2016年10月27日木曜日

クリーピー 偽りの隣人

クリーピー 偽りの隣人
CREEPY

★☆☆☆☆
2016年7月6日 鑑賞
劇場映画 
2016 日本
松竹=アスミック・エース

監督
 黒沢清
脚本
黒沢清             
池田千尋          
キャスト
 西島秀俊 竹内結子 香川照之
映倫 G

あの人、
お父さんじゃありません。
全然知らない人です。

おっぱい
 確かなかったと思う
ゲーム
 確かなかったと思う

【奇妙】感想。
 予告のセンスが良く、これは面白そうなミステリだとワクワクして、これは観なくちゃ!と、確かどこか遠征して鑑賞した一本。
 キャッチコピーの所にもある「全然知らない人です」とか、怖いじゃん。

 映画のテーマはサイコパスらしいんだけど・・・。
 全編、なんとなくと雰囲気で語られる。
 ひょっとすると、ツッコミの無いコメディで、ギャグ映画と解釈するのが正しいのかもしれない・・・と、思っちゃうほど出鱈目。
 貶すだけの感想は嫌いなので、一生懸命考えたんだけど、考えれば考えるほど、粗しか見つからない。
 思わせぶりなセリフのすべてに、特段深い意味は無く、予告編を面白くするためにあるような印象。
 原作未読で、映画が酷い出来だと、原作は面白かったんだろうなと、読んでみたくなることが多いんだけど、この映画に関しては、原作も読まなくていいやと思っちゃった。
 
 勿論ね、緻密な計算と綿密な裏設定が根底にあるけれど、わたしがそれを全然読み取れない理解力の無い奴という事もあるかもしれないから、わたしの感想を鵜呑みにするのもアレだけど。
 原作か、映画か、もしくはその両方が、こういうスタイルの作り手なんだろうね。

☆三つ以上の良かった点☆
・登場人物ほぼ全員何も考えていない
・勘と雰囲気で推理するミステリ
・真剣なご都合主義
☆猿山式キャッチコピー☆
 考えるだけバカバカしいけれど、多分ギャグではないサスペンス。

2016年10月15日土曜日

バージン・ゾンビ

バージン・ゾンビ
A VIRGIN AMONG THE LIVING DEAD
AMONG THE LIVING DEAD []
CHRISTINA, PRINCESSE DE L'EROTISME
ZOMBIE 4: A VIRGIN AMONG THE LIVING

★☆☆☆☆
2016年7月05日 鑑賞
DVD
1971 フランス/ベルギー

監督
ジェス・フランコ
脚本
ポール・ダレ   
ジェス・フランコ          
キャスト
 クリスティーナ・フォン・ブラン ブリット・ニコルズ ハワード・ヴァーノン

おっぱい
 割と頻繁に
ゲーム
 なし

【完全】感想。
 「無修正完全版」とのこと。
 監督とかの知識も無く、ただただゾンビ映画としての期待のみで鑑賞。
 原題にもLIVING DEADと入っているが所謂ゾンビは登場しない。
 よくわからない導入から、よくわからない展開を経て、よくわからないまま…。
 女性の全裸や性的なシーンは大量に有り。
 単純に残虐なシーンは、殆んど無い。

 父親の遺産について話があると誘われて、単身謎の古城へホイホイ出かけた美女が、襲われる映画。
 ・・・って書くと、エロ作品のようだけど、実際裸シーンも多く遠からず。
 悪人に性的に犯されるか、人外に魔界的に襲われるかの違いで本質は同じ気もしなくもない。

 ただ、基本意味が解らない。
意味が解らないから、全編全然怖くない。

 所謂ゾンビのシーンを足した別バージョンもまるまる一本収録されている。
編集しました感が爆発の変なバージョン。
元々意味不明な展開に、更に変なシーンを足して、意味不明度を増加させているだけな気もする。

 ディレクターズカット版だから意味不明なのかな。
 変な編集はスペシャル版で、他の編集もあるらしい。
 エログロ系の調節だけって記述も見つけたけれど・・・。

 よくわからなさっぼさを堪能するにはいい塩梅。
 よくわからない映画を観て、わかった風に語ると、通っぽいし。
 や。わたしはそれほど通じゃなくてもいいから、わからんと言っちゃう。
 わからない映画を悪く言うこともできないけれど、分かりにくいというのも一つの特徴であることは確かなので・・・。
 まぁ変な映画であることは確かだ。

 ちなみに、検索すると「ばーじんゾンビ」という日本のエロマンガもヒットする。
 何故か、自分のスペルマにだけ、ゾンビを治療する力を持った主人公が、ゾンビの治療&予防を施して回る物語。


☆三つ以上の良かった点☆
・美女を誘い出し詐欺に書ける映画。
・ふんだんにあるエッチシーン。
・素人が観てもわかる使いまわし編集のスペシャル版。
☆猿山式キャッチコピー☆

 ゾンビ式おれおれ詐欺。

2016年10月8日土曜日

メニルモンタン 2つの秋と3つの冬

メニルモンタン 2つの秋と3つの冬
2 AUTOMNES 3 HIVERS
2 AUTUMNS, 3 WINTERS
★☆☆☆☆
2016年6月29日 鑑賞
劇場映画 キネカ大森
2013 フランス
東風=gnome
90分

監督
 セバスチャン・ベベデール
脚本
 セバスチャン・ベベデール          
キャスト
 ヴァンサン・マケーニュ モード・ウィレール 武田絵利子

幸せな結末が、
待っているはず

おっぱい
 なし
ゲーム
 確かない

【街路】感想。
「リザとキツネと恋する死者たち」を見逃しそうになり慌てて検索して上映している劇場を見つけ、ひとつヒットした。
 今時珍しい2本立てでの上映をしていて、セットで上映されていたのがこの作品。
 もちろん、「リザと~」だけで出てもいいわけだけど、折角だし勿体ない。
 明らかに、わたし好みの作品ではないけれど・・・。
 ただ逆に言えば、こんな機会でもない限り絶対観ない映画というワケでもある。
 折角の出会いは大事にしようと、続けて鑑賞決行。

 中年引きこもりが、美女と出会って、つきあって・・・な話。
 ある意味ファンタジーで、ある意味現実的な、ハッピーで残酷な恋愛映画。
 現代フランスのメニルモンタンって街を舞台にした映画。
 ファンタジーと言っても、冴えないおっさんが美女とくっつく構造を皮肉っただけで、魔法とか妖精が出てくるわけではない。
 友情と愛情と、現実。

 まぁ中年って言っても、だいぶとしし・・・げほげほ、や。わたしは永遠の19才だけどね。
 
☆三つ以上の良かった点☆
・中年引きこもりの栄華。
・フランスにも中年引きこもりっているんだ。
・大変だな。

☆猿山式キャッチコピー☆

フランス式引きヲタニートの一生。

2016年10月7日金曜日

sylimの本棚~マンガかCDとか~ Good-by長月

 いまだ上旬、月初めと言い張りてぬぃっき。

 毎日更新をしなくなり、書くことあった時だけ書こうとか言い出すと、まず間違いなく書かなくなるからね。
 まぁ書かなくてもだれも困らないけれど、力になりそうもないけど継続は途絶えさせたくはないわけで。

 今月から、「マンガ」と「CD」「その他」に特化させようと思ったブクログのまとめ。
 読書メーターのページ数に反映させないために、「マンガ」これは・・・ね。
 普通の読書の場合、官能小説でもバーンと、俺は読んだぜ!と掲げられるけれど、成年コミックをバーンと張る度胸は無く、仮に読んだとしても登録しない心意気。
 ただ、ブクログの場合R-18の場合検索でマスクされるんだけど、メーターの方が大っぴらではあるんだよね。
 あ、でも。
 紹介する価値ありな、すごいとんがった作品は、成年だろうと、弩エロだろうと紹介する覚悟はある。
 昔日記でも、猫耳コンセプトのヌードグラビアの紹介書いたぐらいだしね。

 CDも、メーターの方でフォローされていないはずなのでこちらに。
 ただ語れるほどの音楽知識がないので、逆に語れる何かを持ったCDを並べていこうかと。

 あと、「その他」。
 ブクログは、何でもかんでも直結しているようなので、「ジュースが旨かった」なんてのまで、登録しようと思えば登録できる。
 カードゲームとか、なんか面白いおもちゃとか、放り込めそうなものは舞っ込んでいきたい心意気。

 ただ・・・まとめ機能でまとめても、タイトルしか出てこないからここに貼ってもつまらないのよね。
 興味持ったら、ブクログまで観に行ってほしいな…と思うけど、そこまでしてもらえないんだろうなとも思う。




sylimの本棚
http://booklog.jp/users/sylim
2016年09月 (21作品)

■Q.E.D.iff -証明終了-(4) (講談社コミックス月刊マガジン)
著者:加藤元浩
読了日:09月04日 評価:4
http://booklog.jp/item/1/4063925277

■C.M.B.森羅博物館の事件目録(32) (講談社コミックス月刊マガジン)
著者:加藤元浩
読了日:09月05日 評価:4
http://booklog.jp/item/1/4063925285

■公務ですから! (1) (ビッグガンガンコミックス)
著者:坂口いく
読了日:09月06日 評価:4
http://booklog.jp/item/1/4757544510

■公務ですから!(2) (ビッグガンガンコミックス)
著者:坂口いく
読了日:09月07日 評価:4
http://booklog.jp/item/1/475754653X

■ひねもすハトちゃん (ウィングス・コミックス・デラックス)
著者:久世番子
読了日:09月07日 評価:3
http://booklog.jp/item/1/440367089X

■公務ですから! (3)(完) (ビッグガンガンコミックス)
著者:坂口いく
読了日:09月10日 評価:4
http://booklog.jp/item/1/4757548494

■金田一少年の事件簿R(9) (講談社コミックス)
著者:さとうふみや
読了日:09月11日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/4063956180

■GRADIUS in CLASSICI
著者:-
読了日:09月17日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/B00005MUPK

■とげぬきハトちゃん (ウィングス・コミックス・デラックス)
著者:久世番子
読了日:09月18日 評価:3
http://booklog.jp/item/1/4403671373

■交響戦艦ショスタコーヴィチ ~ ヒーロー風クラシック名曲集
著者:-
読了日:09月19日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/B004J1LDSO

■ファミ・コンピ
著者:-
読了日:09月20日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/B0058X1BJI

■Cutie Bunny~菜奈的ロック大作戦 コードネームはC.B.R.~(DVD付)
著者:-
読了日:09月20日 評価:3
http://booklog.jp/item/1/B000FJHF6S

■さよならセプテンバー 1
著者:オーサ・イェークストロム
読了日:09月20日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/4903679241

■namco VIDEO GAME GRAFFITI VOLUME2
著者:-
読了日:09月20日 評価:4
http://booklog.jp/item/1/B00005GVCR

■温泉幼精ハコネちゃん(1) (メテオCOMICS)
著者:由伊大輔
読了日:09月21日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/4593857600

■さよならセプテンバー 2
著者:オーサ・イェークストロム
読了日:09月22日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/490367925X

■ドラゴンクエスト ベスト ダンス ミックス
著者:-
読了日:09月23日 評価:4
http://booklog.jp/item/1/B001OFB8A6

■温泉幼精ハコネちゃん(2) (メテオCOMICS)
著者:由伊大輔
読了日:09月23日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/4593857740

■さよならセプテンバー 3
著者:オーサ・イェークストロム
読了日:09月26日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/4903679268

■ピコッとハニエル1 (マイクロマガジン☆コミックス)
著者:久松ゆのみ
読了日:09月27日 評価:3
http://booklog.jp/item/1/4896373626

■金田一少年の事件簿R(10) (講談社コミックス)
著者:さとうふみや
読了日:09月29日 評価:2
http://booklog.jp/item/1/4063957403

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 9月なうちに絶対読んでおきたかったのが「さよならセプテンバー」スウェーデンの美人漫画家がスウェーデン向けに描いた日本風マンガ。
 刊行を待って読むマンガと、完結を待って一気に読むタイトルと、大きくパターン分けされるのが特徴。
 マンガに関しては、お気に入りのセリフを「引用」登録するようにしているので、その辺りもチェックしてもらえたら、登録車としては嬉しいかな。
 どうやってチェックするのかわからないけど。

 ・・・をぃ。
 や。実はあんまり使いこなしてないんだ。

2016年10月6日木曜日

2016年9月のゲームメーター ~9月の流れのままに~

てぬぃっきゲーム編。

 ペースが悪いな。
 まぁ、映画と読書に時間を使うと、ゲームが足りなくなるのもあるけれど。
 そして、ゲームもアーケードに駅メモに外でする系も多いしね。
 鬼が笑う話だけれど、来年は、ペースを上げる作戦を考え中。
 ほとんど観られていない動画が足かせになっている部分も大きいけれど、シリーズ途中のモノを投げ出すのもしたくない。
 自分が欲しいスタイルの動画がないというのがきっかけなので、継続はしていきたいので、ちょいとその辺を突き詰めて進化の予定。

2016年9月のゲームメーター
ゲームへのつぶやき:1
やってたゲームの数:1本

▼ゲームへのつぶやき
■ドラゴンボール エヴォリューション
 ストーリーモードを一周クリアしても100%にならない。 
 二周目に挑むと、シナリオの合間に追加エピソードが挿入されている。
 全部、好成績だといいことあるらしいので、もうひと頑張り。
09月25日 18:07
http://gamemeter.net/d/68195

▼やってたゲーム
■ドラゴンボール エヴォリューション
http://gamemeter.net/g/B001QCXZBW


▼ゲームメーター
http://gamemeter.net/

 取り敢えず、流れ的にこうなるわけだ。
 存在自体が面白い、DBエボのゲーム。
 ただ、ゲーム自体は既存のドラゴンボールゲームのアレンジらしいので、そこまで悪くはない。
 クリアポイントを稼いで、購入する特典が、映画の設定資料とか、ターゲットを映画ファンに絞っているのが謎っちゃ謎。
 その分、ゲームは簡単&単純仕様になっているが、やり込める要素も残してある仕様。
 取り敢えず、ある程度制覇はしてみたい感じ。

2016年10月5日水曜日

2016年9月の読書メーター ~SFとミステリの揺らぎの合間に、魔王さま。

 月初め恒例てぬぃっき。

 読書編。
 映画もなんだけど、テーマに偏ってまとめて読み進める傾向がある。
 怪獣ネタを読んだら、怪獣系を続けて読んだりね。
 とくに怪獣系がだいすきだというわけではないけれど、最近の傾向から、相性のいい読書家を選ぶ機能が、怪獣もの好きを選んでくれたり。
 もちろん、怪獣ものも嫌いじゃないからいいんだけれど。
 読書メーター始めたばかりで、わたし自身のサンプルが少ないのも一因なんだろうけどね。
 気に入った作家は、まとめて読んだり。
 逆に、これは面白いと確信して、一気に数冊買っちゃった作家が好みじゃなくても、読まずにおくのも読書家の名折れ(や、読書家の名なんてないけどね)と、一応読んでみることもあるんだけどね。
 嫌いなおかずをまとめて食べちゃうがごとく、一気に積む本から除外する感じね。
 今月の話じゃなくて、今までの読書傾向の話だけどね。


2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2064ページ
ナイス数:16ナイス
http://bookmeter.com/u/682213/matome?invite_id=682213

■ウルトラマン妹 (スマッシュ文庫)
 映画『シン・ゴジラ』を観て読みたくなって積んでいた「MM9」を読了し…「MM9」を読んだら、そういえば、こんな本も買ってたなと積んであったこの本を手に取る。  「ウルトラマン」と堂々と使っちゃっている通り、円谷プロが監修しているある意味オフィシャル。  地球に来たウルトラマンとして公式に刻まれているかはわからないけれど、著者の小林雄次も本家ウルトラマンシリーズの脚本家でもある。  ライトノベライズされて、非常にライトなノベルに仕上がっているので、公式な割に濃くは無い。  濃くてもよかった気もする。
読了日:9月7日 著者:小林雄次
http://bookmeter.com/cmt/58849579

■MM9―destruction― (創元SF文庫)
 ナンバリング無いけど3作目で、実質前作の後編にあたるので注意。  …  山場と理屈の連続で、息つく暇も無い。  本なので、残りのページ数からまだ最終山場じゃないのは解るんだけど、ここにこれだけ山場来てこの後どうなるのか心配になるぐらい。  …  ただ、神社巡りストとして、神社周りでは首を傾げたくなる描写も少々。  …  そこここに怪獣オマージュが散りばめられているのも嬉しい。  特撮畑じゃ無い人でも、「グエムル-漢江の怪物-」とか「キング・コング」とかまでチラつくので安心(?)   短編も出てるらしい。
読了日:9月8日 著者:山本弘
http://bookmeter.com/cmt/58873155

■ストーリーブック ドラゴンボール エボリューション 1巻 四星球(スーシンチュウ)編(B6版) (ShoPro Books ストーリーブック)
 実写映画の「ストーリーブック」というジャンルらしい。  対象年齢はかなり低いようで、絵本に近い立ち位置。  ただ巻頭の登場人物紹介のページ以外、写真がないという、硬派な作り。  映画の酷い物語を、活字で再確認したい需要がどれほどあるのか不明だけれどね。  存在自体が面白い、そんな一冊。  ・・・ってか、全3巻の1冊目。  映画の吹き替えでは「影鶴拳(かげつるけん)」って言ってた気がするけれど、「えいかくけん」って振り仮名になってるな。  内容は、映画とかすかに違うが、ほぼまんま。
読了日:9月10日 著者:ステイシア・ドッチェローディー・コーホン
http://bookmeter.com/cmt/58953495

■ストーリーブック ドラゴンボール エボリューション 2巻 冒険(アドベンチャー)編(B6判) (ShoPro Books ストーリーブック)
 映画の物語。  カバー折り返しの広告に「児童向けストーリーブック」とあるので、限りなく絵本に近い立ち位置なのでしょう。  絵本にしては、本編中に写真もイラストも出てこないけれど(ボールのイラストが辛うじてある程度)。  冒頭、人物紹介とともに映画のシーンの写真があるぐらい。  子供向けだからなんだろうね、過保護な配慮。  ピッコロの顔色がおかしいと、子供が怖がってしまうからなのでしょう、ピッコロの肌の色が人間の肌に近くなっているのがすごく違和感。  亀仙人を探す所から、火山での戦いまで。
読了日:9月13日 著者:ステイシア・ドイッチェローディー・コーホン
http://bookmeter.com/cmt/59047940

■トワイライト・テールズ  夏と少女と怪獣と (角川文庫)
 「MM9」の世界観で怪獣の弱点を探り退治するタイプ以外の物語を詰め込んだ短編集。  山本弘と言えば、女ターザン愛好家。  そんな話も、キング・コングっぽくあり。  しっかりした世界が構築されていれば、そこを舞台にあらゆるジャンルで物は語れる。  独りシェアード・ワールド。  グループSNEにゲーム化して欲しく思える。  ・・・  怪獣がなくても成立する話に、怪獣を足すことで、面白さをプラスさせる効果なタイプの物語群。
読了日:9月18日 著者:山本弘
http://bookmeter.com/cmt/59154925

■ストーリーブック ドラゴンボール エボリューション 3巻 死闘(バトル)編 B6版 (ShoPro Books ストーリーブック)
 子供向け映画ストーリーブック。  完結編。  細部は微妙に違っているので、決定稿では無い脚本がベースになっているのかもしれない。  そんな視点で読めば、ごにょごにょ。  元の映画版があまり面白くないので、映画を越える何かは無い。  語られなかった物語の裏側を…と言った構成ではないし、子供向けに特別解りやすく噛み砕いているわけでもない。  そういうのは、ノベライズ版にあるのかな。  あったらいいな。  月○冊は本を読む!とか目標にしていた時、数稼ぎにはいい。  3冊まとめて。
読了日:9月21日 著者:ステイシア・ドイッチェローディー・コーホン
http://bookmeter.com/cmt/59165609

■真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク (集英社文庫)
 伏せるべきか明かすべきか悩みどころだけれど、SF・オカルトスイッチONの本格ミステリ。  何でもオカルトに結び付けた推論を立てる先輩に囲まれて、なんとかオカルト抜きの推理を構築させようと頑張る主人公な構図。  構成に奇を衒ってない分、しっかりしたミステリの部分が活きている。  ただ、もっとオカルトオカルトした議論が紛糾してもよかった気がした。  
読了日:9月25日 著者:喜多喜久
http://bookmeter.com/cmt/59269650

■はたらく魔王さま! (16) (電撃文庫)
 16巻から読み始める人もいない前提で解説。  バレンタインエピソードあり。  エンテ・イスラの政治的駆け引きも絡む、流れ。  魔王と勇者を敢えて、活躍の場から外し、残りのメンバーで、進めていった話。  戦闘バンバン系でなく、日常ほっこり系でもない「はたらく魔王さま!」は新しい流れなのかな。  安定して面白いなどというのは、16巻まで読む人ならみんな知っているか。
読了日:9月28日 著者:和ヶ原聡司
http://bookmeter.com/cmt/59351640


▼読書メーター
http://bookmeter.com/


 鑑賞メーターを先にしたのは、これがあるから。
 「ドラゴンボールエボリューション」の子供向けノベライズ。
 存在そのものが面白くて、ネット古本で一気に買っちゃった。
 先月は読書量が少なく、数稼げそうになかったから、絵本で誤魔化したという感じでもある。
 ただ、これらとは別に、ノベライズ版の「ドラゴンボールエボリューション」も買っちゃったんだよなぁ。
 映画版を、うんざりするほど繰り返し見せられて、ここでも繰り返し物語に触れるのは、ちょっとげんなりする。
 でも、今読まないと、一生積んだままだろうなぁ、12年後に読むって手もあるけれど。

 「MM9」から「ウルトラマン妹」 は、ニヤリ物の連携なのだけど、自分しか評価してくれるものはないだろうコンポ。
 わりと偶然ではあるんだけれど「真夏の異邦人」の主人公も、「ウル妹」の主人公と同じように、オカルト否定論者になった設定を持っていて、隠しコンボ。
 SFとミステリの揺らぎの合間に、魔王さま。

2016年10月4日火曜日

2016年9月の鑑賞メーター ~猿映画をひっぱりつつ、企画モノDVDの華を~

 月初め恒例てぬぃっき。
 まぁ月初めと言っても、もう4日なんだけどね。
 いろいろあったりなかったり。
 
 今回は、先月の映画系のまとめから。
 いままで、映画系DVDと企画系DVDは別にカウントしていたんだけど、鑑賞メーターでは一緒になっちゃう。
 なら、いっそのこと映画じゃないDVDも観まくって、数と時間を稼いじゃおう大作戦。

 旅企画モノや、ゲーム企画モノDVDも結構持っていて、結構見ているからね。
 既に何度か見ている、企画モノなら、BGM的に流し観ることも可能で数を稼げるかな。
 一応、今しっかりみたもののみ登録するようにしているから、再視聴は必須の自分ルールなんだけどね。
 映画だけではない、面白DVDの紹介も、バンバン盛り込んでいきたい。

 ・・・が。
 なんだろう。
 ゲームセンターCXのメガドライブ版がヒットしないのよね。
 バーコードのナンバー打ち込んでも別の作品がヒットする。
 ちなみに、ブクログの方も同じ症状が出るので、アマゾンの方の不具合なのかしら。
 折角気合い入れて、買ってすぐ観たのにな。
 ・・・なので、反動でシリーズBOX1から観なおそう大作戦も敢行中。
 順番に観るかはわからないけれど、適当に折り込んでいく予定。

2016年9月の鑑賞メーター
観たビデオの数:9本
観た鑑賞時間:970分

■クイーン・コング [DVD]
 「キング・コング」の男女を逆にしただけの潔いパロディ。
 1933年版オリジナル「キング・コング」は事前に観ておくが吉。
 女だらけの船に乗り、横暴な女監督の下、色男が一人危険なロケに向かう。
 そんな映画だから、水着のお姉ちゃんがわんさか出てくる…が、ポロリが全くないのも衝撃的(涙)や、まぁコングの胸は出るけど…。
 (アルバトロスにしては)世間で言われるほど悪くない。
 吹き替えのアドリブは中途半端、もっと暴走してもよかった。
 特典にアテレコ風景や舞台挨拶、スタッフインタヴューなど。
鑑賞日:09月01日 監督:フランク・アグラマ
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4429630

■こまつの自己紹介 [DVD]
 芸のある芸人さんのDVD。
 ストリートライブの合間に、素顔のインタヴューな感じの構成。
 複数の曲をミックスして曲を作る芸。
 キーボードとトランペットを同時で演奏する芸など。
 音楽芸人として、CDも出ているけど、この人の芸はやっぱりDVDが活きると思う。
 特典で、即興ファミコン風音楽芸も収録。
 こまつの凄さが満喫できる濃縮された一本。
鑑賞日:09月03日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4431348

■アイス・コング [DVD]
 何が違うのかわからないけれどバーコードの数字を検索したらこちらがヒット。
 原題は「THE ABOMINABLE」忌まわしいです。
 自然動物写真家、自然保護団体、密猟団などが相まって云々の様相を呈しそうな空気を醸し出しつつ、なんとなく話は進みなんとなく終わる。
 キング・コングに感銘を受けた中学生が、雪男要素を足して、でっち上げた妄想な感じ。
 テーマも何もない。
 ・・・
 特典は予告のみ。
 音声コメンタリーなし。日本語吹き替えなし。
鑑賞日:09月06日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4434443

■ブルーレイお試しパック『ドラゴンボール EVOLUTION』(初回生産限定) [Blu-ray]
 内容の酷さは有名なので割愛。
 特典に未公開少し。
 主演インタヴューは流用。
 ゲーム「ドラゴンボール・クエスト」本編を頭から見せられて、マークが出たらリモコン押すだけ。
 何度も見て楽しい映画でもなし、最初からこれ見るも由。
 クリアで武天老師からのご褒美があるとのことで、セクシーシーンかなと期待したら、小道具解説だった。
 吹き替えはアニメの声優とは別。
 音コメは何故か次長課長の人。
 ボロカスに言えない立場でのコメは辛そうだった。
 沈黙の本当の理由はカットされたのかなと。
鑑賞日:09月12日 監督:ジェームズ・ウォン
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4440431

■アンガールズのサイン集めの旅 ~広島東洋カープ編~ [DVD]
 野球に興味ないんだけど、今年広島は優勝したのでしょうか?
 企画旅モノ好きなの興味を引いた。
 広島ローカルバラエティ。
 お店に飾られている色紙のサインを一軍登録全選手分集められたらご褒美に始球式という企画。
 旅系ではないけれど、企画モノ。
 この手の企画に珍しく彼らは隙あらばコントを挟んでくる。
 特典に、アンガールズセレクション広島カープ名シーンと体力測定。
 「広島東洋カープ編」とあるが、多分他の「編」は発売されていないと思う。
鑑賞日:09月19日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4447728

■ファミコンミュージックDVD~ナムコット編~
 小窓にゲーム画面を流しつつ、ゲーム音楽をメインに収録したゲームファン向けの仕様。
 タイトルによって、SEは有ったり無かったり。
 ゲーム音楽がメインなので、ゲームそのものの説明・解説は収録されていない。
 当たり前だけどファミコン縛りなのでアーケード版や他機種版は無し。
 版権モノも無い。
 タレントなどのMCも無いので、白けなくてよい。
 もちろん、オーディオコメンタリーなんてない。
 特典に、アレンジメドレーが入っていて、かっこいい。
鑑賞日:09月19日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4447737

■【VHS発掘隊】リンク ~密室アニマルパニックホラー~ [DVD]
 猿映画を続けて観るうち辿り着いた一本。
 ジャケット後ろ面に「天才チンパンジー」「密室サスペンス」とか書いてあるが、ミステリ色は希薄。
 じゃあホラーかというと、どうなんだろう。
 言葉が足らなさすぎて、意味が解らない。
 猿のすることだから仕方ないけれど、それを伝えられるのも映画だと思うのよね。
 
 吹き替えなし、音声コメンタリーなし。
 予告もメイキングも無し。
 解説リーフレットの封入特典はあるけれど、他の映画を引き合いに出すばかりで、欲しい解説は載っていなかった。
鑑賞日:09月24日 監督:リチャード・フランクリン
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4451100

■ゲームセンターCX DVD-BOX
 最初のBOX。
 クリアに限定せず、難所達成のミッションもあった頃。
 ゲーム番組として、こちらの方が面白くなるのだが、基本製作サイドにゲームに詳しい人が一人もいないので、この路線を突き進めるのは無理だったのでしょう。
 今でこそ、グダグダ感が定着して安定しているから見れるけれど、これ出た頃は何がしたいのかさせたいのかわからず、ひたすらイライラした。
 今までこの番組を面白いと思ったことは一度も無いがMD版まですべて新作で買って観ている。
 特典映像にリアクション集とか。AD陣、東島・笹野・浦
鑑賞日:09月27日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4454099

■アウトブレイク [DVD]
 猿映画枠で。
 パンデミック系。
 アフリカで発見された感染力と死亡率の高いウイルスを巡る物語。
 今作るとゾンビ映画になっちゃいそうだけど、純粋なウイルスモノ。
 感染ルートを特定して、血清を!ってテーマに、アメリカ軍の問題とか絡んで、派手なチェイスシーンなどを織り込んだ感じ。

 吹き替えあり。コメンタリーなし。
 特典は、文字でのキャストスタッフ紹介。
 予告も無し、関連作品のジャケット紹介あり。
鑑賞日:09月29日 監督:ウォルフガング・ペーターゼン
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4454909


▼鑑賞メーター
http://video.akahoshitakuya.com/

 映画の方は、先月から猿を引き摺ってみた感じ。
 「クイーンコング」「アイスコング」ときて、そういえば、大猿映画はこれがあったじゃないか!
 ・・・と、「ドラゴンボールエボリューション」で大きなオチを迎えた感じ。
 そして、それにとどまらず、「リンク」で猿サスペンス、「アウトブレイク」で猿パンデミックと、猿一色でまとめ上げた。
 猿系映画は探すと、凄くあるので、沢山買っちゃた。
 ・・・積みDVDを減らすつもりでメーター始めたのに、凝ると仕入れちゃう悪循環。
 まだ観れてない、猿映画もまだまだあるんだけど、正直猿以外も観たくもあるし、なかなか贅沢な悩みを抱えたまま・・・。

☆今月のお気に入り映画は「クイーンコング」かな。
 キングコングの男女を入れ替えただけの潔いパロディは、書いた通りなんだけど、映画的にホントに本編より大衆の望む形にまとまっていて、娯楽作としていい着地をしたと思うのよ。
 女まみれの映画なのに、お色気シーンがないというのも一つのテーマなのかもしれない。

☆今月のラズベリーは当然「ドラゴンボールエボリューション」だよね。
 や。本編の酷さはいいんだ。
 劇場でも観ているから知ってたし。
 特典が酷かった。
 お笑い芸人が、(仕方ないとはいえ)中途半端な突っ込みと持ち上げをミックスしてね。
 沈黙の部分が多く、見入ってしまうと言っていたけれど、突っ込むべきではない突っ込みいれちゃって、音声をカットされたのかなと邪推。
 おまけでついていた、「ドラゴンボールクエスト」酷いよ。
 子供向け映画には、ちょっとしたオマケゲームが付いているDVDというのがあるので、そんなんを期待したんだけど・・・。
 映画本編が頭から流れて、劇中にドラゴンボールのアイコンが画面に表示されたら、ボタンを押すだけのゲーム。
 「ドラゴンボールが映っているシーン」とかいう法則めいたものも(多分)なく、映画一本観ないといけない苦行。
 一周で見つけきれなかった場合、巻き戻して残りを探せるかというとそんな仕様も無く、また冒頭から見させられる羽目に。
 レヴューを書くつもりがなかったら、挫折していた所。
 ただね、ドラゴンボールを全部集めたら、武天老師からご褒美が貰えるって設定だったから、頑張った。
 頑張って、何周か見て(最後まで観なければ、途中巻き戻すのはアリ)、なんとかボール7つ集めたら・・・。
 ・・・
 映画の小道具さんが、劇中使用した小道具の解説するムービーが流れたんだ・・・。
 ムテンロウシ?
 これがなぁ、お色シーン集だったら(勿論こど向けのほんのりお色気でもね)、武天老師のなんたるかがわかってるね!って、逆転ゴールデン評価だったんだけどね。