、次の停留所のアナウンスが流れ、結局目的のバス停で降りられず、病み上がりの体でバス停を一個分戻る。
 まぁ地方のバスの場合よくあるんだけど、帰りのバスは数時間後。
 これまた普段なら、足でネタを探すところだけど、体調も悪いし、横手ほど雪に埋もれてはいないけれど、何かが見つかる気がしない。
 バスの待合室で数時間読書。

 普段の旅の半分も巡れてない旅ではあるが。
 ただ、冬の雪国という特殊な環境は、何もなくても存在そのものが面白い。
 道の殆どが白いんだよ。
 氷の下に道がある。
 でも、関東の氷と違ってあまり滑らないんだ。
 寒すぎるからかな。
 だから、巡った場所が少ないわりに、充実はしていた旅ではあった。
 体調壊して、ホテルで寝ていた時間も含めて、思い出深い旅になった。
 そして、こんなこともあろうかと、積んでいた本たちを10冊以上も持って行って、8冊読んだのもある意味快挙。
 いつもは3冊ぐらいしか読めずそのまま持ち帰るんだけどね。
 

2018年2月15日木曜日

絵になるミルク系スイーツ店 ☆ ミルクミルク

 フォトジェニック
 国道255号線を利用される方は、目につくと思うここ。
行ってみました。

 乳牛の下半身が突き出ていて、上半身は店内です。
 近くには、乳牛のベンチも鎮座してられます。
 この牛、おっぱいがついていて、実は揉み放題。
 壁に挟まれ、身動きができないところをイタズラされる…。
 AVかエロ漫画な世界ですが、乳牛なので、扱くと乳が出るのです。
 まぁ実際は、水の様な気がするけれど。
 下校途中の小学生が喜んでやってきて、乳を搾って帰っていきました。
 もちろん、そんなことをするのは女の子です。
 男子はね、照れくさくて牛とはいえ、おっぱいなんて触れません。
 夜中にこっそり来て揉んでるかもしれないけれど。
店内には、顔。
 君のお乳で作られたクレープだよ。
 …ってことで、ミルク系スイーツのお店。
 プリンやアイス、ケーキなんかが並ぶ。






もうね、プリンとかも、ミルク率高めだからなんだろうね、普通のケーキ屋さんのプリンよりはクリーミーな印象。
 スタンダードなタイプのクレープもいただく。
 大きさのわりに、若干高めな印象だけれど、その分素材がいいのでしょう。

 駐車場はあるけれど、とめにくいという立地の悪さから、そんなに混雑はしていないので、逆に行きやすいかも。

2018年2月12日月曜日

股引苦労ば

 2月、旅行は秋田へ行こうかな。
 漠然と思いつく。
 例年より寒い日本の冬に、北国雪国散歩は狂気の沙汰かもしれないが。
 だからこそ体験しておいてみるというのも、一つの考えでもあり。

 ほぼ毎年2月に旅していて、ようやく気付いた部分。
 「2月は寒い」
 現在、雪の降らない比較的暖かな小田原でさえ、普通にチノ生地越しの冷気に足が晒される昨今、雪国の冬をなめてはイカンだろう。
 …ってことで、股引を買いに街へ。
 
 …の前に、ネットで検索してみると、今風のおしゃれな股引も沢山あるようだ。
 防寒第一なので、別段ステテコダンスよろしく披露するつもりはないが、かっこいい股引に越したことはない。
 見せる予定がなくても、おしゃれなパンツで気が引き締まる的なね。
 おっさん股引だと、多分似合いすぎて心もおっさんになってしまうもの。
 目指すゴールは、おしゃれ股引。

 デパートを数件ハシゴしてみたんだけど、これが全然見つからない。
 普通にユニクロ系の服屋の方が見つかりやすいかしら。
 ・・・ということで保留。

 秋田の変なスポット募集。
 予定に組み込めるかはわかりませんが。

 ・・・
 旅先での防寒グッズの入手には失敗したけれど、家の防寒は買えた。
 布団乾燥機。
 万年床の枕元からホースを差し込んで、グーンとすると、布団を干した時のように暖かになる家電。
 黄色い悪魔の舞い踊る外界にさらすことなく、布団をふっくら乾燥させられる秘宝。
 濡れた靴を乾かしたり、洗濯物の室内干し支援機能もあるようだ。
 取り敢えず、あったか布団で毎日安眠を手に入れた。
 おすすめ。

2018年2月2日金曜日

2018年1月の鑑賞メーター ~戌年にわんこの映画を観よう大作戦~

 月初め恒例てぬぃっき。
 鑑賞メーター編。

 こちらも数稼いだわ。
 読書メーターと真逆の理論で。
 まぁ先月は映画以外枠は語らないわ。
 で。こちらは、徹底したテーマ縛り。
 【戌年にわんこの映画を観よう大作戦】
 ここ数年、新年一発目は、ゲームやアニメの実写化映画を鑑賞していて、干支映画は春頃の枠なんだけど、干支映画こそ新年一発目だろうと、スケジュールを組み替えた。
 ただ、犬映画なんてあまり持ってなかったので、殆どが新たに購入した。
 積むDVDは全然減らなかったんだな。

2018年1月の鑑賞メーター
観たビデオの数:24本
観た鑑賞時間:2303分

■ゲームセンターCX DVD-BOX14
 相変わらず。
 ここまで同じ構造で続けると、ゲームの下手な人へゲームのコツを伝える最良のテクニックとかが編み出されていなければおかしい歴史がある番組なのに…。
 隣で声出すだけなのよね。
 失敗が売りなので、巧く伝達されても困るんだろうけれど。
 かつてファミコン番組をファミコン目当てで観て、ファミコンと関係ないシーンを見せられる、そんなイラっと来る思い出を再現するような特典。
 ただ、わたしメガテニストとして、あの人の現在の活躍が見られたのは、ちょっと嬉しかった。
鑑賞日:01月01日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4749335

■マリリンに逢いたい [DVD]
 戌年にワンコの映画を観ようと考え、真っ先に思い付いてしまった映画。
 どう考えてもわたし好みの映画ではないんだけれど思いついちゃったから仕方がない。
 犬が海を泳ぐだけの映画。
 とってつけた様な人間ドラマも有りはするけれど、特段そこに何か意味を見出すことはできなかった。
 犬が泳ぐ理由にしても、正直よくわからない。
 人間的な「愛」なんて感情ではないだろうことは推測できるが。
 実話ベースらしいので、犬が泳いだ実話を無理やり膨らませた物語という印象。
 この手の映画が嫌いな視点での感想。
鑑賞日:01月02日 監督:すずきじゅんいち
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4749353

■犬と私の10の約束[プレミアム・エディション](2枚組) [DVD]
 戌年にわんこの映画を観ようと手に取った一本。
 「犬の十戒」をテーマに敷いたごく普通の何でもない家庭の犬との生活の何でもない物語。
 映画として、物語として、盛り上げる方法は山ほどあるけれど、敢えて何も盛らずに、純粋に私と犬との約束を振り返る構成なんだろうなと。
 なんでもない何処にでもある物語だからこそ、そこに自分を重ねて共感が成し得るスタイルなんだろうなと。
 特典ディスクは、メイキングと舞台挨拶系。
 やはり、犬のテーマの話題が中心。犬のトレーナーも。
 ひたすらワンコ映像特典もあり。
鑑賞日:01月03日 監督:本木克英
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4750061

■みっひーランド Vol.6 [DVD]
 AV系女優さんがぶっちゃけ女子トークを繰り広げる裸はないけど下ネタ有りの番組のDVD版。
 特に特別な何かの無い通常運転版。
 最初の頃より大喜利系コーナーを多めに挟み、彼女たちに露骨な下ネタを多く披露させる演出が目についた。
 女優の素に近いトークが魅力に感じていたので、わたしはやや残念に思ったけれど、評判はいいようなので世間的には良かったのでしょう。
 特典はトークの未公開シーン。
 DVDも6まで来ると、撮りおろし特典とかあってもいい頃なのになぁなんて思いつつ鑑賞。
 今後あるのかな。
鑑賞日:01月05日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4751449

■姫姫旅行 みひろ×かすみ果穂 バルセロナ編 [DVD]
 旅モノDVDを探してヒット。
 仲のいい女優二人が海外旅行するのを、限りなくプライベート旅行を覗き見する感覚で披露するDVD企画。
 お互いを手持ちカメラで撮影しながら、二人きりの旅を征く…ていで撮られているけれど、最低もう一人ディレクターも同行していそう。
 まぁ最低限の演出や、撮影許可などの細かな作業をするスタッフは必要だよね。
 旅モノYouTube感覚で、女の子二人の旅を眺める楽しみ方が正しいかしら。
 特典映像に入浴シーンや着替えシーンはあるけれど、裸はほぼ無し。
 お尻程度。
鑑賞日:01月08日 監督:Joel Gallen佐倉ひろし光石冨士朗Chris DonovanArray,Sam JaimesPeter Rosen野村芳太郎Jerry Zucker細野辰興新房昭之ブライアン・デ・パルマRuggero DeodatoArthur Bloomジョージ・ダニングArray,Glen Fleck,Ray Eamesスタンリー・クレイマー大張正己
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4752662

■HACHI 約束の犬 [DVD]
 戌年にワンコの映画を観よう大作戦。
 「ハチ公物語」は見ていなくてハチ公の話自体も漠然と知っている程度での鑑賞。
 ぶっちゃけ犬が待つだけの映画。
 わたしがハチなら「夕方に帰る」という約束が達成されるまで待つという気持ちで毎日通うだろうから、そういう捻くれた視点で観た。
 死んだからといって、約束を破っていい理由にはならない。
 ハチの執念になら共感。
 特典はメッセージ系イベントと何故か吹き替え版俳優のイベント多め。
 一応吹き替え版も軽く見たけれど、やっぱ本職じゃないので違和感ある。
鑑賞日:01月09日 監督:ラッセ・ハルストレム
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4753266

■あいのエチュード 第二幕 [DVD]
 AV系の女優さんたちが即興劇に挑む第二弾。
 希志あいののAVとしてのDVDは見たことないんだけれど、ジャケの写真や宣伝の姿から、おっとり系のイメージを持っていたんだけど、わりと姐御色も強くギャップも面白い。
 今作では、3人劇も登場し、多彩。わたしも昔やった事ある、3人の即興コント…結構難しいのよね。
 芝居の展開に限界を感じたら、漫才の様なやり取りに逃げがちなきもしなくもないけれど、芸人でも劇団員でもないわけで、面白ければいいのかなと。
 特典は、未公開シーンというかNGシーン中心。
鑑賞日:01月09日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4753647

■泉麻人 新・ロバスの旅 Vol.1 みちのく編 [DVD]
 ロバス=ローカルバス。
 コラムニストで気象予報士で旅人の泉麻人がローカルバスを巡る旅をするDVD。
 「新」とあるが、新のつかないロバスの旅はヒットしないのでDVD化はされていないのでしょう。
 みちのく編ということで、「一戸から九戸まで」○戸の文字の入ったバス停の写真を撮っていく企画。
 …ではあるけれど、もともとマニアで場所を把握している泉が淡々と巡りまわるだけの旅企画。
 旅好きの人間が、旅の予定を立てて、寄り道も交えながら旅をしていく構成は共感が持てる。
 そしてまさかの特典なし。
鑑賞日:01月11日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4754646

■マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと (特別編) [DVD]
 戌年にわんこの映画を観よう大作戦。
 気になってはいたけれど、映画館で観そびれていた作品。
 家庭崩壊の危機に、躾が出来ていなく奔放で手の付けられない飼い犬が、ひょんな行動から家族を結束させる…そんな映画だと思っていたというより、このタイトルからそれ以外ないと思っていたけど、違った。
 躾に失敗た犬はいるけれど、普通の家庭が普通に普通の人生を歩み、普通の育児ノイローゼなどを経て普通に犬と過ごす。
 特典に、未公開シーンや犬のエピソードなど、犬寄りの企画が割と豊富。
鑑賞日:01月11日 監督:デイビッド・フランケル
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4754719

■AKB48 ネ申テレビ スペシャル~オーストラリア修学旅行~ [DVD]
 AKBには全く興味がないけれど、旅企画ものDVDを探して辿り着く。
 修学旅行と題して、選抜されたメンバーがオーストラリアへ行き、様々なチャレンジを経て、地元のお祭りで戦う。
 チャレンジ物ではあるけれど、演者がアイドルで、想定視聴者もアイドルファンということで、あまり過酷なものもない。
 彼女たちなりの必死なチャレンジを、ほのぼの見守る系。
 特典に、いくつかのイベントの様子が、かなりしっかり収録されている。
 ダイジェストじゃなくてガッツリなのが嬉しい。
 司会のイジリー岡田懐かしい。
鑑賞日:01月14日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4755767

■バクステール [DVD]
 戌年にわんこの映画を観よう大作戦。
 一言でいうなら「犬が飼い主を転々とする物語」。
 段々飼い主の年齢が下がってくのも興味深い。
 自分本位の犬…まぁ犬だから自分本位なのかもしれないが…が、気に入らない飼い主を躾ながら飼い主を転々とされる。
 今年犬の映画を沢山見てきたが、犬の愛らしい忠誠心で感動をストレートに訴えかける映画が多い中、変化球を投じたのがこの作品なのかな。
 多分、基本構造は同じでしょう。
 犬が飼われていただけの映画。
 ホラー系ではないので、露骨な残酷描写は無い。
鑑賞日:01月15日 監督:ジェローム・ボワヴァン
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4756033

■ほえる犬は噛まない [DVD]
 戌年にわんこの映画を観よう大作戦。
 「フランダースの犬」を検索して辿り着いた作品…だけど、パトラッシュと歩いた作品ではなかった。
 ペット禁止の大型団地を舞台に、ペットの犬が連続で行方不明になる事件。
 団地職員や、住民などが織りなすドラマ。
 いろいろな描写が伏線になっているようなこじつけの様な、曖昧な伏線が回収されたんだかされてないんだかの物語。
 テーマもあるんだかなんいんだか。
 コミカルな演出も多いがコメディって事もなさそう。
 特典も無難なコメントとマンガ的絵コンテ紹介など。
鑑賞日:01月15日 監督:ポン・ジュノ
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4756228

■みっひーランド Vol.7 [DVD]
 AV系女優さんたちが、女子トークにコントに大喜利に活躍する番組のDVD。
 7巻ではあるが、何巻から見てもたぶん大丈夫。
 1巻も番組の最初から収録されているわけでもないし。
 裸はなく、ちょっとえっとなシーンなトーク程度。
 公開収録シーンあり。
 特典は未公開シーンで、撮りおろしロケとかは無い。
 女子トークを期待してシリーズ見ているんだけど比重が減ってきている気がするのは気の所為かしら。
 その分、大喜利とかの企画があるんだろうけどね。
鑑賞日:01月17日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4757256

■マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語 [DVD]
 前作で語られなかった子犬時代のお話という体で撮られてはいるが、前作で既に子犬時代も語っているわけで、無理矢理こじつけた全く別の作品と思っていいぐらい。
 映画会社が勝手にタイトル付けた全然関係ない映画であってもおかしくないレベルで別物。
 前作の夫婦が揃って出張しなければ成らなくなって預けられた親せきの家のお母さんが出張になり、少年とマーリーがおじいちゃんの家に預けられた話。
 今作では犬の心情を言葉で明確に喋る。
 犬の障害物レースに参加することになり挑む。
 特訓できないからバカ犬なのに。
鑑賞日:01月18日 監督:マイケル・ダミアン
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4757452

■里見八犬伝 [DVD]
 戌年にわんこの映画を観よう大作戦。
 今年犬の映画を沢山見てきてどれもいい映画だけどわたしの趣味に合わない。
 これなら間違いないと子供の頃ビデオに録って何度も観たお気に入り映画を鑑賞。
 悪い妖怪を倒すために八つの玉を持つ仲間を集めてラスボスに挑む。
 子供心のど真ん中を射抜いた王道の伝奇ファンタシーは大人視点でも楽しめた。
 夏木マリのヌードも子供心に刺激的だったが、今見ても美しい。
 勿論、今の映画を観慣れるとテレビの特撮ヒーロー番組のセットみたいだけど、当時は凄かったわけで。
鑑賞日:01月18日 監督:深作欣二
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4757465

■あいのエチュード 第三幕 [DVD]
 AV系の女優さんやグラビアアイドルが、即興劇に挑む第3弾。
 軽い下ネタはあるけれど裸等のエロ要素はない。
 芸人でも劇団員でもない層に即興を振るために、会話のみで進める即興漫才的な逃げ道を多用している気もしなくもないけれど。
 物まねを振って尺を稼ぐ的な。
 即興コントは、難しいけど、初期の頃の話を大きく揺さぶる系も観たいのも本心。
 特典は未公開トークやシーン。
 中古で購入したけれど、封入特典の写真も入ってた。
 お願いマスカットを観ているとより楽しめる要素もあるようだ。
鑑賞日:01月20日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4758178

■内山理名 もうひとつのR-157「卒業」 [DVD]
 今年はアイドルのイメージビデオも観て行こう大作戦。
 有名女優さん辺りから。
 ジャケットから分かるようにセクシー路線では全くない。
 水着や入浴シーンはあるけれど。
 大部分が写真集のメイキング。
 後半の動画用の演出はちゃんとプロっぽく撮られているけれど短い。
 特典に百面相的な変顔動画。
 時間が30分で写真集のメイキングメインのDVDで定価4000円以上は、正直よっぽどぽどのファン向けかしら。
 現在、中古では安く入手できるけれど。
 イメージビデオ入門編。
鑑賞日:01月20日 監督:セルゲイ・エイゼンシュテインハワード・ホークススーザン・シーデルマン
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4758189

■HAJIKERU JACKSON SHIGEKIII JOURNEY [DVD]
 清涼飲料スプライトのパッケージリニューアルの宣伝の為に、日本列島を徒歩にて縦断する旅を敢行し、全国にシゲキを届けた妖精ハジケルジャクソン氏の道程を記録したDVD。
 ユーチューブで展開されていたそうだけど、当時は見てなかったので知らない。
 旅企画もののDVDを探していてヒット。
 あからさまな茶番を挟みつつ、それっぽい感じで旅をする。
 もともとネット動画の企画をDVDに再編集したのであろうから、媒体の違いによる温度差もあろうかとも思うけれど。
 特典に、未公開ネタっぽいのがいくつか。
鑑賞日:01月23日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4760024

■アンダードッグ 二人の男(初回生産限定) [DVD]
 戌年にわんこの映画を観よう大作戦【劇場版】。
 「未体験ゾーンの映画たち2018」で鑑賞。
 韓国版不良映画。
 車泥棒で糊口をしのぐ少年窃盗チームと小悪人と昔つるんでいた元ワル仲間がボコスカする。
 どの勢力も中途半端なワルで、感情移入はしにくい。
 平日の昼間の上映の割に客は沢山入っていた。
 女性率が高かった気がするのは、イケメン俳優目当てなのでしょう。
 成宮寛貴的イケメンと高橋一生的イケメンがよかった。
 ヒロインは、絶世の美女という設定ではあるが、普通の美人さんだった。 
鑑賞日:01月24日 監督:イ・ソンテ
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4760498

■エンタの神様 ベストセレクション Vol.1 [DVD]
 なんとなく昔買ったDVDを見返してみた。
 基本お笑い番組が嫌いなので、ネタの殆どが詰まらなく、クスリとも笑えないものばかりではあった。
 オチが無かったり、いい加減であやふやな知識で適当に作ったネタだったり。
 ただ、面白いネタの人は、割と今でも業界にいる人だったりする。
 流行り廃りはあるにしろ、オチや取材のしっかりした作品は安定して面白いということなのでしょう。
 特典はスタジオトークの抜粋ぐらい。
 パペマペX名義がジャケでは別になってる。
鑑賞日:01月26日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4762047

■エンタの神様 ベストセレクションVol.2 [DVD]
 なんとなく昔買ったDVDを見返してみた。
 基本お笑い番組が嫌いなので、ネタの殆どが詰まらなく、クスリとも笑えないものばかりではあった。
 オチが無かったり、いい加減であやふやな知識で適当に作ったネタだったり。
 ただ、面白いネタの人は、割と今でも業界にいる人だったりする。
 流行り廃りはあるにしろ、オチや取材のしっかりした作品は安定して面白いということなのでしょう。
 特典はスタジオトークの抜粋ぐらい。
 きくりんのネタ、金額的に正しいのは専務ひとりだよね?
鑑賞日:01月27日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4762051

■鉄ワン・アンダードッグ [Blu-ray]
 戌年にわんこの映画を観よう大作戦。
 「アンダードッグ二人の男」を観て感想を書こうと検索していたらヒットした犬映画。
 まぁ見るからかバカ(誉め言葉)っぽい映画に思わず食指が動いた一本。
 大昔のアメリカのアニメの実写版という立ち位置らしい。
 ひょんなことから、超人っていうか超犬パワーを得た落ちこぼれ犬が、大活躍するヒーロー活劇。
 人の言葉も喋るスーパードッグが、悪と戦う。
 まぁこのジャケット見て、ピンと来た人にはおすすめできるし、来なかった人は避けるが吉。
 特典に未公開シーンなど
鑑賞日:01月28日 監督:フレデリック・デュショー
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4762061

■エンタの神様 ベストセレクションVol.5 [DVD]
 なんとなく昔買ったDVDを見返してみた。
 基本お笑い番組が嫌いなので、ネタの殆どが詰まらなく、クスリとも笑えないものばかりではあった。
 オチが無かったり、いい加減であやふやな知識で適当に作ったネタだったり。
 ただ、面白いネタの人は、割と今でも業界にいる人だったりする。
 流行り廃りはあるにしろ、オチや取材のしっかりした作品は安定して面白いということなのでしょう。
 特典はスタジオトークの抜粋ぐらい。

 アンジャッシュ目当てだったので、間飛んでいるけど・・・。
鑑賞日:01月29日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4762053

■スノープリンス 禁じられた恋のメロディ [DVD]
 戌年にわんこの映画を観よう大作戦で何気なく「フランダースの犬」を検索して辿り着いた一本。
 フランダースの犬を昭和初期の日本に置き換えただけの作品。
 潔いほどあからさまに舞台を置き換えただけな印象。
 そのまますぎて、展開が全部わかってしまうレベル。
 昭和初期には絶対いなかったであろう平成の子供の如く純真な子供や、悪人のいない綺麗な舞台が正直気持ち悪かった。
 特典ディスクに監督と主役のコメンタリーダイジェストやメイキングなど。
 封入特典に映画のパンフレット的な冊子あり。
鑑賞日:01月29日 監督:松岡錠司
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4762355


▼鑑賞メーター
http://video.akahoshitakuya.com/

 まだね、数本残っているから、ちょいと2月にも割り込みつつの犬映画。
 「南極物語」と「101」は12年後に鑑賞しよう。
 やぁ、もう、ビックリするほど肌に合わないわね。
 こんだけ観ておいてなんだけど。
 犬を飼ったよ、死んじゃったよ悲しいね的な映画は、犬を飼ってた人の涙腺は捕らえるだろうけれど、映画が感動したんじゃなくて、飼ってた犬を思い出しての涙よ?
 強いて言うなら、「鉄ワン」の方のアンダードッグが面白かったけれど、これはアニメ版を観ておいてから楽しむのが正当な気もする。
 「スノープリンス」の出鱈目っぷりは一周回って面白かったかもしれない。
 ここまで何も考えずに描かれた映画もなかなかないんじゃないかと。
 出鱈目で突っ込みどころばかりなんだけど、それほど不愉快でもないのが不思議。

 +鑑賞メーターではヒットしなかった劇場映画も2本鑑賞済み。

2018年2月1日木曜日

2018年1月の読書メーター ~麗しのミステリ三昧~

 月初め恒例てぬぃっき。
 読書メーター編。

 メーター回ったね。16冊。
 勝因は、特にテーマを設けなかったことだね。
 好きな本を好きなだけ読んだのでペースも上がろうもの。
 テーマで縛ると、苦手ジャンルも含まれたりもするので、どうしてもペースが鈍るものも出てくる。
 当分、テーマ抜きに、特定の作家追いつけキャンペーンを始めてみようかと。
 や。まぁ、結局テーマっぽいのは設けられちゃっているんだけどね。
 積読本が鬼のように積まれていると、テーマがないと何を読もうか悩むだけで数時間経過しちゃうのよ、本当に。
 取り敢えず、本格ミステリキャンペーンで、「高田崇史」「石持浅海」「森博嗣」辺りを読み進めようかと。
 好きな作家のわりに、積読リストにあまり冊数の無かった「石持浅海」「森博嗣」を大量に購入して・・・って、買っちゃうと詰んどく本が減らないんだなぁ。
 16冊読んでも倍以上買っているからなぁ今月だけでも・・・。

2018年1月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4981ページ
ナイス数:75ナイス

https://bookmeter.com/users/682213/summary/monthly
■アルバトロスは羽ばたかない (創元推理文庫)
 「七つの海を照らす星」が面白かったが、わたし文庫が好きなので文庫化を待っていたこの作品を本屋で見かけてすぐ手に取った感じ。
 短編連作というか長編に短編的エピソードが盛られているかの構成。

 ※ネタバレを含む故、一部省略…詳しくは読書メーターのページを※

 ただ今作も探偵役の海王さん影薄い・・・。
読了日:01月01日 著者:七河 迦南
https://bookmeter.com/books/12368318

■知識チートVS時間ループ (HJ文庫)
 ヒロイックファンタジーの世界観を舞台にした「銀英伝」。
 イゼルローン回廊奪還がテーマなのも多分意識してられるとは思う。
 両陣営に召喚され着いた二人の英雄。
 「知識チート」と「時間ループ」の能力者。
 どちらか片方の活躍だけでも物語になる二つのチート英雄をぶつける異界合戦モノ。
 特に知識くんの方はライトノベルにも造詣が深い設定でもあり、過去作品も参考に動く。
 何一つ新しい要素はないんだけれど、それを真っ向からぶつけ合う、その要素が新鮮で過激で興味深い。
 両主人公とも考えて行動するのが魅力。
読了日:01月01日 著者:葛西伸哉
https://bookmeter.com/books/12485130

■カンナ 吉野の暗闘 (講談社文庫)
 QED同様、歴史の謎+殺人事件の構造ながら、殺人事件とかどうでもいいから、歴史の謎を解いてくれ!と思ってしまう。
 「カンナ」シリーズの方は、殺人要素が控えめで、ある意味嬉しい。
 食玩がお菓子コーナーに並ぶ感覚か。
 殺人要素が無くなって歴史コーナーに置かれちゃったら確かに手に取らなかったかもしれないしね。
 冬の吉野に山伏と役小角の謎を探りに行く。
 役小角は「宇宙皇子」で知って興味あったし。
 巻末の解説に今後の展開までがバラされてしまってガッカリした。
 予備知識なく楽しみたかった。
読了日:01月05日 著者:高田 崇史
https://bookmeter.com/books/5148516

■算額タイムトンネル (講談社タイガ)
 前々々世だと行き過ぎちゃうかな。
 幕末と現代とを神社に奉納された算額の不思議な神秘によりつながった、数学バカ二人が、算術でコミュニケートする物語。
 わかる人にわかりやすいたとえをするなら、浜村渚が高校生になった物語な印象だった。
 ある物への価値観は時代によって異なることがあるが、数学はどの時代どの場所であっても不変。
 2+3はどの時代どの土地であっても必ず5なわけだ。
 そんな数学のやり取りのついでに、人生相談を投げかけ、数学と共に歩んでゆく。
 調理系な数学の世界と、超文系の歴史の世界の融合。
読了日:01月07日 著者:向井 湘吾
https://bookmeter.com/books/12472346

■ぬいぐるみ警部の帰還 (創元推理文庫)
 混迷するミステリ業界、様々な探偵法を駆使する名探偵役が乱立する中で生まれたであろう「ぬいぐるみ探偵」。
 ただぬいぐるみが絡まないと推理できないわけじゃなく、まぁたぶんぬいぐるみ抜きでも名探偵なんだろうけどその空気感が面白い。
 探偵役ひとりで何もかも解決するミステリが多い中、割とドラマや推理劇の様にチームで解決する一面も好感。
 「シリーズ第一弾」とあったのでこの本から読み始めたんだけど、既刊の短編の中に本当の第一弾小説が収録されているらしい。
 なるほど、だから第一弾なのに「帰還」なのか。
 短編。
読了日:01月09日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/9689520

■残念ねーちゃんの捜索願い (メディアワークス文庫)
 微妙にタイトル詐欺よね。
 残念なお姉さんは登場するけれど「捜索願い」要素は無いじゃない。
 この手の変なタイトルは編集サイドが勝手につけた可能性が高そうだけど。
 中身おっさん女子の姉ちゃんと、女子力高いマメな弟が、姉ちゃんに憑いた謎の人格の素性を追ううちに、事件を追うことになる話。
 微妙にご都合めいた展開もなくはないが、作中でもそんな展開を茶化しているので、そこまで含めて意図した展開なのでしょう。
 二人三心の捜査は脱線まで含めてテンポもセンスもよく、愉しく読み進められた。
読了日:01月12日 著者:佐原菜月
https://bookmeter.com/books/9773424

■わたしたちが少女と呼ばれていた頃 (祥伝社文庫)
 碓氷優佳ビギニンズ。
 前三作とも読了済み。
 様々な名探偵物を読んできているが、超絶クラスの名探偵と思っている碓氷優佳の高校生時代の物語。
 なんでもない日常の、謎でもなんでもない描写から「謎」を汲み取り解き明かす、超絶探偵の超絶女子高生。
 女子高の特進クラスという限定空間の中で、角度を変えただけで見えてくる謎たちに感服。
 読者的には「謎」があるという視点で読むから、朧げに事件の輪郭は見えるけれど、そこもまた面白く、思わず成程とニヤリとしてしまう。
 自室以外で読めない小説。
読了日:01月15日 著者:石持 浅海
https://bookmeter.com/books/10752931

■パンツあたためますか? (角川スニーカー文庫)
 パンツを温める描写は無い。
 あとがきによると、タイトル詐欺なのは、編集サイドに変更されたからなようだ。
 確かにこのタイトルだからここまで手に取られた部分もあろうかとは思うが、ここの感想を追っても分かるように、違和感を覚える層も多い。
 ストーキングから始まる純愛小説。
 ライトノベルらしからぬ重いテーマに、定石を敢えて崩しに行く姿勢に好感。
 ストーキング能力を活かしたライトノベルらしい展開もできただろうに、敢えての純愛物。
 成程こういう恋の始まりもアリかなと思わなくもない。
 但し美少女に限る。
読了日:01月15日 著者:石山 雄規
https://bookmeter.com/books/12026149

■ワキヤくんの主役理論 (MF文庫J)
 華やかな高校デビューを飾るために徹底した「主役理論」を構築し、それに全力を注いで世界の主役足ろうと奮起する主人公。
 その主人公と同じぐらいの情熱で世界の脇役足ろうと「脇役哲学」に勤しむヒロイン。
 ひょんなことから同居する羽目に陥り、お互いの理論に相手を取り込んでやろうとわきゃわきゃするコメディ。
 着地地点以外、趣味嗜好何もかも同じ逆運命の相手とのやり取りが面白い。
 そこへ級友やバイト先の人たちなどの絡みが加わり、いい感じに展開していく。
 探偵役然とした「旧友」の立ち位置もいい。
読了日:01月18日 著者:涼暮 皐
https://bookmeter.com/books/12267710

■小説 名探偵コナン から紅の恋歌 (小学館文庫)
 倒叙ミステリの大家による劇場版コナンのノベライズ。
 自らの脚本とはいえ、ミステリノベライズの大家でもあったはず。
 コナンの基本設定は1ページにざっと紹介してある程度。
 マンガを読む前に小説で基本設定を理解しようという人がいたとしたらこの本は向かない。
 コナンらしさという所で、アクションシーンが多め。
 派手で見栄えはするけれど、小説版でミステリ色濃いめを期待すると非現実的な展開に辟易させられるかも。
 事件そのものも、ミステリ作家の劇場作品というよりは、良くも悪しくもコナン君らしいミステリ具合。
読了日:01月18日 著者:大倉 崇裕
https://bookmeter.com/books/12487183

■カンナ 奥州の覇者 (講談社文庫)
 今作は殺人事件の様な世間的に事件として扱われる類の事件はなく、純粋な「カンナ」的事件を追う忍者アクション。
 歴史の謎の方も勿論盛り込まれ、阿弖流為伝説を中心に征夷大将軍坂上田村麻呂辺りの歴史の空白を埋める謎を解く。
 シリーズの流れを大きく変える一冊で、殺人事件もないが、序盤から提示されていた謎を整理して進展させることでシリーズとしての面白さが加速された感じ。
 前巻の解説でネタバレされていた通りQEDシリーズとも微妙に絡むのかもしれない。
 シリーズごとに読み進めるより刊行順に同時進行で読むべきか。
読了日:01月21日 著者:高田 崇史
https://bookmeter.com/books/5471297

■奥ノ細道・オブ・ザ・デッド (スマッシュ文庫)
 「カンナ」で奥州の話を読んだので繋がりで手に取ったゾンビもの。
 ゾンビ映画は大好きなんだけど、ゾンビ小説はあまり多くない気がする。
 松尾芭蕉がゾンビ(屍僕)を倒しつつ奥の細道を歌を詠みながら旅をする。
 服を着替えると服の持ち主になり切ってしまう女装をすると絶世の美女となる少年河合曽良を伴に。
 男色ムードむんむんではあるが、女装した曽良も限りなく女性のように描かれているし、直接的な性描写もないので、BLが苦手でも楽しめるゾンビアクション。
 短編連作のような構造は読みやすい。
読了日:01月22日 著者:森 晶麿
https://bookmeter.com/books/3981075

■赤い糸の呻き (創元推理文庫)
 シリーズ一作目の文句に騙されて「ぬいぐるみ警部の帰還」を読んだら本当の第一作目はこちらだと知り、遡って読了。
 独立した短編が詰まった一冊。
 ノンシリーズ短編集としては第三弾だけど創元推理文庫としては一冊目と、シリーズものは1から読みたい派を困らせる。
 動機が軽いとか酷いとか感想が多くあるようだけど、わたしは解っちゃうな。
 勿論犯罪はしないけど。
 面白い探偵役と助手役が配置されていて、どれもシリーズ張れるほど面白い。
 ぬいぐるみ警部以外も独立したものが読みたい。
 読者への挑戦のあるのもあり。
読了日:01月22日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/8097460

■夜の床屋 (創元推理文庫)
 うーん。ミステリーに非

 ※ネタバレを含む故、一部省略…詳しくは読書メーターのページを※

読了日:01月23日 著者:沢村 浩輔
https://bookmeter.com/books/8097457

■フライ・バイ・ワイヤ (創元推理文庫)
 石持浅海作品を山ほど買い込み、青春ミステリらしいこの作品を手に取る。
 近未来で適度に科学と文明が進んだ世界であることを最初から提示したうえでミステリを語る、フェアなSFミステリ。
 家電や玩具メーカーが電気自動車産業に幅を利かせている未来が面白い…リアルチョロQに乗りたい(本編とは全く関係ないけど)。
 理系特進クラスに試験的にやってきたロボット転校生。
 そんなクラスに起きた撲殺事件。
 恋と友情と、クラスト科学とロボットと。
 特進クラスらしく、理詰めで考察する展開は好感。
 
読了日:01月24日 著者:石持 浅海
https://bookmeter.com/books/9731221

■はたらく魔王さま!18 (電撃文庫)
 特に何もない平和そのものな繋ぎの巻と解釈。
 日本をメインの舞台に語られる巻ではあるけれど「非日常」がない、ただの「日常」はこの作品で今まで語られてきた「日常」の面白さとは別の「日常」に感じたかな。
 軍事戦略面に於いても日常家庭的な面に関しても、この作品が芯に面白くなる肝にいるのは芦屋なんだろうなという気がした一冊。
 ライトノベルのいろんな流行を取り入れて面白く進化してきたこのシリーズ。
 さらなる吸収を加速させるか、一気に話をまとめてしまうか。
 アニメや何やらの制約的な大人の事情があるのかしら。
読了日:01月30日 著者:和ヶ原 聡司
https://bookmeter.com/books/12523052


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 ああ麗しのミステリ三昧。
 やっぱり、「高田崇史」の歴史の謎を解く物語は痺れる。
 「石持浅海」の完璧ロジックな展開も、絶対安定。
 ただ、これらの作家だけを読むのもアレなので、そこに別の作家も挟みつつ、読み進めようかと。
 ライト枠は、新刊がどんどん出るから、既刊が間に合わないんだども、隙を見てシリーズものの何かを追いかけなくちゃなぁなんて考え中。
 まぁ2月は、旅行予定の月。
 移動でも何冊か稼げるかしら。