2015年6月22日月曜日

騒音

騒音

★★★★☆
2015年06月某日 鑑賞
劇場映画 シネマート心斎橋
2015 日本 
スールキートス
110分

監督
 関根勤
脚本
 舘川範雄
キャスト
 温水洋一 関根麻里 右手愛美 
映倫
 G(全年齢)
おっぱい
 もみもみシーンあり。
 際どいセクシーはアリ。
ゲーム
 特別なし

【騒音】
 時々、『街』や『428』の役者さんの作品を検索している。
 今年の春ぐらいだったかな、「右手愛美(磯千晶・・・御法川の後輩ライター)」を検索したら、ヒットした作品。
 関根勤って映画監督してたのか、DVD出ているかな・・・と、更に検索したら・・・。
 まだ上映していないのか。
 まぁ、危険な匂いもする映画だし、全国津々浦々上映するタイプの映画じゃない気もするなぁ。
 ・・・と、検索を重ねたら、旅行予定先の大阪の映画館で、旅行期間中に上映しているとあって、旅行に組み込んで鑑賞した作品。

 一日2回上映で、旅行初日に組み込むと、ホテルのチェックイン時間の絡みもあり、午前中に見なくちゃいけない。
 取り敢えず、観光スポットの2カ所目に設定し、滑り込みで劇場に入り鑑賞。
 平日の午前中ではあるが、メンズデーということもあり、客の入りはある。
 全員男一人客で、おっさ・・・あ、日時公表しておっさん呼ばわりもアレか。
 中年・高年・高年・若者・わたし。
 特に、地元の広告も無く、映画は始まる。

 再開発に湧く、東京都S区。
 謎の生き物に襲われるS区。
 謎の毒ガスを吐く、謎の生き物。
 謎の生き物の毒ガスが効かない人類がいた。
 このおっさん5人が、特訓して謎の生き物と戦う戦隊ヒーローもの。
 
 絵にかいたような低予算映画。
 それはもう、「アルバト〇ス」「トラ〇スフォーマー」映画好きな人の食指が動くようなレベルでの。
 で、彼らが駄目映画を期待して観たら…期待を裏切られてしまうぐらいに、面白い。
 や、この手の映画は、面白かったら駄目なんだってば!
 まぁ、くだらない内容の映画を、ギリギリのレベルで面白くした怪作。

 浅井企画を中心とした、豪華出演陣。
 関根勤の人脈から実現したであろう、その他大物タレントたち。
 100のオマージュを盛り込んだ、マニアックな映画のツボ。
※↑但し、カット割りが〇〇と同じ・・・レベルの難しいものも多い。

 冴えないオヤジが、持ち上げられたり落とされたりしながら、かっこよかったり悪かったりする映画。
 内容はこれ以上言っても仕方ない気がする。

 騒音がテーマの環境、人類愛。

 ・・・・・・。
 鑑賞中・・・。
 ・・・・・・。
 左に、ピコピコ携帯をいじる音+右に、ぐーぐー鳴るイビキ。
 ・・・まぁ、テーマが騒音だしな。


2015年6月21日日曜日

メイズ・ランナー

メイズ・ランナー
THE MAZE RUNNER

★★☆☆☆
2015年0 月 0日 鑑賞
劇場映画 トーホーシネマズ小田原
2014 アメリカ 
東宝
113分

監督
 ウェス・ボール
脚本
 ノア・オッペンハイム   
グラント・ピアース・マイヤーズ             
T・S・ノーリン
キャスト
 ディラン・オブライエン カヤ・スコデラーリオ キー・ホン・リー 
映倫
 G(全年齢)
おっぱい
 特になし
ゲーム
 全体的な雰囲気はゲームっぽい

その「迷路(メイズ)」は、
どこまでも追ってくる。。

【迷路】
 気が付くと、そこは、檻の中だった。

 確かネットのバナーで見つけて・・・。
気になって検索してあらすじ知って・・・。
 面白そうだったので、探りすぎないようにして鑑賞。
 前回の映画系日記「イニシエーション・ラブ」と同じ日にダブルヘッダーで観た映画。
 トーホーシネマズでちょうどポイントがたまったので、無料鑑賞。

 主人公は、記憶を失って檻の中にいた。
 檻は上昇を続け、絶望的な壁に囲まれた広い土地に辿り着く。
 そこには、やはり記憶を無くし送り込まれた男たちが生活していた・・・。

 ここの人たちは、名前以外すべてを忘れている・・・逆に言うと名前だけは思い出す。
 記憶を消されたにしては…便利な記憶喪失だなオイ・・・と、思わなくもない。
 で、まぁこんなタイトルだしね、壁の向こうは迷路になっていて、閉鎖された土地から脱出するには、この迷路を踏破しなくてはならないんじゃないかな・・・って映画。
 彼らも自分の名前以外覚えていないし、情報は殆ど無いので、多分とだろうに望みを託しているんだろうけどね。

 原作はアメリカのヤングアダルト小説ってジャンルのヒット作らしい。
 日本でいうところのライトノベルなのかな。
 この手の作品の悪いところが詰め込まれている感想。
 登場人物が、全然考えないのよね。
 現在起きて居る事象から、考えられることをすべて検討して、臨む・・・って流れが自然だと思うんだけど・・・。
 考えない。
 ご都合謎展開が多くて、個人的にはかなり白けた。
 まぁね、3部作の1作目って事で、考えてないようでいて、実は考えているシーンを見せていなかったり・・・ご都合展開のようで、裏に隠された真意が今後出てきたり・・・するかもしれないけどね・・・。

 好きなシチュエイションの映画なんだけど、全然ハマれませんでした。
 勿体ないなぁ、こうすればいいのに…的なシーンが多すぎて・・・。
 本編終了後、次回予告的な映像も流れたけど・・・うん、これはわたしは好きになれない。
 3部作作品に難色を示す意見もあるようですが、1作目で観るのをやめられる3部作ってのも実は観客に優しい仕様なのかもしれない。
 「ハンガーゲーム」も似たテーマの作品で、1作目で失望した映画だったな。
 好きなテーマの作品が、自分的にハズレだと、期待値が大きかった分ガッカリ感が大きい。
 ・・・
 ただ、ネットで感想を追いかけると、肯定的な意見が多い。
 わたしのような見方をしなければ、純粋に楽しめる映画なのでしょう。
 最新ゲームハードのゲームのような世界。
 遺跡のような迷路を駆け回って謎を解き、アクションバリバリ!大活躍!!
 単純にそれだけで見る価値あるじゃないか!と言われれば、確かにそうなんだけどね。


 エンターテイメント大国アメリカでも、ライトノベルはゴニョゴニョな作品がごにょにょにょにょ・・・って事が分かって、少し安心した。

2015年6月15日月曜日

【11】暗記道。

【11】暗記道。
 ひつじ年にヒツジのゲームをしよう企画も今回で11回目。
 干支なんてものは、正月年賀状読んだら忘れちゃうようなものだけど・・・夏まで引っ張りますか。
 まぁこのペースで行ったら、秋まで行っても完結しないかもしれないね。
 や、動画の方はもう完結しているんだけど、解説が追い付いていないんだね。
 動画のタイトルに【新春特別企画】と書いてあるのが、ちょっぴり刺さる今日この頃。
 マンガ雑誌の打ち切りマンガみたいに、ここから最終話まで一気に解説して「ポーの冒険はまだまだ続く・・・」とかやってもいいんだけどね。
 ライトノベルのように、唐突に次巻が出ないってパターンは避けたいとは思っている。
※↑で、作家下ろされたのならともかく別のシリーズが平然と始まるのが納得いかないのよね。

 ピラミッドの謎を解いて、脱出する回。
 まぁ、ゲーム慣れした人ならすぐピンと来ると思う展開だけど。
 石板を回収して、決められた位置に設置して回るだけ。
 ある大部屋に掲げられた図のように並び替える系だけど・・・強いて言うなら、図の左右を勘違いすると面倒ですよね。
 上から見た図とか深読みすると混乱する・・・けど、開かなかったら並び替えればいいだけだしね。
 
 『トトスの暗記道』
 テレビのバラエティゲームにありがちな、少しずつ覚えることが多くなるゲーム。
 まぁパーティでゲームしているわけじゃないので、ノートにメモを取りつつ進めれば、そう難しくも無い・・・当たり前っちゃあたりまえだけどね。
 ただ、メモを取る際、〇とか△とか解らなくなりそうなときは、ボタンの色と床の色がリンクしているので、緑に光ったから△とか、あと慣れてくると音も頼りになるかな。
 ・・・で、最深部に来ると、王家の墓が見える。
 ゲームの基本だよね、「駄目だと言われたことはやってみよう」・・・。
 見るに決まってんじゃん
 ・・・結末はWebで!・・・ってボケは以前も使ったな・・・動画でご確認ください。
 まぁこの手の引っ張りは、観ると大したことなかったりするんだけどね。

 『この世の果て』
 ・・・に辿り着く・・・も。
 大陸の果てにある土地。ここから先には海しかない土地。
 だからここは・・・「この世の果て」・・・。
 オチをバラすべきではないかもしれないけれど、「この世の果て」違いの場所だったようだ。
 まぁな、スフィンクスに「この世の果て」の場所を聞いたのなら、この地を教えられても仕方がないかもしれないんだけど・・・。
 ヴォルブスの住む「この世の果て」の場所を聞いて、試練を乗り越えてここにきて、場所違いは筋が通らない。
 ここはひとつ、スフィくんに文句を言いに行かねばならないと思ったんだけど・・・。
 いけなくなった理由は、Webで!・・・ってしつこいな。


 次回、この世の果てどころの果てじゃない果てへ。

2015年6月14日日曜日

【10】ピラミッドの謎

【10】ピラミッドの謎
ヤングシャーロック・・・子供の頃劇場に観に行った映画だけど、今回の解説にも枕にも全く関係はない。



前回、ピラミッドに落とされるシーンで終わっていたので、今回は内部から。
ピラミッドを守る番人と対決するミニゲーム連発。
墓荒らし判定を受けちゃったわけですね。
ポーは「大王アリの化石を取りに来ただけ」と弁明するけど、それだって立派な墓荒らし。

『ウガンドの玉コロ回廊』
番人を誘導して、台座を傾けるゲームなんだけど…。
誘導の仕方がよくわからんのです。
視界に入っても、向かってきてはくれないし・・・。
よっぽど近くまで寄らないと、見えてくれないような気もします。

『サガンドの火の玉回廊』
ポーを追いかける番人を躱しつつ回廊四隅のスイッチを入れるゲーム。
今回の番人は、ちゃんと追いかけてくれるので、誘導はしやすい。
コツは特にないけど、強いて言うなら、番人から離れすぎると、番人の動きが分からなくて困るので、視界に入れつつ動くのがいいかも。
行き止まりにさえ追い詰められなければ、掴む動作が非常にのろいのでなんとでもなる。

その下の階は、大広間。
意味ありげな大扉と沢山の小部屋によって構成された空間。
ここで、脱出のヒントをもらうためのミニミッションを遂行して今回は終了。

ここのブログは、mixiの日記の加筆修正版がメインなのね。
 YouTubeの自作動画の解説日記を検索されやすいように、外にもアピールしよう!ってコンセプト。
 ・・・で、ミクシィの日記にユーチューブが貼れなくなる不具合があり(バージョンが古いって言われたけどよくわからん)、mixi抜きに、独立してブログも走り出した。
 ストレイシープ日記のストックが無くなって、ブログ専用文章宣言しようとしたら、ミクシィの日記にまた添付できるようになっていた。
 前数回分は、ブログ用文章だけど、ここからまたmixiとブログのダブル掲載となります。
 まぁ、どっちも全然読まれていないから、あまり意味の無い業務連絡なんだけどね!


2015年6月10日水曜日

イニシエーション・ラブ

イニシエーション・ラブ

★★★☆☆
2015年0 月 0日 鑑賞
劇場映画 トーホーシネマズ小田原
2015 日本 
東宝
110分

監督
 堤幸彦
脚本
 井上テテ
キャスト
 前田敦子 木村文乃 
映倫
 G(全年齢)
おっぱい
 直接描写は無し
ゲーム
 特別なし

最後の5分
全てが覆る。
あなたは必ず
2回観る。

【予告】
 予告を見た。
 まぁベタベタな恋愛映画の描写が続いて・・・あー観ていて恥ずかしくなるレベルのラブラブ恋愛映画だなぁ・・・まぁ恋人と観る分にはこんな映画もありなのかなぁ・・・。
 など、漠然と眺めていたら・・・。
 きゅるきゅる画面が巻き戻り、上記のキャッチコピー。

最後の5分
全てが覆る。
あなたは必ず
2回観る。

 まぁ、折角ネットなんだから、予告を見ていただこう。
 オフィシャル。

 冒頭、ネタバレ禁止を訴えるメッセージがあり、物語が始まる。

 ラスト5分でひっくり返るって予告しているのよ?
 あたりまえだけど、ラスト5分より前の展開は、(見せかけ通りの)真実ではないと言い切っているわけだ。
 ・・・なら、そういう視点で観ちゃうぜ?
 それでも、ホントに騙してくれる?

 そんな挑戦的な動機で鑑賞。
 こちとら本格ファンのミステリ愛好家。
 最後の1行ですべてをひっくり返す小説を何冊も読んでいる。
 ・・・で、そんな観かたをして尚、膝を叩いて喜べちゃうかといいうと・・・。
 ヒントはそこここにある。

 まぁネタバレ禁止だから、何も書かないけどね。

 1986年辺り。
 昭和の長距離恋愛。
 東京・静岡 ・・・ギリギリな距離。
 ギリギリ通えるし、ギリギリ通えない。
 劇中、移動は車なのよね・・・都内と静岡市・・・恋人に会うためなら・・・恋人に会うためでも・・・
 せめて、伊豆あたりなら・・・伊豆から静岡でも、厳しいからね。
 ・・・
 Eメールも携帯電話も普及していない時代ならではのすれ違い。
 ・・・逆に考えると、今は昔と比べて遠距離恋愛も成立しやすいのかなぁ。
 ・・・や、近くでも相手見つからないのに、遠い恋人が見つかるわけないから、わたしには関係のない話か。
 閑話休題。
 ・・・
 昭和の風景・アイテムが登場し、当時を生きた世代は懐かしめるかもしれない。
 ただまぁ約30年前・・・でも、生まれたてだと記憶も無いだろうから+10で、40歳ぐらいの層か・・・。
 も、もちろんわたしは、さっぱりわからない世代よ!!

 原作は小説らしい。
 メフィスト賞作家・・・メフィスト賞は・・・ごにょごにょ。
 映画のパンフレットを読むと、映画は視野に入っていて、映画版のアイデアもあったらしい。
 ・・・
 予告映像にある「原作と異なる」結末ってのも気にならなくもない。
 原作を調べてみたら、『タロットシリーズ』ってやつの一部らしい。
 まぁ雰囲気的に、各々連動していない気配は感じるんだけど・・・シリーズ物は1から読みたい派。
 うーん、わたしにとってメフィスト作家は・・・すごく面白い・壁に投げつけたくなる・・・の二択なんだよなぁ。
 うーん。
 作家名に記憶はあるから、積読棚に一冊ぐらいあるかもしれないけど、発掘は困難!

 ・・・
 いつものように、劇場の一番後ろの席に陣取る。
 客層を見ると、やっぱり、若い女性2~3人で観に来る感じが多い。
 わたしよりちょい上の層の夫婦も何組かいた気配。
 ・・・で、高校生ぐらいの男子3人組は・・・前田敦子が目当てかな。

 うーん。
 予告が無くて、ここまで仕掛けに気付けたかはどうだろう・・・まぁ結構露骨っぽいのもあったけど。
 ただ、予告が無かったら、ベタベタ恋愛映画だと思って、観なかったとも思うし。
 この映画を知らない恋人に予告を伏せて観せて、伏線を回収しながらDVDで観なおすってのが、一番いい観かたかもしれない。

 ・・・まぁ、わたしには、近距離にも遠距離にも相手がいないから、実践できないんだけどね!