GAL AVATAR ギャルアバター
★★★☆☆
2015年08月某日 鑑賞
DVD
2011 日本
71分
監督
能登秀美
脚本
能登秀美
キャスト
羽田あい 並河一 ホリケン。 友田彩也香
映倫
※特にR15の文字も確認できない
おっぱい
もちろん描写されます
ゲーム
DSっぽいのに熱中するシーンはあるが、音があからさまなピコピコ音。
【化身】
映画は何かしら関連付けて、連続で観たい心意気。
「ミスゾンビ」に似たコンセプトの映画ということで手に取ったのがこの作品。
我が家にアバターがやってきた!
・・・って事で、ちょっぴりエッチな青春コメディ。
旅行先のホテルの有料番組の番組表に載っていて、興味を持ったんだけど・・・。
折角旅行に来て、ホテルで映画一本観るのも勿体ない気がして、タイトルメモしてDVD買ったんだけど・・・。
よく考えたら、普通に旅先で映画館に行ったりしてるんだけどね。
レンタルビデオ借りない派のわたしとしては、有料番組はレンタルビデオ扱い。
・・・でも、製作側から見れば、中古DVD買われるより、オンデマンドされた方がいいお客なんだろうけどね。
アバターという介護ロボットがある世界と思ってください。
衰えた老人に、健康なボディを与えて、介護の必要をなくす。
自分用に作られたボディに、自分の魂を転送させて、身の回りのことは自分で行えるようにする。
・・・
ま、まぁこの時点でかなり破綻してはいるんだけど・・・ま、まぁ。
・・・
おしっこに行きたい老人がアバターに乗ってトイレに行っても、本体は放置のままだし。
魂を乗り移らせるんだから、本体がボケてたら、健康な体に乗ったボケ老人のままで、結局介護は必要だったり。
・・・
ご都合設定に過ぎないという開き直りにも見えなくもない。
潔ければ、まぁいいのかな。
ボケたおばあちゃんのために、父ちゃんが「アバター」を買ってきた。
本来は、転送前の人物に似せて作るモノらしいんだけど、中古だから別の姿だという。
その姿が、若い女性の姿。
・・・ということで、物語が始まる。
父ちゃんの企みは、別にあって、空のアバターに奥さんを乗せて、若いボディの奥さん相手に、夜の交渉をすること。
ブスを理由に苛めに会い引きこもっていたお姉ちゃんは、美人のアバターに乗って外出。
アバターと交渉する父ちゃんを目撃しちゃった主人公も・・・。
キャストに載せたホリケン。という人。
この手の映画によくクレジットされているんだけど…。
ネプチューンの人とは別でした。
それもずっと気になってはいたのよね。
「ホリケン」と検索すると、ネプチューン人が出る。
「ホリケン。」で検索してもほぼ同じ。
「ホリケン。 俳優」でやっとチラホラ引っかかる感じ。
アバターの設定が、おかしいんだけど、物語の都合上こういう存在じゃないと成立しないから、無理を通しちゃったんだろうね。
介護用ロボットで、精神交換するなら、おばあちゃんの身体に人工知能が宿り、アバターにおばあちゃんが宿る・・・とかすればいろいろ成立するし、ここから再調整してもなんとか形になりは思想なんだけどね。
アバターの意思の調整とかめんどくさくなって、観客も期待していない部分に凝っても仕方がないという部分も、あるだろうというのも…。
解らなくもないけど、細かい部分が気になるのです。
物語は、色々きれいにつながってオチに至る。
投げっぱなしコメディの多い昨今、ちゃんとオチている映画は、設定のご都合主義に目を瞑っちゃうぐらいには面白く感じた。
ホントきれいに落ちてるんだけど・・・そこまで踏まえて、もう一段上のオチで騙してほしかった。