2015年11月29日日曜日

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

裁判長!ここは懲役4年でどうすか
★★★★☆
2015年11月某日 鑑賞
DVD

2010 日本
96

監督
 豊島圭介
脚本
 アサダアツシ
キャスト
 設楽統 片瀬那奈阿曽山大噴火 
映倫
 G
傍聴、無料。立ち見、不可。

おっぱい
 ない。
ゲーム
 なし。

【人生】
 「猿山村法廷映画祭り」。
 人生を大きく変えた映画というモノが存在する。
 この映画は間違いなくそれに該当する一本。

 主人公は映画の脚本でデビューし・・・それが鳴かず飛ばず・・・なんとか企画をでっち上げてしのいでいる三文ライター。
 美人映画プロデューサーの目に留まり、愛と感動の裁判映画の脚本を書くように依頼される。
 裁判員制度が導入され、裁判映画のブームが来ると読んでの依頼。
 そのために、裁判の傍聴でたっぷり取材するように指示が出る。
 裁判の傍聴を続けるうちに、傍聴マニアと知り合いになり、傍聴にハマり・・・という流れの映画。

 原作は、物語ではなく、エッセイ寄り。
 編集部から、傍聴モノを書くように依頼されて、傍聴しているうちに、マニアと知り合いになりハマって行った・・・って流れだったと思う。
 エッセイだから、フィクションではなく、実際の裁判なのでより面白かった。
 
 それが、一回マンガになって、マンガを原作にドラマ化され、映画に至る。

 このドラマ版が、正直わたしには詰まらなかった。
 究極的につまらなかった。
 漫画原作って事で、変にコミカルな作りになってて、裁判中時間を止めて、主人公たちが学習漫画のノリで事件の解説したり、かなりがっかりした。
 好きな演者陣だったのだが、好きになれなかった。

 このころのわたしは、旅の目的を探していた。
 旅の面白さ気付き始めたころ。
 ただ、旅には目的があればより面白くなる。
 何か、面白いテーマは無いかな。
 そんな時期に出会ったのが、この原作であり、マンガであった。
 「裁判の傍聴」って面白いかもしれない。
 全国の裁判所を巡り歩いて、傍聴して回る。
 なかなか面白い旅のテーマだ。
 ただ、実際の傍聴って、どんな感じなんだろう。
 ・・・そんな思っていた頃に始まったのがドラマ版。
 やった!これで実際の傍聴の感じがわかる!
 ・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。
 実際は、コミカルにされちゃったから、服装だとか手順だとか、何の参考にもならず、ガッカリ度を深めた。
 ・・・ここで、何の参考にもならなかったから、傍聴めぐりは廃案にして、代わりに思い付いたのが、神社めぐりだったわけだ。
 ・・・だから、人生を変えた一本。
 このドラマが、ちゃんとしていたら、わたしは現在、休みが取れたら地方都市へ行き、裁判めぐりをしていただろう。
 裁判めぐりをしていたら、動画や写真も撮っていないから、ユーチューブに手を出すことも無く。
 動画の宣伝用に立ち上げた、このブログもやっていなかった(まぁブログに関しては傍聴ブログを立ち上げたかもしれんが)。

 ただ、それはドラマの話。
 この映画は、ドラマの映画版だと思って、長いこと無視していたんだけど・・・。
 ここで法廷映画を立て続けて観てみようと思いつき、この機会に買ってみた。
 ・・・あれ?別物?
 こちらは、マンガ版ではなく原作を原作にしている感じ。
 実際の裁判所も、入り口に持ち物検査があったり、しっかり描かれていて、ちゃんとした裁判所で起こる、意外な展開・・・的な原作寄りの面白さを追っていて好感。
 あぶなかった。
 当時この映画までしっかり観ていたら、神社めぐりではなく、裁判所めぐりをしていたかもしれない。
 そういう意味で、この映画もまた、わたしの人生を変えた一本。

 ただ、地味な裁判の積み重ねだけでは、映画として盛り上がらないので、裁判における「傍聴」というテーマで、傍聴人まで含めて裁判なんだという視点で物語を盛っている。
 それによって、ちゃんと映画としても成立していて、かなり好感。
 劇場で観てなくてよかったと思った。
 ・・・観ていたら観ていたで、面白い人生だっただろうけどね。

 ・・・で、DVDなので、特典の感想も。
 オーディオコメンタリーは無し。
 メイキングは、「裁判長!監督は懲役何年ですか」とタイトルして、演者が監督の罪を挙げていくスタイル。
 普通のメイキングは、お互いを褒める退屈なものが多いが、問題点を追及して、監督が答弁する形は、少し面白い。
 いい感じに裏話が聞けたり、ミスしたポイントがあらわになったり。

 もっと、ちゃんとボロカスに言ってもよかったかもしれないと思わないでもなかったけど。

 タイトル「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」は、もともとエッセイのタイトルという部分を汲んで解釈する感じ。
 実際に、傍聴人が判決を提案する作品ではなく、裁判を見ていると、その裁判の判決の予想がだいたい見当がつく・・・そこまでの域に達した傍聴マニアの話・・・ぐらいの意味。

2015年11月20日金曜日

06【NOeL】20 november

 11月20日の想い出。
 ある年の11月20日、よくわからない用事の付き添いを頼まれ、女性と街へ出る。
 その用事の後、ちょっと一緒に歩こうという運びになり、城址公園を歩く。
 そこで、告られてわたし人生はじめての恋人ができた日。

 嬉しくなって、この後もう少し一緒にいないかという誘いを断られ…。
 その次、最初のデートをすっぽかされた、謎の告白。

 女の子はいろいろ記念日を大事にするという話だからね、忘れないようにしっかり覚えていた11月20日。
 まぁ、次の11月20日まで持たなかったから意味無かったんだけど…。
 そのこの誕生日は覚えていないが、この日は今も覚えている。
 11月20日。
 20 november
































 ・・・ということで、20 november。
 まぁ言ってみればこの演出がしたくて、11月まで更新を待った感じ。
 初代ビートマニアの難しい曲・・・このタイトルが「20 november」。
 11月20日の事件を語るにふさわしいオープニングかと。
 現役当時は、ちゃんと弾けたんだけど、今は全然腕が覚えていない。
 オートプレイの演奏をわたしのプレイに被せた感じ。
 ・・・で、あまりにミスの多い部分の画面をノエルの画面に差し替えて誤魔化したのさ。
 現役当時のデータが入ったメモリーカードを無くしてしまい・・・実機で出そうにも、いくつもあるはずの専用コントローラが見つからない(4つ以上持っているはずなのに!)・・・。
 何件かハシゴして、慌てて専用コントローラを買った内緒のミッション。
 その旅の模様もいつか日記に書くかも!
ゲームの方も、勿論11月20日。
 修学旅行から帰った娘達との会話。
 そして、会えない時間が二人の絆を強くする。












突然カホからの告白・・・君のことが好きなの!つきあって!














緊張しながら返事を返す。
 セピアの演出は編集ソフトを使いました、スローモーションもかけてします。













・・・え?
 や、付き合って…と言われて「付き合う」と返事して・・・そのリアクションが「はぁ?」・・・。
 な、何かの間違いに違いない。
 リセットしてもう一度・・・。














君のことが好きなの!大好きなの!
 わたしとつきあってくれない・・・かな?















 もちろん、この画面の色遣いの演出も、編集で施しました。
 文字とかもね。










































 ・・・・・・。
 何度か試したんだけど、「はぁ?」意外のコメントを引き出すことはできなかった・・・。
 謎の告白。
  ちなみに残りのふたりは、とくにわたしが恋しくなることは無かったようで、他の友達と電話したり留守電だったり。
 エミさんは写真現像に出したりで疲れて休んでいたらしいけど。





ここで、後日いつの間にか届いていたビデオレターを鑑賞。
 っーつか、このアングルで撮影するとは、おもいでくんのパワーアップ凄いな。
 まぁこの飛行機そのものにカホ達が乗っていたわけじゃないんだろうけどね。
 別飛行機だとしても、このアングルで撮影するのは結構大変な事だと思うよ。








サービスシーン。
 この手は絶対揉んでます。


















カホさんも股広げて、胸元もセクシー。
 おもいでくんは深夜も休まず、彼女たちのあられもない姿を撮影し続けていたんだね。
 えらいっ。













カラオケシーンとか、2カメ以上動いている気がするんだけど。
 いくつ持って行ったんだ!?

 エミさんのこのポーズは普段のキャラと違う気もするし、おしゃれに興味のないユカさんの短いスカートなど、キャラもぶれる異国の地。









エージェントが見つけてきた情報。
 惚れっぽいカホだけど、いまはわたしだけをすきでいてくれているらしい。
 ・・・ここ数日、ごめーんまた電話して・・・的な、冷たいあしらわれ方しかされていないんだけどな、どこまで信じていいの?

 たまーに、ラブラブモードに入って、熱っぽいこと言ってくれるんだけど・・・
 毎日電話してねっ!とか・・・






酷い仕打ちの極め付け。
 「わたしはただいま出かけています」
 だけど、留守電機能発動中を示す画面左上の赤いマークが無いのよ。
 つまりこれは、留守番電話のふりをして喋って、一方的に切った・・・って事になるんです。
 酷いよな、酷いよね。
 何このバレバレの拒絶。
 こんなことをされるぐらいなら、きっぱり嫌いと言ってほしい。
 ・・・まぁ仕様の問題なんだろうけどね。
 この日に電話をかけたというフラグを管理する為に、留守電画面以外を表示する必要があった・・・とかね。
 その画面に留守電マークを入れられなかったのかな、逆にすべての留守電から留守電マークを外す仕様にしてもよかったんだけどな。
翌日謝ってきたカホ。
 バイトが遅くなったらしい。
 居留守使ったのに?・・・や、まぁ仕様か。
 写真は、「キライ」ボールを敢えて取らなかったシーン。
 スルー必須のボールは、ほとんどないが数少ないボールのひとつ「キライ」。
 「明日もバイトで遅くなるかもしれないけど、電話してね。」







酷い仕打ち。
 遅くなるけど電話しろっていうから、毎日声を聴きたいというから、時間を見て何回も電話したのに。
 遅い時間にかけてくるなというお叱り。
 システム上反論もできないし・・・君からかけてきてもいいんだぜ?









そんなこんなで、段々熱の冷めていくカホ。
 しゃべりたくない、一人で考えさせて。
 ・・・
  まぁリアル女性も、こういった理解不能な行動はするけどな。
 告った日の夕方に別の用事を入れていたり、最初のデートをすっぽかしたりな・・・。
 11月20日に始まった恋愛なんてものは、そんなものなのさ。
 だんだんカホのテンションも下がってきて、話したくないとまで言われる辺りで、今回の動画はおしまい。






 動画版もよろしく!

2015年11月19日木曜日

05【NOeL】 その歌声は掻き消えて

 11月。
 4月の更新から放置気味だったNOeL動画の編集を再開。
 ゲームも11月のシーンからだし、ちょうどいいよねという都合のいい理由。
 NOeL動画はわたしのチャンネルにしては再生回数の伸びのいいシリーズなので、中断はすべきじゃなかったかもしれないんだけどね。

 所謂「恋愛シミュレーション系」は避けてきました。
 結構昔から、未来にこんなゲームが出る・・・的な予想がされていたのよね。
 マンガの中の未来のゲームとかで。
 それが割とそのまんまの形で登場したのを見た瞬間に白けちゃったね。
 スキルアップさせて能力を上げて、女の子にアプローチしてデートを重ねて。
 ここまでは、ゲーム素人にも考え着くレベルじゃないですか。
 ・・・
 女の子がアニメベースの非現実的な感じだったり。
 男の子にとって最大の壁である「電話を掛ける」「デートに誘う」が、さらっと流されたり。
 ・・・や、そのリアクションは、アニメや漫画の女の子だけじゃね?的な感じがね・・・まぁ実際やり込んだゲームが無いので、偏見の部分も多いんだけどさ。
 雑誌やゲーム番組で露出されている部分だけ見てもそんなに感じちゃうんだよね。
 ・・・さらに言うと、これに声優が加わることで、もっと白けちゃう。
 言ってやれよ、リアル女の子はこんなんで落ちないって!・・・って思っちゃう。
 ・・・
 まぁ実際偏見率高いので、いつか一本真面目に取り組んでみたいとは思うんだけどね。

 今までプレイしたこれ系は・・・「ルームメイト井上涼子」ぐらいかなぁ。
 これも会話ベースの変わり種ではあったね。
 恋愛要素のあるRPGとかもいくつかあったけど。

 恋愛ゲームと言えばひとつエピソードがある。
 昔、知り合いから「恋愛ゲーム一緒に作らないか」と誘われたことがあったんだよね。
 や、たぶん、ゲーム好きだから、当然恋愛ゲームも大好きでやり込んでいるに違いないという前提のもとに誘ってくれたんだと思うんだけどね。
 たぶん、多くの仲間に声をかけて、恋愛ゲームの「あるある」を集めて、独自の世界観の集大成的なものを目論んでいたのでしょう。
 ・・・ただ、わたしは前述の通り恋愛ゲームには不満点ばかりなので・・・断るかと思いきや・・・逆に火がつきまして・・・
 自分の中での恋愛ゲームの不満点をピックアップして行って、それを解消したゲームシステムを考え、これなら「恋愛」を「ゲーム」に落とし込んだ面白いゲームになるぞ!ってアイデアを思いついたんだけど・・・。
 声かけてくれた人は、当然「典型的な恋愛ゲーム」を作りたかったわけで、返信の返信は来なくなりました。
 ・・・でも、このアイデアは面白いと思うんだよな。
 今後ゲーム創る機会があったら、作ってみたいゲームなんだよね。
 まぁ、リアルに恋人のいないわたしが考えたゲームだから、既存の非現実的恋愛ゲームよりももっと非現実的かもしれないけどね・・・へへっ。

 11月。彼女たちの話題は『文化祭』。
 百聞は一見にしかず
 送られてきたビデオメールを鑑賞することにします。
 「今日の代歩ちゃんてば 大胆!ウフッ」
 ってことで大胆な動画なのでしょう・・・でも編集作業はユカさんのはずなので、このセリフもユカさんの創作かも知れないけどね。
  喫茶店の模擬店でプロのウェイトレスなカホさんの接客。
 気合の入ったメイクは、男は多分引く感じ。
 でも女子高生が気合い入れると、こんなメイクになるよね。
 ある意味リアル。
   ピアノの弾き語りは、やはりバイトでプロのエミさん・・・ただ・・・ピアノの音も歌声もカットして別の曲を被せてしまっている・・・かなり悪意のある編集。
 ここは、BGMを絞って歌声聞かさなくちゃダメじゃん・・・ゲームの制作費の絡みなんだろうけど・・・ここに字幕で「おもいでくんマイクの不具合で音が収録されていませんでした」ぐらい入れると、プロでもたまにやらかす事故だけにリアリティ増すんだけれど…その辺りを求める動画マニアは少ないか。
   自作のゲームを披露する由香さんだけど、HMDではギャラリーに迫力が伝わらない気がしなくもない。
 バイトでゲーセン店員しているユカさんは、実演の方は一応プロと言えるのかもしれない。
  そして、エミさんの歌声はカットしたのに、カホさんがフザケテ真似している歌声は収録している悪意のある編集。
  インサートまでしっかり撮影するおもいでくんの機能に感服。
 まぁユカさんが手動で撮った画かも知れないけれどね。
  ちゃんと着替えのシーンも撮影する心得た編集。
 ユカさんの編集済みだからね、大事な所は・・・ごにょごにょにょ
 この後、カホさんは、ストンとスカートを落とす・・・落としたら拾わなくちゃいけないから、手間がかかるわけで、この脱ぎっぷりも実はカメラを意識していたモノなのかもしれない。
  高校生の文化祭で、たい焼きは珍しいかもしれない。
 たこ焼き器はよく売られているけど、たい焼き器はあまり見かけない気もするしね。
 画から読み取ると、いわゆる養殖系だし、大量生産系は一般に売られにくい気もする。
 レンタルかな。
 一瞬のシーンにここまで考察する必要も無さげだけど。
ピアノコンサート午後の部も収録。
 撮影した順番に編集していくのは、わたしのような素人編集家のよくやる手法。
 時間が短いので、午前の部の見所と午後の部の見所を一緒にした方がすっきりするんだけどね。
 午前マイクが故障していたなら、午後だけに絞って長めにするとか。
 ・・・や。
 午後の部も音声カットされていたから、午後もマイク故障していたのかな。






文化祭のエピソードも終了。
 何事も無かったかのように、ユカさんは別の話題に夢中。
 入手した性格診断ソフトを試したいそうだ。
 画面左下の「声紋分析」ってやつだね。











・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。
 ・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。
 あ-ユカさんまでも、見つめ合うと素直におしゃべりできない症候群に・・・。


 ウソ発見器の応用で、すべての質問に「いいえ」で答えてくれというんだけれど・・・。
 質問はきても「いいえ」のボールが無いので、答えられないうちに診断終了。
 結果も出ないまま、ほったらかし。





その後の話題でさりげなく「旅行から帰ってからかな」みたいな言葉が出てくる。
 まぁなプレイヤー的にはゲーム展開から修学旅行辺りかなと予想は出来なくはないけどな。
 ・・・って事でエージェントを飛ばして情報を集める。

 こんなオマケ的深い意味のない情報から・・・








・・・絶対わたしが見ちゃいけないレベルの誤爆メールの情報まで・・・。
 電話で仲良くなっている男はわたしだけじゃなかったって事だよね・・・。
 ・・・まぁ真相は、ゲーム終盤デートの約束を取り付けた未来のわたしが読むべき情報が、不具合で今見えちゃっているってところなんだろうけどね。








・・・で、ようやくヒットしたのが、こちら。
 修学旅行は外国ですか。

  ・・・
 毎日電話しているのに、彼女たちの口から、それ系の話題が出ないのはなんか、寂しいね。
 知ってて当然な前提っぽく、話題に上ることはあるんだけどね。
 ・・・
 で・・・
 旅行中は、当然毎日留守電。
 国際電話が今ほど安くない時代だったしね。
 女の子との会話を楽しむゲームで一週間以上会話できないっていう、放置プレイな時間を耐えて・・・やっと出てきた女の子の情報は・・・。































 ヘアサロンですか・・・。





 ・・・ってことで、次回、旅行から帰ってきた彼女たちとの話題の様子は、明日更新。


2015年11月16日月曜日

04【NOeL】 見つめ合うと素直におしゃべりできない

 いつも、2回目ぐらいに語っているファーストインプレッションがまだでした。
 1回目はゲームシステム紹介が濃くなるので、枕あっさり傾向。
 2回目は、テレビ電話について語ってしまった。
 3回目で、本編に合わせて攻略本をテーマにしちゃったから。

 NOeLゲーム静止画日記第4回。

 所謂恋愛シミュレーションゲーム系が嫌いなのです。
 なのでほとんど触れずに現在まで来ているのです。
 まぁその中でも、このゲームは毛色が違うらしいということで、多少興味はありました。

 いろいろゲーム検索して調査しているうちに、ノエル3が面白そうだって事を発見する。
 テロリストによって占拠された学校内部と対話するゲーム。
 テレビ電話で学校内部の状況を把握し、女の子たちに指示を出すことで、エスケイプを促す系・・・と解釈している。
 調べてみると、この3はそれまでの流れと大分ゲーム性が異なるらしいんだけど・・・シリーズ物は1からやりたい派。
 取り敢えず、全部押さえた感じ。
 そしてさらに調べると、2の舞台が今年らしい。
 「今年のゲーム今年のうちに企画」でプレイできるじゃないか・・・。
 ・・・って事で、予定では2月半ばぐらいまでに、サクッとこの作品を終えて、3月末までに2をクリアする予定だったのよね。
 ・・・
 や。拘らずにサクサクプレイすれば、簡単に進めることができたとは思うんだけど…凝り性なので。
 ゲームシステムの検証とか、巧く行かなかったシーンはリセットしてやり直しとか・・・。
 おかしいなと感じたシーンは納得するまで繰り返したりした結果・・・ずるずるプレイ時間は長引き・・・まぁプレイ自体はそれでもかなり前に終了しているんだけど、編集作業はまだ終わっていないテイタラク。

 ギャルゲーだけど、漢気あふれるゲーム。
 余分なモノは一切ない。
 音楽無し、文字も無し。
 タイトル画面すらない。
 取扱説明書に、ゲームの目的すら書いてない。
 女の子と会話を楽しむだけに専念するつくりのゲーム。
 斬新なシステムで、従来のゲーム性を排除しようという気配が垣間見られる。
 排除しすぎてとっつきにくい部分も無くも無いけどね。
 基本的には、女の子の会話から読み取る話題ボールを拾って、言葉のつなぎ目に放り込むだけのゲーム。
 会話の・・・なんとなく終わりそうかな・・・って頃合いで放り込む。
 タイミングが遅いと会話終了だけど、早いと話題を打ち切られて次の話題に飛んじゃうので、しっかり楽しめない。
 法則性(例えば「必ず3段階の区切りがある」とか)とか無いから、見誤っても、悔しがることすらできない。
 もうちょっとゲームゲームした部分があってもいいと思ったのよね。
 もっとじっくり調整すればもっと面白くなった気がする。
 2で改善されているのかしら。
































 2の舞台が去年から今年ということで、この1の世界はその前の年あたりが舞台。
 ・・・ただ、このゲームの発売日はかなり昔なので当時からしたら未来のお話。
 そう架空の未来のニッポン。
 この日本の社会では、女子高生にお酒を飲ませても、OKな世の中らしい・・・というようなことが攻略本に書いてあって気がしなくもない。
 まぁ現実の世の中は、勿論飲んじゃダメだし、建前上飲んだ飲ませたをアピールするのもアウトだし、なにより、大目に見るから飲んじゃえよ!ってススメテも飲まない若者が増えていることが社会現象になったりして居たりしちゃうんだけどね。
何の脈絡も無く、突然電話できるようになっていた3人目のヒロイン。
 ここでも不具合を疑った。
 まず紹介されて、電話できるようになるのが自然な流れじゃん。
 紹介シーンがカットされちゃまずいと思うのよね。
 何度かやり直してみたけれど、紹介シーンは出てこなかった。
 エミさん。
 「はい、さのくらです」 「はい、さのくらです」「はい、さのくらです」 「はい、さのくらです」「はい、さのくらです」 「はい、さのくらです」「はい、さのくらです」 「はい、さのくらです」・・・・・・延々繰り返してられるんだけど、かなり自己主張の激しい娘?
 リセットしたら、「はい、さのくらです」 は1回になったんだけど、口をパクパクさせながら、何やら訴えたげな目でこちらを見つめてられる。
 ・・・なんかこのゲームこんな風景がよくある。
 とくにエミさんは・・・エミさん一発目はバグり率高いので、まず別の娘にかけてからにするとよさげ。

 ・・・って事で、まずユカさんをかませたら・・・「いまエミと長電話中このまま話させてほしい」と会話を断られる。
 すぐエミさんにかけると…会話してくれる・・・ユカさんとの長話より、わたしとの会話を優先してくれたのか、ユカさんの話していたエミは別エミか・・・。
 まぁいいや。







この文字は、動画の演出としてわたしが編集ソフトで挿入した。
 文字の出ないゲームだからね。
 明日の準備が今終わったと見ろだから沢山話せるねって嬉しい言葉。











えっ、さっき終わったから沢山喋れるって・・・。
 話してみたら思いのほか楽しくなかったから、打ち切る口実を適当に見繕った感じ?
 女の子ってこういう矛盾した言動よく取るよね。
 矛盾を指摘して「こんなにぼくのこと嫌い?」って聞いても理屈抜きで「そんなことないよ」って返すんだよね、これも肯定の意味になるんだけどな。
 リアルな会話シミュレーターは、そんなトラウマを刺激する。





そんなん思っていたら、「ちょっと待ってね」といったきり、こちらを見つめたまま動かなくなってしまった。
 ・・・・・・。・・・・・・。・・・・・・。
 見つめ合いと、素直に、おしゃべりできないんだなぁ。










カホのこれは、不具合じゃなくて演出と信じたい。
 普段は手を伸ばして端末を切る動作をして画面が切れるんだけど・・・。
 ご覧の通り、そんな動作なく画面が切れていく。
 このゲーム一か月に会話できる時間が決まっているので、その時間が経過しちゃったのかな。







慌てて確認したんだけど、全然余裕。
 カホ超能力で端末きったんか。
 うちきり前提でマイマーで電源オフしたのか。
 このゲーム月末にセーブすると何故か残量が増える裏技がある。
 別に裏ワザがしたかったわけではないけれど、ゲーマーとしてこまめなセーブを心がけると、月末にもセーブすることになり、毎月大量に残量が増える。







テストの出来が悪かったカホを慰めるために仲良し3人で行った遊園地の動画が贈られてきていた。
 素早い編集、ユカさん腕を上げたな。












この動画、ユカさんが開発した自動撮影マシン「おもいでくん」で撮影したはずなんだけれど・・・。
 こんな映像がとれるということは、ジェットコースターと同調した速度で飛び回っているって事か!?凄すぎなんだけど。










ゲームコーナーを堪能する3人。
 ゲーマーとして見るとポイント高いんだけど…。
 リアル女の子は
なかなか遊園地のゲームコーナー行ってくれないぜ。
 そんなの遊園地じゃなくても遊べるでしょ!って理屈は、まぁ確かにその通りなんだけどさ。








せいぜい、クレーンゲームぐらい。
 あと女の子たちだとプリクラか。
 まぁな、プレイステーションだからな、セガ寄りのプリント倶楽部は・・・ごにょごにょ。












黄昏エミさんと、眠る二人。
 観覧車で寝るってのも、贅沢な時間の過ごし方だね。













・・・謎の動画も、贈られていた。
 話題から察すると、カホの中学生時代の動画なのだろうけれど…。
 いまここにあっちゃいけない、これから後のイベントの動画な気がしてならない。
 この手の不具合本当によくあるのよ。
 待ち合わせ場所の確認の情報がヒットしたり・・・これ、クリスマスデートの約束の情報で、今見ちゃダメなやつじゃね・・・とか。







前傾気味にグーで、跳ねるように走るありえない陸上大会。
 抜かれて表情の曇るエミさんだけど、短距離でそこまでのゆとりない気もするな。 
 基本自分との闘いだしね。











かけるたび、電話が壊れていて会話にならないユカさんのこれは、演出。














いつも変わり映えの無いゲーム静止画に、ほっこり変化をほもたらしたこの猫も、演出。














文化祭の出し物について語るエミさん。
 何故か同じセリフを2回も話した。
 大事な事だから2回いったの?
 この娘の会話は、いつもドキドキさせられる。
 ・・・不具合的な意味で。
 うーん。
 恋愛会話シミュレーションなら、恋愛要素の方でドキドキさせてほしかったんだけどな。