2016年1月31日日曜日

めぞん一刻 スペシャルシドラマ

めぞん一刻 スペシャルシドラマ
★★★☆☆
2016年01月某日 鑑賞
DVD

2007 日本
107

監督
本木克英
脚本
 岡田惠和
音楽
 周防義和
キャスト
 中林大樹 伊東美咲岸部一徳 岸本加世子 高橋由美子 森迫永依 
映倫
 
おっぱい
 なし。
 朱美さんの谷間はある。
ゲーム
 なし。

【一刻】
 今年一発目に観た映画が、映画版「めぞん一刻」だったわけだけど…。
 正直…期待したほど、ぐっと来なかった。
 感想を書くためにいろいろ検索していたら、ドラマ版のDVDも出ていることを知り、買って観た一本。

 テレビのスペシャルドラマではあるが、映画的な撮り方もしている作品。
 五代君の浪人時代の原作の特徴的なエピソードを詰め込んだ実写版。
 変にオリジナルに走っていない分、安心安定な「めぞん一刻」。
 
 響子さんはいいとして・・・。
 四谷さんが、岸部一徳。
 棒読み無表情演技が四谷さんらしい部分もあるが、個人的なイメージでは四谷さんはもう少し若い気もするんだよなぁ。
 一之瀬さんが、岸本加世子。
 世話焼きおばちゃんっぷりは、いい感じではあるけれど、やっぱり個人的イメージでは、もっとおばちゃんなイメージ・・・まぁでも、当時の小学生の子供の母となれば、そんな歳でもなかったのかもしれないか、設定上。
 朱美さんが、高橋由美子。
 谷間強調のセクシー衣装ではあるけれど、ちょっと美人過ぎなイメージ。
 節穴だらけの一刻館で、隣(の部屋)で半裸で寝ていても、自制できるぐらいの女性じゃないといけないと思うんだ。
 五代君は、このドラマのために3000人の素人の中から選ばれたキングオブ素人。
 芸能界の中には五代君はいない・・・という前提でオーディションして、田舎から出てきた駄目青年だけど・・・主役だから光るモノも持ってないと駄目という辺りで選ばれた新人。
 ・・・検索すると、今も活躍する俳優さん。

 原作重視な分、内容はこちらのがすごくいい。
 配役は、映画版の方に軍配を上げたい。

 若き未亡人管理人と、浪人生の恋物語。 

 原作の時代の再現に拘っている。
 予備校の雰囲気とか、ファッションとか。
 響子さんのエプロンとか、五代君の受験番号とか、細かな演出も素敵。

 続編も撮られているようだけれど、DVD化はされていない気配。

 オーディオコメンタリーあり。監督と五代君。
 特典は・・・
新人主役の成長過程を芯に据えたメイキング。
 静止画による、一刻館紹介。
 舞台の1983年クイズ。

☆三つ以上の良かった点☆
・原作ベース
・一刻館そのものの雰囲気も、原作のイメージに近い。
・シリアスな話ベースに、時折挟まるコミカルな雰囲気も、原作的かも。

☆猿山式キャッチコピー☆

 「めぞん一刻」五代君浪人時代編。

2016年1月29日金曜日

【池尻大橋】1904

猿山リムの【スイーツ男子】001
 2016年1月某日

 YouTubeの再生回数が上がらない。
 宣伝のために、ブログを開設した。
 このブログがまた、YouTube動画よりも回らない。
 じゃあ、ブログのアクセス数を稼ぐために、何か流行のモノに手をつけよう。
 ・・・
 そんな邪な動機で始まったスイーツ企画。
 タイトルも、凝ったものをいくつか考えてはみたけれど・・・結局のところ、スイーツ男子企画ということがわからなければ辿り着いてもらえない・・・故に何の捻りも無い『スイーツ男子』が企画名。

 企画内容は取り敢えず、ケーキ屋さんでケーキを買って公園で食べる。

 のみ。
 まぁ今後、もっと要素が入り込むかもしれないし、公園に拘らずイートインも増えるかもしれない。
 何もかも手さぐりなのだ。
 ・・・
 や。ケーキは好きだよ。
 従来の企画でも、大阪旅行でひとりケーキイートインの模様をアップしたこともあるしね。
 ただ、感想をじっくり語れるほどの基礎知識がない。
 や。まぁ、ブログ的には語ったほうがいいとは思うが、薀蓄垂れながらケーキ喰う男って・・・ウザくて嫌よね。
 まぁその辺りの匙加減も考えながら邁進したい心得。

 映画を見に、渋谷へ。
 折角平日に渋谷へ行くので、何か企画を兼ねようと、地名を検索する。
 「池尻大橋」がヒットする。
 『お尻鍛冶リム氏』という企画で、「尻」の字の付く土地へ行き面白スポットを探しながら散歩する企画。
 これをやってみよう・・・折角だから、スイーツ企画も兼ねようと、ケーキショップも検索。
 ・・・
 田園都市線「池尻大橋」を出て、国道沿いにそのまま歩く。

 最初にヒットしたお店は、こちら。
 駅から近かったのも理由だけれど、なんとなく数字の入った店名に惹かれたという漠然とした理由でチョイス。
【Roule by 1904】東京都世田谷区池尻2丁目31−16
 ロールケーキが評判のお店らしい。
 というか、店名の「Roule」も巻いたりする感じの意味らしく、お店の装飾も巻き風。
 うん。企画に慣れていなくて、その辺りの写真が無いんだけどね。
 店内は、広くはないけれど、イートインカウンターもあり。
 ケーキ以外のお菓子の陳列もあり。
 ロールケーキのお店ということで、季節ものロールケーキから「焙じ茶ロール」をチョイス。
 タルト系から、フルーツ系のタルトを選んだんだけど…名前を忘れないように音声メモを取ったはずが…。

 うん。企画に慣れていなくて、音声メモもとれていなかった。 
 レシートには、生菓子とある。
 それを近くの公園で食べる企画なので・・・

 【目黒天空庭園】 東京都目黒区 大橋1丁目9−2

 首都高大橋ジャンクションの屋上に作られた庭園でいただくことにする。
 長細く広い庭園内に、四阿(あずまや)はいくつかあったんだけど、お昼時ということもあり、お弁当を広げる先客がおられ、先客がいない四阿選んだところ、テーブルなしタイプに辿り着く。
 うん。企画に慣れていなくて、その公園の写真も無いんだけどね。
 今回、スイーツ動画も視野に入れていたので、2カメ体制で撮影しながらいただく。
 
  箱を開けたとたんに広がる、焙じ茶の香りが最高。
 焙じ茶の香りが引き立つ、抑えた甘さが絶妙。












 ケーキ企画で、ケーキの名前もたくさん覚えようと思って・・・。
 音声メモを取ったつもりだったんだけれど・・・。
 録れていなかったのが悔やまれる。
 ケーキそのものもだけれど、取材スタイルから勉強しなくちゃいけないな。  

目黒川沿い、みどりの散歩道を行きながら、2件目を検索。
 やっぱり数字の入った店名に惹かれチョイスしたのがこちら。                

よくみれば同じ数字で、ロゴも一緒。
 狙ったわけじゃないけれど、同じ系列店に辿り着いたようだ。
【パティスリー1904 ディズヌフソンキャトル】東京都目黒区東山2丁目5−8
 駅からは少し歩いた感じ。
 住宅地の中に姿を現す印象。
 入り口側に陳列スペースで、奥の調理場が見える感じ。
 店に入ると奥からも声を掛けられ、ちょっとびっくり。
  ケーキの王様「いちごのショートケーキ」と「オペラ」を選択。
 近くの公園を探すも・・・『菅刈公園』はゆっくり食べられそうな四阿を発見できずに・・・。
 その隣の『西郷山公園』まで足を延ばす。
 日当たりのいいベンチは、人が沢山いたので・・・。
 日当たりの悪い、人気のない一角で食べることに。
日当たりのいいベンチは、人が沢山いたので・・・。
 日当たりの悪い、人気のない一角で食べることに。
  子供の遊び声も響く中。
 場違いなひとりティーパーティに、そそくさとケーキを食す。
 箱を開けた時の、イチゴの香りは格別。
 オペラは、見た通りチョコなんだけれど、全然というとおかしいかもしれないが、甘くなく大人のチョコの味。
 硬めの板チョコに、しっとりチョコがいい按配。
 慌てて食べたので、結構こぼれて、着衣がクリームまみれになったのは内緒。


うん。アレだ。
 公園での食べる風景を語るのは、企画として違うな。
 ケーキそのものを語らないと駄目だよね。
 ケーキについて勉強したこととか、メインに書かないと、グダグダになっちゃうね。
 書いてて飽きる内容だから、読まれるわけないな。
 まぁ試行錯誤。
 次回から、ケーキそのものに比重を置いてみたいと思います。
 ・・・今後ともよろしくなのです。

2016年1月24日日曜日

1904【池尻大橋☆後編】

 2016年の新企画。
 『猿山リムのスイーツ男子』プロトタイプ第1弾後編。

 何かの参考になればと、スイーツ系の何かをいろいろ検索してみる。

 もくもく食べる系は、コンビニスイーツが多い感じね。
 まぁそうよね、「あ、それおいしそう!」って言って買いに行けるスイーツってコンビニスイーツだものね。
 あ、いや、わかるよ!近所にコンビニすらない場所もあるって・・・。
 でもまぁ、例えば小田原の郊外の住宅街近くのケーキ屋のケーキ紹介してもなかなか買いにいこうって話にならないのもわからないでもない。
 でもなぁ、ケーキ屋のケーキを食べたいというテーマもあるのよね。

 スイーツ男子系メインで検索してみると・・・。
 意外と多いのが、ケーキを作ってみちゃうぞ!系。
 スイーツ男子って、ケーキ食べ歩きのイメージあったけど、作る派も強いんだ!
 男の料理は、素材や道具に凝れるだけ凝る・・・的な部分もあるからなぁ・・・。
 ・・・と、思いきや、その辺は、凝らない感じが主流なのかしら。
 男の女子力上昇中。
 まぁ、こんな感じで、時々女言葉の混じるわたしもこの路線が必要なのかもしれないかもしれないけれど…。
 顔を出さずの料理動画は無理があると思うのよね。
 あと、絶対失敗するし。
 悪乗りして完成しても面白くない物しか作れないと思うし。
 ロックマンケーキとか作ってもね・・・あ、いや、面白そうだな…ロックマン。

 ただ。
 わたしの動画全般のコンセプトではあるんだけれど…。
 旅動画にしても「この場所が面白いからみんなも行ってみようよ!」というのじゃなくて、こういうメジャー観光地をあえて避けて、名所を発掘しながら散歩する旅というスタイルそのものの紹介。
 知らない場所を歩くだけでも楽しいよ・・・という、提案。
 その路線で、あなたのおうちの近くで、または旅先で、ケーキ屋にふらりと入ってケーキを買って、公園の四阿(あずまや)で、優雅に食す・・・そういうスタイルそのものの提案となれば面白いかなと思わないでもない。
 あ、いや、わかるよ!近所にケーキ屋なんて無い場所もあるって・・・。
 そんな動画もサイトもあまりないので・・・
 ♪オンリーワンなら聞こえはいいけど、もっともっと現実的には、需要が無い。
 ・・・っていうか、スイーツで釣って、再生回数稼ぐ計画じゃなかったのか!?媚びろよ!って自分がいない自分が不思議。

  全編とメインサブが逆転した構成になっているけれど、別段今回はスイーツメインという訳でもない。
 まぁ後編はスイーツしかないともいえるけれど、食べてる動画撮れなかったし。
  お気づきかと思うけれど…イラスト的な演出は、通行人の顔を隠すための何か。
 顔にだけモザイクかけるの大変・・・っていうか、編集ソフトの性能とパソコンのスペックの関係だと思うんだけれど、一生懸命モザイクかけても、動画に落とし込むと、完全にずれちゃっているのよね。
 作業自体間違っていないはずなので、ちょっとイラッと来るの。
 パソコン買い換えたいんだけれど、今このパソコンに入っている素材を編集するまでは・・・。
 ・・・と思いながら、編集より取材のペースが上回るいつもの悪循環。
 この演出割と気に入っているので、今度全編このエフェクトの散歩動画撮ってみようかしら。
 これが似合うのって都会よね。
 都会でカメラ回すの気を使うからやっぱりやめとこうかしら。
 特に喋りながら回すの厳しいし。
 ・・・まぁ顔映ってないから、ナレーションで足したり、別の場所でしゃべっているのを被せてもばれないとは思うけれど。
   散歩の解説してないや。適当に歩いたところで、またケーキ屋を検索。
 数字のお店♪と、適当に見繕ったお店は、さっきの数字と同じ気がする。
 同じ系列のお店のようだ。
 お店の様子は、別日に「スイーツ男子日記」を用意するつもりなので軽く流して・・・。
 ケーキを食べるための公園を探す旅に出る。
  近くに大きな公園を発見。
 ・・・ただ、広い公園内に、閉鎖された芝生と開放された芝生が入り交じり、行きたい所へ行けない不具合。
 「大池」というのがあるらしく、池の近くには四阿か広めのベンチがあるだろう・・・と、探すも辿り着けず・・・。
  広い公園なんだけど、落ち着いてケーキを食べられそうな場所が見当たらなかったのよね。
 この「開放中」が曲者で、地図を見て見当をつけても、そこへ至る道がわからないのよ。
 ・・・ってことで、次の公園へ。
   地図上ではすぐ隣に、別の公園があったのでそちらへ移る。
 階段を上ると見晴らしのいい公園。
 日当たりもいいベンチも多く、男女で写真を撮り合う姿も多くみられるスポット。
 うーん、いい公園だけれど…ケーキをむしゃむしゃ食べるのには度胸が要るわね。
 モデルさんを使った写真の撮影をされている方もいた感じ。

  そんな中、日当たりのいい公園の日陰部分に、謎のベンチ群を発見。
 日当たりが悪いので人気(にんき)が無く、人気(ひとけ)も無かったので、ここでケーキを食べることにする。
 やはり人の少ない場所で、おままごとをする女の子たちの会話を聞きながら、ちょいとアップテンポで平らげてしまった。
 故に、優雅に食べる動画はない。

  箱を開けるワクワク感は、収録しておきたい。
 ・・・や、まぁね、自分でさっき買ったケーキだから何が入っているかわかっているし…。
 この箱に2個しか入ってないから、詰め物が、軽く残念な空気を出しちゃうんだけれど。
 …箱の半分が詰め物だからね。
  ケーキの王道「いちごショートケーキ」と、大人のケーキ「オペラ」を堪能。
 詳細は後日。
 ケツカッチンロケは、あわただしく終了。
 まぁアレです。
 テーマ散歩企画と、ケーキ企画散歩の同時進行は、無理があると悟った旅でした。
 ケーキを探して、ケーキを探しています♪
 動画版もぜひよろしくお願いします。



・・・でも折角なので、ブログは延長戦へ。
 この後向かったのは、渋谷の映画館。
 このスタート地点『池尻大橋駅』は渋谷から一駅。
 軽く歩ける距離です。
 先日の日記に感想を書いた『鉄拳 Kazuya's Revenge』を観にヒューマントラストシネマ渋谷へ。
 映画の時間があるから、散歩の時間を長く取れなかったのよ。
 本当はもっと歩いて、面白スポット見つけたかったんだけどね。

 鑑賞後。
 ビルの向かいに、タワーレコードを発見。
 タワレコ限定CDでほしいのがあったのを思い出し物色。
 ・・・目当てのCDは見つからず、代わりに感覚でジャケ買い数点と、知人のCDを何枚か購入。
 ジャケ買い2枚が割と好きなタイプだったので当たり!・・・だったので、嬉しくなってここに書いた感じ。
タイムマシンがこわれるまえに』溶けない名前
いつだってベスト!神田莉緒香

 小田原に帰って、ゲーセンに立ち寄り、そに子のドリンクホルダーを、割と大金かけてゲットするクレーン。
 ビデオゲームコーナーで、ウルトラスト4初チャレンジ・・・ケンで1コインクリア。
 難易度はかなり落ちてる!?エンディングがやっぱり変わらず。
 そんな一日でした。

2016年1月22日金曜日

天空のスイーツ!【池尻大橋☆前編】

 毎月22日はショートケーキの日です。
 ・・・と、いうことで・・・や、毎月この日にこのネタができるかわかりませんが、今年からの新企画『猿山リムのスイーツ男子』のスタートです。
 現在のところ、企画の具体的なアイデアはありません。
 ただただ、わたしがスイーツを食べるという部分だけ。
 今後どう掘り下げるかは、未定。流れ行くまま、食べ歩くなり。

 タイトルもね、いろいろシャレたのを考えたんだけどね。
 結局のところ、スイーツ男子の企画だというのが伝わらなければ意味がないわけで。
 流行に乗っかろうという、ごにょごにょな動機を包み隠さず伝えるには、そのままズバリのタイトルの方がいいだろうということで、このタイトル。

 どうなんでしょうね。
 一つの店のメニューを全部いただいて、この店はこのケーキが一番!的な攻め方をすべきか。
 一つのメニューを沢山の店で食べ比べて、このケーキはこの店が一番!路線がいいのか。
 まぁまだ駆け出し、どれ喰っても旨いしかわからないんだけどね。
 そして、生粋ヲの字気質故、マイナー嗜好なのよね。
 行列のできる有名店より、路地裏にひっそりとあるような店が気になっちゃう。
 もちろん、路地裏にひっそりとある有名店もあるだろうけど。
 まだその辺りもわからんわけで。
 薀蓄垂れて、理屈で食べるより、素直に食べた方がいいとは思うけど…。
 それでは企画にならないって部分もあり…まぁ、始めてしまってから進路を決めよう大作戦。


通常企画「お尻鍛冶リム氏」と合同企画でスタートさせてみました。
 地元の店から攻めるべきではあるんだけれど、遠出したら出先のケーキも味わってみたいのも人情。
 ちょいと渋谷に行く用事があり、渋谷周辺で地名検索してヒットしたのが「池尻大橋」。
 「尻」の字の付く土地へ行き、散歩して面白スポットを探す『お尻鍛冶リム氏』。
 今回は、面白スポットに加えて「ケーキ」も探す旅。
 尺が中途半端になっちゃって、いつものようにガンガンカットカットカットで無理矢理15分に詰め込むより、いつもより短めの動画2本で前後編にした方がいいかな・・・と、これまた新しい試み。
 スタート地点が、「池尻大橋」で「尻」が付くので、前編は「お尻鍛冶リム氏」後編は「スイーツ男子」な構成で考えてみました。
 後編、スイーツが濃いかというとそうでもないんだけ・・・げほげほ。
  面白スポット的には、この「みどりの散歩道」当たりを中心に攻めてみようと決定。
 この辺りは流石に慣れてきたので、スポットの現地調達も織り込みます。
 地元の人はあまり読まない、こういう地図に割と穴場はあるモノです。


 ・・・と、その前に腹ごしらえ。
  「うなぎ蒲焼」の幟に誘われて覗くと・・・あれ?立体駐車場?
 ここを上るの!?
 や、流石に無いだろ。

  よく見ると、その横に人ひとりやっと通れるほどの隙間がある。
 その隙間を抜けると、姿を現したうなぎ屋さん。

こういうお店が、隠れた名店なわけよね。
 反対側に、普通の道があったのかもしれないけれど、確認はしていない。
 店のウェブサイト発見。
 ちゃんとしたビルの入り口から入る入口もある模様。
 まぁそうだよね。
 うな重の上に舌鼓。
 薄く感じるかもしれませんが、国産のいいうなぎは大抵こんな感じです。
 タレの具合もいい塩梅。

  目黒川沿い、みどりの散歩道をぶらり。
 こういう案内板がいいのよ。
 地元の人はあまり読まないこういう案内に、隠れた名所があるモノです。
 そういうのを見つけるのが、知らない土地を歩く醍醐味。
 田舎の道に割とあるこういうの。
 都会にもちゃんとあって、ひと安心。
  ただ、内容は都会的よね。
 この川。汚染されてた川を蘇らせるために、一旦、水を浄化施設で綺麗にしてから流しているとか。
 なんかSF映画の未来都市の河川みたい。
 現実にそんな川があるんだなぁ・・・と、ちょっとショック。
 水がきれいだったころは、水車が沢山あったということで、水車小屋の再現が右の写真。
 こういうかっこいい名前の施設は、最悪新興宗教施設な事があるので、ちょっと警戒していたんだけど、ちゃんとした公園で、ひと安心。
 位置づけとしては都市公園法に基づく立体都市公園ということらしい。
 ここで、新企画。
  動画の順番とは違うけれど、このお店。
 スマホで近くのケーキ屋を検索して、気になった名前の店へ。
 ケーキ初心者は、直感と名前にて頼るしかないわけです。
 一応、事前にパソコンでも検索していたこの店へ。
 ロールケーキがいいらしい。
 【Roule by 1904】

  なんとなく、数字が入った店名に惹かれたのです。
 1904・・・カプコンのシューティングゲーム的な・・・。
 ・・・なんて頭によぎってしまった事を表現する何かが、動画に映りこんでしまった。
 昔のゲームは難しいね。
 
ケーキについては、別日記で紹介する予定なので、今回は軽く。 
 写真だけの紹介にとどめる。
  天空庭園を歩く。
 首都高速道路の上にある感じの公園。
 ただっ広いというより、長い通路上に緑のある散歩道な感じ。
 高層建物を繋ぐ感じで大人の公園。
 まぁ「天空」だからね、子供がボール遊びして落っことしたら大変なことになるしね。
 四阿もいくつかあり、お弁当を食べる紳士淑女の姿も多く・・・一番食事に適さないタイプの四阿での撮影となりました。
 普通にお茶をするのにもいい場所です。

  隣接する高層タワーのエレベータに接続していたので、ビルの最上階の展望フロアに行けるのかな・・・と、乗り込んでみたら・・・下にしか行けない。
 地上と、公園を結ぶためのエレベータらしい。
 ちょっと残念・・・だけど、まぁこの庭園からでも十分眺めはいいのでそれで満足ではある。
 地上に降りたところで、前編は終了。
 後編へ続く。































 ・・・ということで、動画編もよろしくです。



2016年1月21日木曜日

坂東蛍子、日常に飽き飽き

坂東蛍子、日常に飽き飽き
神西亜樹
新潮文庫nex

★☆☆☆☆

 大人向けジュブナイルが流行っている。
 大した根拠のない個人的推測ではあるが・・・。
 『ビブリア古書堂の事件手帖』のヒットに乗っかって、色んな出版社が、大人をターゲットにしたライトノベルレーベルを立ち上げて行った感じか。
 活字離れが叫ばれる半面、スマホ族も増えている。
 スマホに表示されるのは文章であり、活字だ。
 今の大人も、「字を読む」ことは嫌いではないのだ。
 ただ、読みやすい本を知らないだけで。
 ライトノベルは読みやすい。
 ライトノベルは子供(中高生)向けだ。
 じゃあ、大人向けの読みやすいレーベルを立ち上げればよくね?
 そんな感じかなぁ。
 ・・・で、当たったのが『ビブリア古書堂の事件手帖』、日常の謎系のミステリである。
 似た毛色の作品がわっとあふれた昨今。
 一ジャンルに秀でた女性探偵と、駆け出しの男性ワトソン役のコンビで、謎を解くスタイル。
 この辺りの設定は、変に弄らない方が面白い。
 オンリーワンにも、ナンバーワンにも成れないかもしれないが、もっともっと大切な、安定した面白さを発揮するシリーズになりえるのだ。
 ここのところ、ハズレなくそれ系を引いてこれたので、この本もそんなつもりで購入。

>その女子高生、名は坂東蛍子。
>容姿端麗、学業優秀、運動万能ながら、
>道を歩けば事件に当たる
>疾風怒濤の主人公である。

 タイトルから、あおりから、あらすじまで、なんとなくそれ系を彷彿させるように感じた。
 第1話のはじまりも、如何にもミステリな感じでスタートする。
 ・・・
 まさか、不条理SFとは思いもしなかった。
 最初から不条理SFのつもりで読めば少しは感想も違ったかもしれないが・・・。
 や。不条理SFとしても・・・。
 いらない描写も多いし、投げっぱなしで全然生きていない伏線っぽい文章もそこここにあるし。
 うーん、うーん、うーん。
 
 ネット小説を再構築して文芸に落とし込んだ作品らしい。
 再構築にあたって、もっと「文芸」寄りに調整すれば面白くなった気がしなくもない。
 まぁね、ネット小説として既に人気がある文体を、完全に別のモノにしてしまったら、この作家が書く意味も無くなってしまうわけで、匙加減も難しいのだろうけどね。
 ・・・まぁ、なら、もっと不条理SFだってわかる売り方すればいいのに!

 あーでもあれか。
 舞城王太郎とかいるからな。
 今は、これもミステリの一ジャンルだと言い張られれば、否定するのもメンドクサイ。

 こっち系の小説も嫌いじゃないんだけどね、嫌いじゃないだけに、もっとうまく表現できたんじゃないかと残念に思う。
 続編もたくさん出ているようなんだけど、わたしは・・・もういいや。

 ・・・ネットで感想を追いかけると、面白いように真っ二つ。
 大絶賛と、全否定。
 ただ、まぁ当然、この本をミステリと間違えて買ってしまった私のような人は少ないらしく、意見は見当たらない。
 SFとして、ライトノベル風文体そのものを・・・賛否両論。

 様々な要素が、一つに収束する系の話・・・のように見せかけられているだけの気配も感じる感じ。
 ご都合全開の展開も、もうひと工夫あれば、面白くなったと思うのになぁ。
 何かの仕掛けがあると思って最後まで読んで、ただのご都合だった感想。
 例によって、具体的には何の紹介もしていないが、雰囲気は伝えられたと思うんだけれど、どうでしょう。


 しゃべって動くぬいぐるみや、実体に干渉できる幽霊なんかが、登場するお話。


☆三つ以上の良かった点☆
・破天荒な主人公的な割に実は全然地味で活躍しない主人公なギャップ。
・巧いことまとまっているようで、ご都合の塊のような絶妙なバランス。
・日常ミステリのようで、不条理SFという意外性。

☆猿山式キャッチコピー☆
 坂東蛍子のなんでもない日常。

2016年1月16日土曜日

鉄拳 Kazuya's Revenge

『鉄拳 Kazuya's Revenge』
TEKKEN: A MAN CALLED X
TEKKEN2 KAZUYA'S REVENGE
★☆☆☆☆
2016年01月13日 鑑賞
劇場映画 

2014 アメリカ
ツイン
90分

監督
カオス
脚本
 ニコール・ジョーンズ
スティーブン・ポール
音楽
 ※ゲーム音楽ではなかった気がする
キャスト
 ケイン・コスギ ケリー・ウェナムゲイリー・ダニエルズ 
映倫
 
おっぱい
 割と大胆に
ゲーム
 ロゴがゲーム版と同じ。
 ゲームと同じ名前の登場人物がいる。

【一八】

 去年、新年一発目に観た映画(DVD)が「ストリートファイター暗殺拳」
 オトトシ、新年一発目に観た映画(DVD)が「ゴルゴ13」実写版。
 ソノマエ、新年一発目に観た映画(DVD)が「まぼろしパンティVSへんちんポコイダー」実写版。
 サラニマエ、新年一発目に観た映画(DVD)が「魁!!男塾」実写版。
 今年もその路線を引き継ぎ「めぞん一刻」実写版。
 うーん、もう少し待てば・・・揃ったのに。
 去年ストⅡ、今年鉄拳とくれば、「ストリートファイター X 鉄拳」が完成したじゃないか!
 めぞんはDVD買ったので来年に繰り越せたしね。
 ・・・なぜそうしなかったかというと、ほんの数日前にこの映画の存在を知ったのよね。
 何気に、ほんとまったく理由なく、すごく気まぐれに、映画検索サイトに「鉄拳」と打ち込んだのね。
 ゲームの「鉄拳」以外の鉄拳映画はどんなのあるかな・・・ぐらいの気持ちかな。
 そしたら、知らない実写版鉄拳映画がヒットし・・・。
 え、こんな映画あったんだ、DVD出ているのかな・・・と調べてみたら、なんと現在上映中じゃないか。
 これは、観に行かないと!
 ・・・って事で、渋谷まで行ってきました。

 ヒューマントラストシネマ渋谷
 「未体験ゾーンの映画たち2016」・・・劇場公開されなかった映画たちにスポットを当てて劇場で公開しようじゃないか!という企画らしい。
 まぁ公開されなかったほど・・・ごにょごにょな、ごにょごにょにょ・・・げほげほ。

 タイトルにカズヤと入っていて、主役がケインなら、ケインが一八なんだろう。
 記憶喪失の武芸家。
 謎の敵襲に会い、謎の組織に暗殺者として使役される。
 ・・・
 まぁそんな映画。
 鉄拳・・・?
 や・・・この設定にしたかったのなら、せめて主人公をニーナにした方がよくね?
 コールドスリープで記憶を失った暗殺者であるわけで・・・。
 ・・・たぶん、ニーナにそんな設定があることすら知らない人が作っている映画なんだろうなぁ。

 原題は「鉄拳2」であるが、実写映画版の前作とつながりがあるのか不明。
 ・・・まぁ、前作では、一八と平八が並んで座っていたから別物だろう。
 並んで座っているシーンに思わず笑っちゃったんだけどね・・・細かい設定は覚えていない。

 でも、なんとなく世界観の雰囲気は共通している気配はあった。

 ゲーム的には、ブライアン・フューリーなんて名前も出てくるが、当然のようにゲーム中のキャラクターとの関連はない。
 
 まぁなんやかんや言って、わたし自身、鉄拳を熱心にやり込んだのは3までで、4も家庭用少し触ったけれど、あとはゲーセンで軽く触る程度なので…本家の方が、わたしの想像を超えるほど別物になっていて、現在の本家の世界観をリアルに再現しているのかもしれないけれど…や。無いだろうなぁ。

 クマとかパンダとか、カンガルーとか・・・鉄拳と言えば動物やん。
 あとは、一八と平八の壮絶な親子げんかなわけで。
 しかも、お互い勝った暁には、相手を崖や火口に捨てちゃうぐらいの憎しみ合いなわけで(なので、映画版前作で並んで座っているとかありえないわけだ)、そんな映画が観たかった。
 DOAとか、そこそこゲームっぽさを活かしていたしね、ちなみにDOAの方にも出ていたねケイン。
 1対1で、鉄拳のモーションを意識した対決・・・だけど、2対2のシーンを織り込んだらTTな具合にニヤリと出来ただろうにね。
 ゲーム絡まないなら、別のタイトルでやってほしいな。
 ・・・
 まぁ、今回の話、鉄拳抜きで純粋な近未来アクションものとして見ても・・・ごにょごにょごにょ。

☆三つ以上の良かった点☆
・割と濃いゲーマーもノーチェックかも知れない映画の存在そのもの。
・潔いほど原作を無視した内容。
・コメディアンの方の鉄拳が出演していいない。

☆猿山式キャッチコピー☆
 人情味のある一人のカズヤの物語。