2018年3月26日月曜日

夢の中の疲労

 疲労。 
 疲労になるとき、あーはー、それは今。 

 かなり疲れた夢を見た。 
 まぁ夢の中では、闊達に動けなかったり疲労気味な状況というのもありがちっちゃありがちなんだけど。 

 弟の運転で、夕刻の街を流している。 
 地元ではない雰囲気、旅先か。 
 目的は「カール」探しな気がするので、西の地方なのかもしれない。 
 路駐し、店に向かう弟を見送り、車で留守番をしている。 
 この車がほかの車を邪魔しているようなので、弟を探しに向かう。 
 オートマチック車を運転できない故・・・夢の中でも徹底している。 

 そのさなかに何かあったのか、体調を崩し、病院へ向かう。 
 医師は昔、頭を打ったのが原因だのなんのいう。 
 確かにわたしの後頭部には幼少のころ頭を打ったことに起因するハゲがある。 
 しかし、医師の話では過去の頭のケガで7ハリ縫ったと言っている。 
 夢なので、何故か自分の頭の様子が見えるんだけど、7どころではない縫い目が刻まれている。 
 親戚一同の写真も見せられ、そのほとんどが頭に縫われた跡がある。 
 ・・・ 
 ただ、わたしの体調不良は、まず間違いなくここ最近の休養不足が原因と思うので、違和感を持ちつつ説明を聞いていた。 
 説明が終わったころ、その旨を申告しようと一歩踏み出したところで、全身の力が抜け、その場に崩れ落ちる。 

 その後、何故かナースとエレベータに乗っている。 
 まだ全身言うことが効かず、ギクシャク動かし行き先階ボタンを押したりする。 
 この美人ナースは、遠い親戚筋らしい妙齢の娘で、何故かエレベーター内にある掘りごたつでいい感じの会話を楽しみつつ1階へ降りる。 

 あとは、ロビーで順番を待ち、会計を済ませれば帰れる。 
 ぶっ倒れたのに入院しないのかとか、いい感じの美人ナースの設定はすでにない。 
 夢なので、もちろん「カール」も何の伏線でもない。 
 取り敢えず、開いているソファーに座ろうと、向かう途中で、足に激痛が走り、こけそうになりつつ席に辿り着いたあたりで目が覚めた。 

 姿勢が悪かったのか、足の夢の中で痛かったのと同じ部分が痛かった。 

 休日の午後。 
 普段ちょっとでもカフェインを取ると眠れなくなる体質なのに、お昼にインスタントじゃないコーヒーを飲んだすぐあとにもかかわらず、眠りについた昼寝で観た夢の景色だった。 
 よっぽど疲れてるんだなと思わないでもない夕方。

2018年3月14日水曜日

白日

 閉ざされた視界を詛いでこじ開けて
 隠された欺瞞を「白日」に晒し上げ

 いままでヴァレンタインデーは日記のネタにしてきたけれど、ホワイトデーは特にネタにしていなかったと思いつき、その隠された欺瞞を「白(ホワイト)日(デイ)」に晒上げるべく筆を執った次第。

 ・・・と、いうダジャレを思いついただけで、大したネタもないんだけどね。

 毎年、2月の22日付近に旅行に出ている。
 以前旅企画で「タオカカの誕生日に高岡(タカオカ)でタオカカをプレイする」というのにチャレンジしたきっかけで、なんとなく毎年22日付近なのだ。
 まぁ基本、義理すらもらえない事の多いバレンタインなわけだが、いただいた相手にはお返しをしたく思う義理堅い義理返し。
 旅先で、土地のスイーツを購入し、他の人たちより一品多いお土産を渡すことで、ちょっと早めのホワイトデーという演出をしている。
 ホワイトデーって何送ればいいか悩むじゃない。
 なんか義理チョコ廃止宣言した某社が「ホワイトデーにもチョコレートを!」とか宣伝してたけど、義理にその会社レベルの気合を入れて返すのも恥ずかしい。
 変なお菓子を贈っても「センス無い」と陰で言われそう。
 地方のご当地スイーツなら、その点ごまかしがきくのよね。
 
 そのネームバリューと名前の美しさで「淡雪(あわゆき)」が個人的に最適だと確信している。
 愛知でも、本当に三河エリアじゃないとなかなか見つからない逸品で、名古屋の店を回ってもなかなか見つからない(少なくともわたしは見つけられなかった)。
 歴史ある豆腐スイーツで、名前も見た目も完璧でしょ。
 まぁ、ただ味に好き嫌いが分かれるようで、大昔から現在まで残っているほど美味と思う人がたくさんいる事であろう一方、少なくとも私の周りでは旨いとほめる言葉は聞いたことがない。
 や。義理返しでも身内の評判の悪いスイーツ贈っちゃダメじゃん・・・って事かもしれないが。

 詩人は言葉で愛を語る。
 名前の美しさは、味の良し悪しに勝る。
 それが詩人の愛のお返し。

 や。「淡雪」をディスるのが目的の日記じゃないよ。
 あれはあれで好きな人は好きな味だとも思う。
 わたしは苦手だけど。
 …っていうか、名前が美しすぎて、味への期待が高まりすぎるのが原因な気がしないでもない。

2018年3月12日月曜日

つづきのゆめ

 ゾンビの夢を見た次の日。 
※ゾンビの夢については昨日の日記参照 

 任務を終え、与えられた部屋に戻るシーンから始まる。 
 なんと、昨日の日記の続編の夢だったのだ。 
 まぁ具体的に、あの後、神社でどうゾンビをやり過ごしたのかの説明はない。 
 ただ、あの後の話だと、夢の中のわたしは理解している状況スタートなのね。 

 疲れ果てて部屋に入り、ベッドに入ろうとする。 
 夢の中で眠ろうとするってのもアレだけど仕方がない。 
 ベッドはしっかりベッドメイクされ、整っている。 
 ベッドにもぐりこもうと布団をほぐしていると、隣のベッドが乱れていることに気付く。 
 この部屋は、相方がいて、彼女(何故か女性であることは認識しているが具体的に誰だかは不明、恋愛感情はなくめんどくさい相手な意識)は昨夜から出動中であることは知っている。 
 自分のベッドがメイクされていて、相方のベッドが乱れたままなことに疑問を持ち、調べてみようと相方のベッドに近づいたのだが・・・。 
 このシーンを監視されていて、あとあと相方のいない間のベッドに触ったのなんのと難癖付けられるのも面倒なので、踏みとどまった・・・あたりで目が覚めた。 

 まぁ何でもない、ホントなんでもない夢ではあるが、前夜の夢の続編という意識で鑑賞した夢は初めてだった気がしたので綴ってみた。

2018年3月11日日曜日

神域と巫女とゾンビ

 夢の話。 

 ゾンビに追われる夢。 
 まぁゾンビ映画が好きなので、そんな夢もよく見る。 

 怪異をいち早く察知したわたしは川沿いの土手を上流に逃げる。 
 逃げる途中に、神社を発見する。 
 普段の散歩でも、神社を探しながら歩くぐらいなので、夢の中での行動もあまり変わらないのであろう。 
 ゾンビといえば、死者であり穢れ。 
 境内が安全なはず。 
 鳥居をくぐり、安全圏を確保する。 
 ・・・が。 
 何故か社務所から巫女さんが二人まろび出て、怪異から逃げるように去ろうとする。 
 慌てて呼び止め、境内は神域だから安全なことを説明する。 
 一応は振り向き、話を聞いてくれてはいたんだけど…。 
 拝殿から出てきた神主が、一目散に逃げだすのを見て、巫女さんたちは神主と一緒に逃げ去ってしまった。 
 まぁ、素人の妄言より、神主の判断だよな。 

 神社の境内が、ゾンビに対して安全だったかどうかは、目が覚めてしまったので検証できなかった。

2018年3月9日金曜日

春の季語

 春一番が、掃除したてのサッシの窓に、埃の渦を躍らせた月初め。
 夕方の街を歩いていた。

 身体を持っていかれそうなほどの強風に、眼もあけていられないほど。
 そんな大風の日でも、女子校生は丈の短いスカートで前を歩いておられる。
 眼もあけていられないほどの大風の中、頑張って眼を開けていたわけだけども・・・。
 最近の制服は、根性が座っておられる。
 特に、裾を押さえるでもないのに、一瞬もひらりとしなかったんだなこれが。
 や。裾を押さえるでもない時点で、まぁひらっとしたところで、レギンスとか履いてられるんだろうけどね。

 帰宅路の 春風ひらりは 季語なのです

2018年3月2日金曜日

2018年2月の鑑賞メーター ~お色気未満のアイドル作品~

 月初め恒例てぬぃっき。
 鑑賞メーター編。

 今回は、映画より映画以外のDVD作品にスポットを当てたい回。
 写真付きで見ると、ちょっといただけない絵柄になるぐらい、グラビアアイドルのIV系が並ぶ。
 グラドルさんなので、露出高めのジャケットは、ぱっと見AVの如く。
 や。突き詰めると、グラドルのIVはAVよりエロく進化するんだけど、ここに並んでいるのはおとなしいものばかり。
 一応、その辺りは考慮していいる。
 この日記の読者は、意外と女性層も多いようでもあるし。
 書店流通のDVDは鑑賞メーターでヒットしなかったり、理由は分からないけれどヒットしなかったりで、実際は+数本見ている。
 テーマはゲーム。
 ゲーム番組でコンテンツを持っているアイドルさんや、実写系ゲームに登場したアイドルさん。
 ゲーム会社の出版社の漫画雑誌のグラビアで知ったアイドルさんなど。
 ゲーム繋がりのアイドルを中心にイメージビデオ盛りだくさんの巻。

 2018年2月の鑑賞メーター
観たビデオの数:14本
観た鑑賞時間:791分

■松嶋初音 初音色 [DVD]
 ファミ通Waveで活躍していたアイドルさんの本業DVD。
 写真集のメイキングではないタイプのイメージビデオより作品。
 お色気描写は多くはないけれど、きわどいショットもなくもない。
 「色」をテーマに、初音嬢のトークが冴える。
 ドラマ性を感じる映像も挟みつつ、鑑賞者を飽きさせない。
 まぁゲームの話題は特にないけれど。
 アイドルらしからぬ口の悪さまで含め、素のアイドルの一面を打ち出し、特にファンに嬉しい内容ではないかしら。
 田舎の風景や、自然の景色が多く、好印象。
鑑賞日:02月03日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4764876

■近野成美 ツアコン [DVD]
 実写系ゲーム「428」のヒロイン役の方。
 凛々しい表情に惚れて作品を探してみつけた一本。
 アイドルのDVDではあるがイメージビデオではなく旅番組に近い。
 携帯サイトとの連動企画だったらしい。
 八丈島を旅する近野嬢がツアーするからツアコン。
 郷土料理体験や、機織り体験。
 現地の小学生との給食や遊戯にと普通のアイドルDVDでは見られない映像は嬉しい。
 逆に、きわどい水着ショットなどはかなり控えめ。
 むしろ、胸をアップにとらえるカメラが煩わしく思えるぐらいの健全な魅力が素敵。
鑑賞日:02月04日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4764878

■原田まり beloved [DVD]
 元「中野腐女シスターズ」で現哲学アイドルの原田まりるの初期作品。
 ゲームコレクターとしても有名で、わたしより沢山のゲームを所有しているなかなかの女傑。
 純粋に肢体をなめるように撮影しただけの正統派イメージビデオ。
 アイドル寄りのグラビアなので、お色気度は普通の水着レベル。
 ロケ地に、街の公園的なところや、竹藪などわたし好みのロケーションも多く好感。
 定番の海や質素なホテル風室内など、10ものチャプターは見ごたえあり。
 メイキング寄りの特典映像に、ポストカードの封入特典あり。
鑑賞日:02月06日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4765412

■『ダークタワー』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
 特に事前情報なしでタイトルに惹かれて鑑賞。
 壮大な原作があったことはここの感想で知った。
 異界と破滅の物語。
 原作は知らないので映画に関して言えば、かなり子供向けな印象。
 少年活劇。
 異界で普通に文字も会話も通じちゃうし、銃の弾丸も互換性あるのかと。
 ここの設定をしっかり語っていたら、多分じっくり楽しめたんだろうけれど、分からない設定を分からないまま進められちゃったので、なんとなく観てしまった。
 夢判断のお姉さんが美人だった。
鑑賞日:02月08日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4765904

■カフーを待ちわびて [DVD]
 戌年にわんこの映画を観よう大作戦【追加公演】。
 犬映画は先月でひと段落にしようと思っていたんだけど、「スノープリンス」のマイコが美人で気になり、ほかに何出ているのか検索したらこちらも犬映画だったのでそのまま鑑賞。
 永井さんの映画かと思ったら違った。
 カフーは犬の名前でもあるんだけれど、それほど犬を前面に推していないのも好感。
 縁結び神社の絵馬に願掛けしたら、その絵馬を見た美人が押し掛け嫁にやってきた話。
 ライトノベルのような安易な設定だけど、比較的綺麗に纏まったのもいい。
鑑賞日:02月08日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4765961

■What if it's a human? [DVD]
 ゲーム系のコスプレもよくこなす有名コスプレイヤーのイメージビデオ。
 コスプレイヤーのビデオということもあり、様々な衣装で登場するが、特定のキャラの扮装は収録されていない。
 お色気描写は控えめ。
 ジャケットとかから、お色気過多を期待すると若干の肩透かしかもしれない。
 基本的に無表情な独特なスタイルは、個性的な魅力をまとっている。
 特典はおまけ。
 ふんどしセーラー刀士の追加エピソード的な殺陣。
鑑賞日:02月09日 監督:フランチェスコ・ファネッリチョン・チョシンArray,Hiroyuki Kitazume,Kenji Miyashita,Takeshi Aoki,Tarô Mozaikuゲーリー・マーシャルクリス・ストークスキム・ジェヒョンArray,Bill L. Norton,Doug Lefler,Harley Cokeliss,John Cameronマーク・サンドリッチルチアーノ・サルチェZo WessonLisa Bourgoujian佐藤順一Array,Billy Bob Thornton,Roberto
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4767399

■水沢柚乃/ゆのしー、初めての恋 [DVD]
 勇者ああああでブレイクした(かどうかは知らんが)超絶ゲーマーアイドル水沢柚乃のイメージV。
 先生(家庭教師?)に恋をした女の子が、気を引くためにちょっとした色仕掛けで誘惑を試みるというテイの構成。
 IVにストーリーを持ってくるのが昨今の流行りなのかしら。
 グラドルIV基準で見ると露出の低めな水着で、お色気は下着的姿ぐらいなお色気要素。
 一生懸命頑張って誘惑している感じはなかなか面白い。
 ゲームの要素は特典含めてないのは仕方ないか。
 ゲームを好きなアイドルは応援したいので、期待!
鑑賞日:02月11日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4767426

■竹内渉/誘惑家庭教師~我慢ができない~ [DVD]
 ヤングガンガンのグラビアで竹内渉の存在を知り、綺麗な人だなと作品を検索したらヒットした割と新しめな作品。
 イメージビデオではあるが、物語性が少なからずあり、生徒こそ殆ど映らないが、お母さんは出演するドラマ寄りのIV。
 タイトルがAVのようで、エッチな展開を期待させるけれど、R15もつかないレベルのおとなしい作品。
 そもそも誘惑もしないし。
 わたし的には、タイプの女性が水着で過ごす姿でOKではあるけど、タイトルとジャケットに期待を膨らませすぎてしまった諸兄はやや肩透かしかも。

鑑賞日:02月12日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4768064

■喜屋武ちあき i Can [DVD]
 インサイドXboxでも活躍していたヲの字系アイドルの企画系イメージ。
 様々なコスチューム&シチュエーション。
 語りやトークもありなIV。
 喜屋武ちあきを様々な角度から披露したファンに嬉しい構成。
 セクシーさは普通のアイドルV並みの穏やかさ。
 名刺サイズの写真封入特典や、ジャケ裏のグラビアが透明ケース越しに見える仕様は、なかなかないファンサービス。
 特別ファンでもないけど、ちょっと嬉しかった。
 コメンタリーは無いけれど、ダイジェスト的に内容を振り返る企画も面白い。
鑑賞日:02月15日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4769441

■団地マニア ~団地プレイはじめの一歩~ [DVD]
 かなり昔に観て気に入り、鑑賞メーターに登録するなら、一番いいタイミングにしようと間合いを測っていたけれどタイミングが来そうにないので雑に鑑賞。
 「鑑賞」という新たな切り口で団地に臨むDVD。
 団地鑑賞のすばらしさを解く啓蒙番組。
 実際、このDVDに影響されて、白髭団地は観に行ったほど気に入ったビデオ。
 テレンス・リーによる傭兵視点での団地の在り方とか、ぶっちゃけ一般人の興味を引くためのキーワード「団地妻」なんてのも絡めつつ、鑑賞物としての団地をひたすらに解いていく。
鑑賞日:02月16日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4772760

■工場萌え美少女 紗倉まな 18歳 [DVD]
 団地のDVDを観た次は工場だな…と、手に取った一本。
 ソフトオンデマンドで紗倉まなではあるが、当時の彼女はまだAV女優ではなくこの作品もR-15もついていないアイドルIVに属する系。
 工場好きな、まな嬢が好きな工場で撮影するというテイで撮られたイメージ。
 「こうじょう」というより「こうば」のうな所でセクシーショットを見せてくれるが、勿論全年齢なので、大事な部分はパイプで隠れている。
 アイドルVはそこがいいんだけどね。
 全編工場かというとそんなこともなく後は普通のアイドルV。
鑑賞日:02月18日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4772765

■gifted/ギフテッド【DVD化お知らせメール】 [Blu-ray]
 旅先で映画を観ようと選んだ一本。
 秋田の映画館にて。
 天才児を天才のまま天才として育てれば人類を牽引する系かをあげるであろう。
 天才児を普通の子供として普通に育てれば、普通に幸せな人生を送れるだろう。
 ひとりの天才児を巡りふたつの主張がぶつかる。
 この子役の演技にも魅せられた。
 表情から、全力で甘える仕草から。
 二人の対立がちゃんと裁判で争われるのもアメリカらしく面白い。
 普通の学校へいって普通の友達を作るか、英才教育で知識をより詰め込むか。
 贅沢ではあるが大切な悩み
鑑賞日:02月20日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4772771

■山下若菜 イラドル [DVD]
 以前観た実験系作品のゲスト昆虫アイドル。
 虫を愛し平然と虫を食べちゃうプロ根性に感服し本業のアイドルビデオを鑑賞。
 今ゲームで「虫姫さま」挑戦中だしリアル虫姫さまって事で。
 ただ虫要素は無かった。
 人をイラッとさせるアイドル「イラドル」寄りだが、普通のIVは普通に綺麗だ…しゃべるとイラッと来るけど芸のうち。
 サイトによっては成人向けにカテゴリーされているようだけどパッケージにはR-15の表示すらないし露出シーンもない。
 特典にネタ。
 詰まらないがプロの芸人よりは面白い。
鑑賞日:02月22日 監督:Mark Piznarski浜名孝行Array,Toshiyuki Hirumaクァク・ヨンボムArray,Marty Pasetta,Todd Morganマーティン・スコセッシ井上秀憲Array,John Dilworth,Jordi Amorós,Maciek Albrecht,Suzan Pitt前田哲うえだひでひとGraeme Lynchバリー・ウォンアンドレイ・コンチャロフスキー田口トモロヲArray,Jem Cohen,Jodi Wille,Jonathan Dayton,Mark Roma
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4772792

■連結部分は電車が揺れる 妻の顔にもどれない [DVD]
 「ゆれる人魚」を検索していてゆれる繋がりでヒットした作品。
 煽情的なジャケットに露骨なポルノ映画かと思ったが、監督脚本が内田春菊とあったので、エロシーンだけの安易な作品じゃないとの予測で鑑賞。
 やはり電車内で揺れに任せて性交渉する作品ではなかった。
 R15。おっぱいシーンこそあるものの性描写はかなり緩やか。
 妻として母として、家庭第一に生活してきた。
 夫の理解の無さに自分を見失い、友人のアドバイスにより、新しい恋に走るべきか「揺れる」。
 色々絶妙なバランスで最後まで引っ張る映画。
鑑賞日:02月23日 監督:内田春菊
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4772796


▼鑑賞メーター
http://video.akahoshitakuya.com/

 映画枠の方も、実は何とか6本見ている。
 鑑賞メーターでヒットしないものも多く載っていないけれど。
 気になる方は、キネノートとかを検索してみてくだちい。
 「巫女っちゃけん」「ゆれる人魚」辺りかな。
 広瀬アリスの迫力ある巫女さんもいいし、セクシーな人魚の映画も素敵。
 一応、年間目標映画63本ではあるけれど、月ノルマは3本以上が目安。
 ただ63を12で割ると月6本以上を目標に掲げるぐらいでちょうどいいので、そんな具合でもいいペース。
 映画以外も観ながら回すと、なかなか段取りが難しいんだけどね。

2018年3月1日木曜日

2018年2月の読書メーター ~旅と涙と男と読書~

 月初め恒例てぬぃっき。
 読書メーター編。

 予告通り電車旅のお供の読書タイムにて数を稼ぐ。
 や。冬の雪国は予想以上のゆき具合に、身動きが取れず+体調も崩し旅先で大きく出回れず、想定以上に数を稼げた。
 いつも大体、持って言った本たちの殆どをそのまま持ち帰るんだけ、今回10冊厳選して持って行って8冊読んだ。
 まぁいつもは、旅先には普段読まないタイプの本を混ぜておくんだけど、今回はぶっちゃけ好きな作家メインで詰め込んだのも稼げた要因。

2018年2月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:5567ページ
ナイス数:67ナイス

https://bookmeter.com/users/682213/summary/monthly
■ワキヤくんの主役理論2 (MF文庫J)
 主役として振る舞い密度の濃い青春を謳歌すべく練り上げられた『主役理論』を武器に高校デビューを果たした主人公の物語。
 脇役哲学の同居人との対立系の話はなりを潜め、ヒロイン的役どころの物語が紡がれる。
 主役脇役の対立を期待するとあれかもしれないが、まぁ前巻で一応の決着を見せているのでその方向は広がらないのかもしれない。
 伏線というほど隠れてもいないところにライトノベルらしい【青春の定石】をどんどん投入し始めている。
 これを理論でどう料理していくのか楽しみなところ。
 弟君が可愛い。
 
読了日:02月02日 著者:涼暮 皐
https://bookmeter.com/books/12484537

■QED 出雲神伝説 (講談社文庫)
 発売してすぐ買っていたはずだけど、面白いのが分かっているから後回しにしていていま読了。
 例によって殺人事件と歴史の謎をいっぺんに解くシリーズ。
 解法に独特の観点が必要なので、シリーズを通してタタルの論法を理解していった方が理解が深まり面白さも増幅される。
 このシリーズを読むとタクシーはマイナーな旧跡もマスターしているように思えるけど、実際地方で試みるとタクシーの運転手さん大抵頭抱えて調べまくるのよね。
 もっとリアルに、旧跡近くの別の目印を伝えるべきだと思うんだ。
 カンナとのリンクも素敵。
読了日:02月03日 著者:高田 崇史
https://bookmeter.com/books/5822351

■ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 (角川スニーカー文庫)
 26歳男性独身サラリーマンが家出女子高生を拾って同居する「だけの」物語。
 AVかエロ漫画のような基本設定ではあるが、そこから思い切って「エロ」を取っ払って、非現実的な基本設定を現実的に描いた掌編連作。
 元々がWeb小説らしく、短い話が積み重なって一冊になっている。
 そこに、主人公を取り巻く様々な女性の構図が面白い。
 日常系であり、その殆どが事件とも呼べないような事象ではあるが、そのテンポの良さが読みやすさに繋がり、一気に読めた。
 もっと、複雑にドロドロしたギリギリの攻防的な長編的な続編を希望。
読了日:02月05日 著者:しめさば
https://bookmeter.com/books/12592431

■俺の股間がエクスカリバー! (講談社ラノベ文庫)
 アニメイトのレジの娘は今日もかわいい。
 なかなかレジに持っていきにくいタイトルではあるが、あまりにあんまりすぎるタイトルに思わず手が伸びてしまった。
 股間に「せいなる力」が宿っただけで、あとはスタンダードすぎるほどスタンダードな流れなのは、ある意味正解なのでしょう。
 構成がこなれたポルノ小説のそれだなと思っていたら、もともとそっち畑の作家さんらしい。
 お色気に特化していないライトノベルレーベルでは行き過ぎなレベルの描写の連続で期待を裏切らない。
 ただまぁ流石に挿絵の方は描画されていないけどね。
読了日:02月08日 著者:遠野 渚
https://bookmeter.com/books/12624812

■あなたの健康を損なうおそれがあります (Novel 0)
 タイトルに惹かれて購入。
 異能を用いて、怪異を解決する現代ファンタジー。
 正直昭和のジュブナイル。
 ブラック企業に搾取されていた主人公が異能の発現と共にホワイト企業に転職し、異能を武器に怪異な事件を解決していく、テンプレートな流れ。
 ぶっちゃけ超能力で超常現象を解決するだけの物語。
 短編連作式。
 ブラック企業の定義もあるだろうが、ブラック企業のブラックさが伝わってなく、普通に順応していた風に読めちゃうし、ホワイトらしい企業が健全なのかも疑問符が湧かないこともない、テーマなのに。
 普通。
読了日:02月10日 著者:作楽シン
https://bookmeter.com/books/12525245

■回想のぬいぐるみ警部 (創元推理文庫)
 キーになったりならなかったりするけれど、ぬいぐるみが登場するミステリ短編。
 ぬいぐるみを愛する超絶美形な切れ者警部と、彼を取り巻くチームで事件を解決して今物語。
 日常の謎の文法を殺人事件に取り入れたような印象。
 突飛な偶然がパズルめいた作用により、複雑になった事件をうまい具合にほぐして解決する流れには、好き嫌いが判れるかもしれない。
 そこをコメディタッチのテンポでのフォローでまとめている気がするので、わたしは割と好き。
 ただ、やっぱり探偵役はぬいぐるみ警部に全部担って欲しかったかなぁ。
読了日:02月11日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/11541399

■パンツあたためますか?2 (角川スニーカー文庫)
 前巻で割と綺麗に纏まっていたのでこの続編を観たとき、どうなっているのか興味があった。
 全く別の主人公の話であってもおかしくないかなぐらい思っていたんだけど、前作の直系続編だった。
 凡百のライトノベルに対するアンチテーゼの如く、モテ期が到来し登場する女性たちに惚れられるまるでライトノベルの主人公の様なライトノベルの主人公。
 普通のライトノベルの主人公が決して味わうことのない現実味のある怖さが表現されていると思う。
 いい意味での裏切りが心地いい。
 シャレの効いた主人公の発言表現も割と心地いい。
読了日:02月14日 著者:石山 雄規
https://bookmeter.com/books/12472216

■森博嗣のミステリィ工作室 (講談社文庫)
 文庫派なので著者の講談社文庫の本を刊行順に読んでいったらS&Mシリーズ10冊の後にこの本に辿り着いた。
 ルーツミステリ100冊紹介や自作解説。
 専門誌・業界紙に寄稿したエッセイなど。
 はたまた、学生時代マンガを描いていた頃の作品まで幅広く森博嗣のルーツを辿る本。
 ただ自作解説では、文庫ではこの次の刊行となる「地球儀のスライス」まで語られてしまった。こういうことがないようにわざわざ刊行順に辿っていたのに。
 同人サイズの漫画を文庫に縮めたマンガがかなり読みにくかったのは残念。
 趣味と研究と執筆。
読了日:02月14日 著者:森 博嗣
https://bookmeter.com/books/554157

■水族館の殺人 (創元推理文庫)
 ある意味館シリーズの第2巻。
 探偵役が高校生で学校じゃない舞台で捜査することそのものに無理がある気がしなくもないけれど、そういう設定なので仕方がない。
 ヲタ少年が報酬に釣られて探偵するシリーズ。
 水族館を舞台に限られた容疑者の中から犯人を絞り込んでゆく。
 探偵の独り言から、考えを読み取り読者なりに考える余地を残してくれる。
 読者への挑戦あり。
 「体育館」「水族館」、起承転結でいえば次は「転」。
 「ジンギスカンの殺人」とか「ペンタデカンの殺人」とか変化球で来ると推測。
 「太田道灌の殺人」。
読了日:02月19日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/11053206

■引きこもり勇者VS学級委員長まおう (ファミ通文庫)
 あの事件以来少なくなった気がしなくもない「学校を舞台とした魔王と勇者モノ」になんとなく反応してしまい購入。
 魔王来襲に備え最強の勇者を仕上げ待ち構えていた人類に魔王が和平交渉。一気にいらない子になった勇者が引きこもりに、そこへ学級委員に就任した魔王が…な話。
 表紙で勇者がコントローラを握っているように、ゲーム系ライトノベルとしても楽しめる。
 魔王と勇者がゲームで遊ぶ物語でもあるわけね。
 割とベタなので展開は読めないでもないけれど良質のホラー作品の如く、くるぞくるぞと思わせて本当に来る展開は最高。
読了日:02月19日 著者:春日山 せいじ
https://bookmeter.com/books/12556909

■カンナ 戸隠の殺皆 (講談社文庫)
 カンナシリーズの5冊目ではあるけれど、QEDシリーズとも共通する解釈も多いので、刊行順に両シリーズを追った方がより楽しめると思う。
 現代忍者アクション。
 歴史は覚えるものではなく考えるものとして事件のついでに歴史の真実を探る。
 今回は「戸隠」ということで、「岩戸」「紅葉」などの伝説に迫るけれど、独特の解法が展開するため、この本だけ読むのは勿体ない気もする。
 物語も恋に組織に色々複雑に絡まって面白くなっているけれど、そんなことより歴史の謎をもっと追ってほしくあっちゃう。
 や。面白いんだけど。
 
読了日:02月19日 著者:高田 崇史
https://bookmeter.com/books/6727957

■なぜ、勉強オタクが異能戦でもトップを独走できるのか?3 (GA文庫)
 異能犯罪を異能で取り締まる英雄を育てるための学校でレベル1の貧弱能力ながら無双の勝利を連取する主人公の話、完結編。
 主人公の異能の正体から、ヒロインの家庭事情、ラスボスに至るまで、綺麗に詰め込んで綺麗に纏まったTHE完結。
 3巻で終わるのも勿体ない気がしなくもないけれど、風呂敷を広げっぱなしで打ち切られるのはもっと勿体ないから、ちゃんと結末が読めてよかったのかもしれない。
 打ち切り漫画の如くな無理やりな伏線回収感もなく、強引なラストという風にも感じなかったので最初から予定されていた展開だったかな。
読了日:02月20日 著者:霜野 おつかい
https://bookmeter.com/books/12616107

■さよならは明日の約束 (光文社文庫)
 ビブリオミステリに属するのかしら。
 実在したりしなかったりする古書が絡んだり絡まなかったりする事件性があったりなかったりする本格ミステリ。
 蔵書に囲まれた喫茶店で本好きのマスターと読書マニアの女子高生とB級映画狂の男子高校生が、謎を推論に推論を重ねて真相を検討していく物語が詰まった短編連作。
 特にシリーズものではないので、この本からで十分楽しめるけれど作中著者のデビュー作を引き合いに出すシーンがあるため「解体諸因」を先に抑えておくとちょっと嬉しいかも。
 恋愛要素も謎絡みの構成は完璧恋愛ミステリ。
読了日:02月21日 著者:西澤 保彦
https://bookmeter.com/books/12451833

■たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語4 (GA文庫)
 安定のシリーズ第4巻故基本構造は割愛。
 初心者向けの枯れたダンジョンに高レベルモンスターが出現してんやわんやする話。
 ゲームでいうとウィザードリィ的な展開かしら。
 王様が懸賞を保証し冒険者がダンジョンに挑む。
 ユーモア系なのでその報酬にミスがありとんでもない報酬が約束されちゃった展開になるわけだけど。
 物語の大筋が固まった巻かもしれない。
 そんな方向転換の巻だからか、いつも冴えるすれ違い&勘違いネタもいつもほど多くなく、やや残念。
 もっと日常寄りの話の方が勘違いの面白さが引き立って好き。
読了日:02月22日 著者:サトウとシオ
https://bookmeter.com/books/12541272

■見えない復讐 (角川文庫)
 ド社会派なテーマをド本格で料理したミステリ。
 読み始めて数ページ、社会派っぽいテーマに投げ出したくなったけれど、社会派だとしてもこの作者が面白くないはずがないと読み進めたら、やっぱり面白かった。
 犯罪が絡んだり絡まなかったりする日常の謎レベルの話も混ぜつつ、短編連作的に展開する。
 反論もなくもない推理もなくもないけれど。
 超絶天才が二人登場し、それが敵対していない立場から超絶推理で探り合う。
 名探偵vs名犯人とは全く別の方向性の推理合戦こそ、この作品の読みどころな気がする。
 最後も納得。
読了日:02月22日 著者:石持 浅海
https://bookmeter.com/books/7357290

■僕と君だけに聖夜は来ない (角川スニーカー文庫)
 スニーカー文庫の折り込み広告に『「好き」-彼女の言葉が世界を巻き戻す。』とあり、タイムループものは数あれど大抵「死」がトリガーとなり「好き」というのは珍しいと思ったんだけど…。
 よく読んだら「好き」を引き金に彼女が死に時間が巻き戻る流れのようだ。
 まぁそれでもタイムループものは好きなので興味深く読む。
 主人公がループ脱出のためにタイムループ作品を勉強し倒し、解法を探る流れは好感。
 タイムループはミステリとして語られることも多いが、この作品に関してはミステリ的要素は少ない印象。
 
読了日:02月22日 著者:藤宮カズキ
https://bookmeter.com/books/12473145

■俺の青春に、ゲームなど不要! (電撃文庫)
 中学時代クラスでハブられゲームしか友達がいなかった主人公が、高校デビュー的に普通に生活できるようにとゲームを封印する話。
 学校でゲーム仲間とゲームをする系ライトノベル。
 作家がそういうオーダーを受けて書き上げたのでしょう。
 出鱈目なゲーム用語に間違った使い方、大昔の小学生向けファミコンマンガな感じの作品。
 ゲーム描写以外でも、ご都合展開も多く残念。
 取り敢えずオーダー通り仕上げたって感じ。
 ゲームは実名では登場しないけれど、モチーフのあるものはなんとなくわかる感じには書かれている。
読了日:02月27日 著者:高峰 自由
https://bookmeter.com/books/12578891


▼読書メーター
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 大分多く読んだ1月よりさらに多い17冊。
 ナイスも安定してボチボチ。
 なんと今回、著者自ら「ナイス」していただく栄誉にあずかりましたよ。
 ・・・ワルクカカナクテヨカッタ・・・
 ライト枠は新作を中心に適当に。
 ミステリ枠は、今年は当分これ推しで行く作戦・・・「石持 浅海」「高田 崇史」「森 博嗣」の三人をレギュラーでローテーション組んでその合間に、ほかの作家の作品を挟んでいく大作戦。
 まぁ現在「西澤 保彦」が準レギュラー的頻度で顔を出しているけれど。

 3月は流石にペースダウンするかしら。
 や。特にペースを落とす要因もないんだけどね。
 去年でいえば、特に何もなければ6~7冊が普段のペースだから、普通に戻る感覚で。