2017年12月26日火曜日

2017年振り返り~旅行編~ 間に合った

 2017年振り返り。
 旅行編。

 2月に九州に行こうとしたら、母が九州の知人から今年に限って年賀状が来なかったから何かあったかもしれないので連れて行ってくれと言い出したので、母との旅。
 まぁ博多でいったん分かれて、大分は佐伯で合流したりしたんだども。
 九州までグリーン車で5万円以上かかっちゃった…ぐらいなら、たまの贅沢、旅行ぐらいゆったり行きたいなんて言える金額。
 当たり前だけど、二人分だと倍になるわけで。
 移動だけで10万超えるとなると正直痛い。
 だけど、一人旅でグリーン車を使い、体の不自由な年寄りの母を連れて行くのに普通車というのも酷なのでグリーン使わざるを得ない。
 親孝行でほぼ全額負担したけど、かなり痛い出費。

 4月やはり親戚絡みのなんやかんやで、母が四国へ行くと言い出す。
 ひとりでも行くというのだが、母は体が不自由な部分もあり、心配なので一緒に行く。
 わたしの行きたいところもルートに組み込み、母の行きたいところも織り交ぜ、岡山後楽園・広島・尾道・しまなみ海道・今治・多度津・うどんバカ一代。
 正直、この2回の出費は痛かった。
 家計簿的なものをつけていないのでアレだけど、多分100万円以上は使っているんじゃなかろうか。

 6月。
 2月4月で予算的なものが寂しくなったゆえ、一番金のかかる移動を節約するために近場にしようと考える。
 千葉や群馬も候補にあったけれど、福島へ。
 今まで、ひとつの市町村にこだわり、歩いて来たんだけど、この辺りから拠点を転々とするスタイルも試すようになる。

 10月…も、千葉か群馬で検討するも。
 体調不良もあり、旅行そのものを取りやめる。

 小さな旅行も、去年までより行ってない気がするなぁ。
 旅行動画も編集追いついていないしね。
 ここに書いた旅行についても、動画感性の後に旅行記日記をしたためる予定。

 重大ニュースエピソード。
 そんなこんなで、母の所謂「終活」も視野に入れた旅につきあった年。
 2月に母が訪れたお婆さんの家。
 数日懐かしい時間を過ごし、電話や手紙のやり取りも再開されたらしい知人さん。
 この秋に亡くなったらしい。
 や。ちょうどいい時期に、会いに行けたわけだ。
 虫の知らせというのとも違うかもしれないが、結果的に最後の一番いい時期に会いに行けたわけで。
 母の会いたい人に合わせる旅に付き合って、その方が亡くなる前に間に合った奇跡。
 重大エピソードにランクインしてもいいんじゃないかと。

 あと、ひとつ小さいながら付け加えるならば。
 わたし旅先で、人とのふれあいとか友人を作りたいとか全く考えてないのね。
 ひとり旅が多いこともあり、旅中ろくに人と話もしない生活になるわけだが…。
 九州の女性は人懐っこいとよく言われるけれど、旅先で入ったゲームセンターの女性店員が、話しかけてくださって、多分長い旅人生活で初めて、楽しい会話が嬉しかった。
 勿論、ただの女性店員じゃなくて、若くて美人な店員さんよ。

2017年12月25日月曜日

懸賞検証体験SHOW

 マンガ雑誌を読む。

 読み切りが載ったりするわけよね。
 その読み切りが、連載になったり、そのまま終わったりする。
 マーフィーの法則よろしく、そんなにお気に入りじゃなかったのが連載化されてお気に入り系じゃなかったりなんてこともあるにはある。
 あと普通に、お気に入りの連載作品が打ち切られたりしちゃうのもがっかりだしね。

 や。
 これは、残念・無念な話じゃない。
 気に入ったなら気に入ったと意思表示しなくちゃ伝わらないんじゃないか。
 …ってことで、アンケートはがきをまめに出すことにしてみた。
 まぁ読み切りがあろうとなかろうと。
 作家にとっても励みになるだろうしね。

 なんかね。
 マンガ雑誌のアンケートはがきなのに、グラビアに対する質問の方が多かったりするんだけど。
 気に入らなそうな作品は読まないからつまらないかどうかが分からないので、よくない企画の項目は「読者プレゼント」なんてしちゃったり。
 景品目当てじゃないから、いいのだ。

 なんて、出していたら、ある日・・・割とでかめの荷物が届く。
 チョコチョコ出していた雑誌の一つが当選したようだ。
 目当てじゃないと言いつつも、当たると嬉しいものだよね。

 猿山リム今年の重大ニュースエントリー。
 『懸賞プレゼント当選』
 十大じゃなくて十大じゃないので、10個まで振り返らないけどね。

2017年12月19日火曜日

ガメル連邦 ~懐かしの母校を訪ねて~

 『ドラゴンマガジン』を買ってみた。

 創刊号から数年間愛読していた雑誌。
 この雑誌から「猿山リム」は生まれた。

 何十年も買っていなかったんだけど、ちょっと買ってみた。
 当時と比べてみようと思って。
 現在でも、ライトノベル系をよく読んでいるので、そんなに遠い雑誌でもないしね。

 まぁ当時は「ライトノベル」なんて言葉はなかったので、直系のご先祖といったあたりか。
 小説誌ではあるが、小説だけにとどまらず、まだ日本にはほとんどプレイ人口のいなかったTRPGをはじめとしたアナログゲームの紹介も充実していた。

 現在版ドラマガ(今は何と略称されているか知らないが当時はドラマガ・DMと呼ばれていた)は、小説一辺な気配。
 コラム的なものも少ない。
 
 当時。
 ドラゴンマガジンといえば、読者の雑誌。
 読者コーナーがいくつも存在し、読者参加型企画も多かった。
 その分、投稿者の質も高く、質の高い投稿から厳選された読者コーナーは下手な創作より面白かった。
 読者が企画を提案して、それが採用されたりもあったね。

 読者がサークルを作る「ギルド」企画が大当たり。
 同好の士が3人以上集まると「ギルド」を結成できる。
 6人以上集まると「村」を結成でき、雑誌内の架空国家「ガメル連邦」内に架空の土地を与えられる。
 そんな感じで、「街」や「国」を結成でき、活気ある活動は、雑誌内にとどまらなかった。
 読者の読者のための読者によるイベントなんてものは、いまでも謳っている雑誌はあるだろうが、大抵「やりたいことを募集」して実行する程度のイベントだろう。
 ドラマガのイベントは、本当に1から読者が企画し運営し楽しませるイベントだった。
 ギルド規模が「国」ぐらいになると、単体でもその位の事が出来る勢いがつくのよ。
 そのイベントに雑誌編集者が(お忍びで)遊びに来るレベル。

 読者として、こんなに楽しい場はない。
 ・・・ただ、大きくなりすぎたのね。
 わたしが知る限り、犯罪になるレベルの大きなトラブルは無かったけれど。
 勢いがついた素人が、暴走していつ何をしでかすかわからない。
 当然ガメルに友好的な編集者も沢山いたけれど、それ以上彼ら以外の雑誌社の人は警戒していた。
 そこで一気に「ガメル連邦」終了のお知らせが入り、ガメリアンがドラマガを離れ今日に至る。

 猿山リムも「猿山村」の主催者「リム」だから、猿山リム。
 「村」を名乗っているけれど、最盛期で60人以上いたから、国も名乗れた規模ではあったはず。

 そんな過去を持つドラマガの現在の読者コーナーに興味があった。
 探して探してようやく、小さなコーナーを発見。
 雑誌の感想を寄せるタイプのコーナー。
 「面白かった」「最高だった」具体性のない提灯投稿に、編集者が宣伝を交えてコメントするスタイル。
 や。投稿者が悪いんじゃなくて、そんな投稿が掲載されるから、そんな投稿ばかりになるんだろうね。
 個性的な投稿者が出現して、カリスマ常連を中心にガメル連邦の再来を恐れているのでしょう。
 投稿者が個性を発揮できないように、名前はすべてイニシャルに統一されている。
 今こうして読むと、ドラマガ編集者が、どれだけ「ガメル連邦」を警戒していたかがよくわかるな。

 雑誌投稿からプロになったイラストレーターが多いように、ガメル出身の作家やゲームデザイナーなんてのもいるんだけどね。
 問題起こされて、悪いニュースで雑誌名がニュースに出るより切り捨てちゃった方がいいという判断だったんだろうね。

 ・・・というのは、完全な私の被害妄想じゃなく、ガメルの発起人だった編集者さんと話す機会が以前あって、そこで警戒っぷりは聞いていたんだけどね。

 なんかね、自由な校風が心地よかった学校に立ち寄ってみたら、校則がんじがらめになっていて窮屈そうだなと思いつつ、今の学生がそれで満足しているならいいのかななんておもいつつ、やっぱり自由な校風に育まれた完成は後に役に立つよと言いたくなる、おっさん先輩な心意気。

 ・・・ってか、ガメルイベントってば、今でいうオフ会の大きなもの感覚なんだから、復活しても問題ない気がするけれどね。

2017年12月18日月曜日

くら

母は寿司が好きなのに、医者に米を止められている。
 足が自分の体重を支えきれなくなってきているとのことで、減量をすすめられその手段として、「米食」を制限する方法を提案された感じ。
 一番確実かもしれないが、一番つらい方法な気もする米制限。
 
 そんな中で、米抜きの寿司が誕生したってんで、チェックしてみた。

 回転すしの「くら」のひとしな。
 シャリの代わりに野菜を使用した、野菜寿司。
 まぁぶっちゃけ、ぷちカルパッチョ。
 カルパッチョとしては、手軽でうまいけれど、まぁ実際「寿司」としてコメの代用としてうまいかというと、疑問。
 やっぱり、米じゃないと。
 

・・・
 まぁ米を制限されているけれど、実は常連なこの「くら」の顔見知りの店員さんも、ぶっちゃけお寿司としては物足りないと言っておられた。
 ご飯の量を押さえた「ぷち寿司」なんかもあり、母の様な米を控えなくちゃならない層には嬉しい仕様なんだけどね。




 で。
 この行きつけの「くら」がリニューアルした。
 「くら」といえば、びっくらぼん。
 寿司皿5皿を投棄すると、ゲームが始まり一定確率で景品がゲットできるお楽しみ。
 実は、いきつけの「くら」では、ゲーマー用語でいう所のデンブチ効果があり、その日の一発目の客の場合、3回目のゲームで必ず当たりが出るという仕様になっていた。
 開店すぐに訪れるタイプの常連だけが気付ける、大事な仕組みだったんだけどね。
 ・・・
 リニューアルに伴い、この設定も変わってしまったようで、開店すぐに食事しても3回目必ず当たる仕様が無くなってしまった。

 2017年猿山リム重大ニュース。
 行きつけの「くら」のびっくらぽんが、3回目で必ず当たる仕様が無くなってしまった。

 ランクインと認定したいと思います。
 年明けまでにあといくつ認定できるかわからないけれど、一年を思い返していこうかと。
 
 ちなみに、母と二人でよく行くんだけど、食事制限されている割に二人で5000円近くいつも食べるので3回目で当たらなくても、1回ぐらいはだいたい当たるので、それほどショックでもなかったりするんだな、これが。

2017年12月11日月曜日

2017振り返り企画 ゲーム編 百円玉物語

 最近日記が飛び飛びね。
 各ネタは山ほどあるんだけど、なかなか書く気力がなくってね。

 今日は『100円玉の日』らしい。
 なのでゲームの話題。

 2017年もあと一息。
 一年振り返り企画をボチボチ始めてもいいころかしら。
 各ジャンルの振り返りから、今年の重大ニュースまで。
 もう、今年は何もないだろうからね。
 重大ニュースを決定してしまっても構わんだろうと。
 まぁあと20日ぐらいの間に、空から死環白を突かれた広瀬すずが降ってくるような事態でもあれば、1位も書き換わりもするだろうけれど、その時はその時書き換えればいいわけで。

 差し当たって、ゲームの話題。
 今年はね、ほっとンド家庭用ゲーム機活躍しなかったね。
 毎年恒例干支ゲーム「酉年に鳥のゲームをしよう」で、結局日記に攻略も紹介も記事書かなかったけれど、『ガンバード』をプレイしてそのままシューティングゲームに偏ったのが大きい。
 シューティングゲーム大量に買って、プレイ自体は結構しているんだけれど、苦手ジャンル故に殆どクリアに達していない。
 それに加えて、アーケードでも、シューティングに力を入れて、わずかずつ上達はしているのよ。

 虫姫さまふたりBLで、得点エクステンドに到達は最近ようやっと。
 1アップアイテムも取れることもあるぐらい。
 それでも、まだ3コインクリアなのよね。
 もう一息で、2コインクリアいけそうでもあるんだけれど。
 調子が良ければ・・・だけど。
 
 やっぱりね。
 昔のゲームは難しいのよ。
 怒首領蜂シリーズにしても、大往生より大復活の方が先に進めるし。
 シリーズものは1からやりたい性質ではあるけれど、ここは堪えて、まずは「大復活」でシューティングのコツをつかんで、「大往生」「怒首領蜂」「首領蜂」と遡るのが現実的かもしれないのよね。

 コンティニュークリアでクリア有りな定義で初めてみたりしたけれど。
 やっぱりね、虫姫さまふたりが3コインクリアとかなると、もう少し頑張れば1コインゴールを目指せるんじゃないかと思っちゃうのよ。
 家庭用ゲームでも、難易度1なら全キャラノーコンティニュー行けんじゃねとか。

 その辺りも含めて、来年はゲームブログを立ち上げようかと企み中。
 コレクター寄りのゲーマーが、ゲームクリアを目指す。
 テーマは「ぼくにもできた」、コーエーっぽく「ついにできたを」でもいい。

 ゲーム動画も、カールおじさんのゲームとか、将棋ブーム便乗動画とか、ネタ系しか作ってないしなぁ。
 来年は、もう少しゲームにも力を入れよう。
 干支ゲーが鬼門なんだけど、一応来年もやりはする予定。
 動画にするかは未定だけど。

 やりたいRPGとかもたまっているんだけどね。
 たまる一方。
 コレクター寄りのゲーマーがゲームをすると、ゲームの中でも何かを集め始めて、コンプするまでやめられないから、一本一本が長くなるのよ。
 そんなあたりまで含めて、新ブログ乞うご期待。

 残り今年、何を振り返るか未定ながら色々書けていけたらいいな。
 死環白を突かれた広瀬すずが空から降ってきてもいいな。

 あ。百円玉からアーケードゲームの話題に転じたけれど、行きつけのゲーセン旧作シューティングは1クレ50円なんだけどね。

2017年12月8日金曜日

から好し ☆ 訴訟咀嚼そーしゃる





























九州旅行で、中津らへんを経てから、唐揚げ専門店は意識しちゃう。
 ここ最近、関東でもちらほら九州式唐揚げのお店は増えてきている。
 大分辺りでは、唐揚げは基本店で買うモノらしいのね。
 店々独自の味が人気を呼ぶ。

 そんな中、「かつや」系で唐揚げをイートインで食わす店が出来て、以前個々の日記でも取り上げた。
 鳥を揚げる店を取り上げたことになるのかな・・・まぁいいや。
 「からやま」ね。

 そんななか、ある日車を走らせていたら別の唐揚げ専門店を発見。
 バーミアン系だから「すかいらーく」系。
 なんか似た感じだなと思ってみてたら、数日後訴訟がどうののニュースになってた。
 まぁこの手の訴訟で店が無くなることはあまりなさそうではあるけれど、なくなる前に行ってみた感じ。

取り敢えず、からやまでもオーダーしたのと同じ、チキン南蛮。
 チキン南蛮は大きく二つの流派があり、「タルタル流」と「甘酢流」。
 どちらも別の元祖を持つ別流派なのだけど、両方かかる邪道系。
 ・・・が、からやまも両方かかってた気がしなくもない。
 まぁ多分、本場宮崎以外のチキン南蛮には両方かかってることは多そうではあるけどね。

テイクアウトはからやまの方が買いやすそうではあったが、これはチェーンの個性というよりは店内レイアウトの関係かもしれないから何とも言えないけれど。

 や。まぁほとんど一緒だからね。
 独特な個性があれば、客視点で選択肢が増えてよかった感じだけど。
 ただまぁ、店名こそ似てないけれど、ほかのチェーンも何処もそうだけどね。
 牛丼だってバーガーだって、なんならソバ屋だってパン屋だって。
 今回の訴訟は店名や雰囲気までなんとなく似ているのが行けなかったんだろうね。
 「からよし」が何かしでかしたら、混同されて「からやま」も巻き添え喰らう的な。
 まぁ一客としてその時行きやすい方に行きます。

2017年12月2日土曜日

2017年11月の鑑賞メーター ~ヒャッハー!!~

 月初め恒例てぬぃっき。
 鑑賞メーター編。

 「読書」「鑑賞」ときて「マンガCDその他」と続けていたんだけど、先月辺りからその他枠を省略。
 マンガとか、続きから始まって続きで終わるものは感想書きにくいしね。
 完結したときに、全巻で語るぐらいがいいのかしら。
 CDも、音楽知識ないし語るほどの何かもないしね。
 個人的な映像編集の絡みで、サントラやカヴァー系聞きまくったりすると余計に追いきれなくもアリ。
 要所要所で思いついたように書き、思い出したようにまとめるぐらいでいいのかなと。

2017年11月の鑑賞メーター
観たビデオの数:6本
観た鑑賞時間:636分

■我が家のおバカで愛しいアニキ [DVD]
 なんとなく「アニキ」な映画を検索してみたらヒットした一本。
 思っていたアニキとは真逆のベクトルだけど鑑賞。
 大体タイトルから想像する通りの、あったかホームコメディ。
 子供心を持ったまま大きくなったような、ピュアなアニキが、ピュアなまま振る舞うから、妹たちが大変な目に合う感じ。
 もちろん映画なので最後はいい感じに落ち着くんだけれど、現実にこんなアニキがいたら、いい感じのオチには辿り着かないんだよな、多分。
 無難に普通。
 もっとズバッと決まるか、もっとヘンテコリンでもよかったかな。
鑑賞日:11月11日 監督:ジェシー・ペレッツ
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4720627

■みっひーランド Vol.1 [DVD]
 AV女優の脱がない仕事が好きなのです。
 コントもあるけれど、メインはトーク番組なのかしら。
 女子会トーク。
 AV女優だからできるお色気話題の応酬。
 普通のアイドルや女優さんは、たとえエッチなキャラでも事務所的にNGになりそうなテーマも、楽しく語る。
 仕事の話もあり、プライベートもアリ。
 ただ直接的なエロシーンはないし、年齢制限もなし。
 特典で次巻発表される新レギュラーがネタバレしちゃっているので、2巻見てから観た方ががいいかも。
鑑賞日:11月13日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4723237

■真夜中のパリから世界の果てまでヒャッハー! DVD-BOX【初回限定生産】
 「真夜中のパリでヒャッハー!」「世界の果てまでヒャッハー!」の2作品のセット。
 管理コードが『世界』の方が若かったし『パリ』は前日譚と紹介されていたので『世界』から観ちゃったんだけど実際は『パリ』が1作目でその続編が『2』なので『パリ』から観た方がいいと思う。
 事件があり現場に残されたビデオ映像から何が起こったかをプロファイリングする本格ミステリ真っ青のコメディ。
 ヒャッハー!だけど世紀末なアウトローではなくフランスのお調子者表現。
 個人的には『パリ』の方が好きかな。
鑑賞日:11月17日 監督:フィリップ・ラショー,ニコラ・ブナム
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4724784

■『氷菓』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
 古典部シリーズ第一巻の実写映画化。
 スニーカーミステリ倶楽部の頃からの原作ファンで、角川文庫版もコミカライズ版も読んでいるがアニメ版は未視聴。
 角川文庫版を映画の尺に要約して再現。
 原作を知らない人にも流れが伝わるような構成。
 主人公の思考は、おもにナレーションで語られ、映画ならではの見せ方は感じられなかったが、変に構成してめちゃくちゃになるよりはいい。
 感想を書くにあたって、原作を軽くおさらいしてみた。
 より踏み込み、深みを増した結末は、まぁ映画版のよい所か。
鑑賞日:11月20日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4726988

■ゲームセンターCX in U.S.A. [DVD]
 番組のアメリカ進出をし、現地イベント+たまゲーUSA的な企画+海外配信版の「ゴールデンアックス」やアメリカ的なゲームの挑戦+ゲームイラスト大喜利風なおまけ企画+特典CD。
 アメリカでゲームを語るなら紹介しなくちゃいけないあれもこれも全く入っていない、いつもの感じ。
 配信版の挑戦は、オートプレイだと英語のナレーションだけど、日本語のいつもの感じにも設定できる。
 特典CDはラストコンティニューの英訳版一曲だけの、この手の特典で一番ガッカリするタイプ。
鑑賞日:11月26日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4730882

■ブギウギ専務 DVD vol.2 「ブギウギ奥の細道~冬の章~」
 北海道のテレビ企画。
 徒歩で俳句を詠みながら北海道を縦断するだけの企画。
 通過ポイントもミッションもなく本当にひたすら歩くだけの企画。
 この手の企画で一番白ける、その場になってから理不尽なルールを告げる行為も。
 ただただ演者の不満顔を撮るためだけ的な、筋の通らないルールにイラっと来る。
 その他諸々含む演出に不満を感じていたらディレクターの「俺の演出が気に入らないなら見るな」的に発言があったので、買ってしまった3巻までは見るとしてそれ以降は観ないことに決めた。
 演者は面白いけどね。
鑑賞日:11月30日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4733576


▼鑑賞メーター
http://video.akahoshitakuya.com/

 ヒャッハーが映画2作品セットなので、映画枠4本鑑賞。
 テーマは特になかったけど、変なコメディ多い感じかしら。
 日本では「世界」の方が先に公開されたので、「パリ」が前日譚として続編かのように紹介されている場合があるけれど、本来「パリ」→「世界」なので注意が必要。
 わたしはどちらかというと「パリ」のが巧くまとまっていて好き。
 アルバトロスなのに面白かったという意味では、まずまずなのかもしれないが。
 劇場映画も、あと数本鑑賞予定だったんだけど、休日に外出する気力がなかった。

2017年12月1日金曜日

2017年11月の読書メーター ~懐かしの本格作家と新しめのライトミステリ~

 月初め恒例てぬぃっき。
 読書メーター編。

 冊数は稼げたね。
 や。11月は日記のペースが悪かったんだけど、ひたすら体調が悪くて日記書く気分じゃなかったのよね。
 わたしにしては珍しく、休みの日も出かけず、旅もせず、静養に充てた。
 なので、この冊数は旅の車内で稼いだ本じゃなく、家の布団の中で読んだ数。
 まぁ、なので、ライトノベル系の割合が多いってのもある。
 お気に入りシリーズ多め。
 今月のテーマは、ミステリ。
 そうそう、11月はただ多いだけじゃないのよね。
 京極夏彦が入っている。
 これ一冊で普通の本の3冊分のページがあるので、+2冊ぐらいの気合が込められている。
 高田崇史に綾辻行人にお気に入りミステリ作家を並べた感じ。
 やっぱり、本格的な本格推理はいいわ。
 テーマ無視して、本格三昧に走ろうかしら。
 思わないでもないけれど、今日12月1日は映画の日。
 映画の日があるから今月は映画だぜということで、12月のテーマは「映画小説」。


2017年11月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4636ページ
ナイス数:35ナイス

https://bookmeter.com/users/682213/summary/monthly
■なぜ、勉強オタクが異能戦でもトップを独走できるのか?2 (GA文庫)
 前巻が気に入り購入。
 勉強オタク…まぁガリ勉よね、が異能バトルで活躍する話。
 低レベルながら応用力の高い異能を勉強で底上げして、レベル以上の能力を引き出す主人公が、異能の敵と戦いつつ、異能の学校でトップを目指し、異能の英雄の頂点を目指す。
 まぁ「目指す」物語だから、若干タイトルに嘘はあるかもしれないが。
 「応用」のこじつけが面白い。
 キャラが多く、2巻にしてヒロインの影が薄い気がしなくもないが、いろいろやりたいことを詰め込んで、今後一気にまとまるのでしょう。
読了日:11月01日 著者:霜野 おつかい
https://bookmeter.com/books/12181231

■出会ってひと突きで絶頂除霊! (ガガガ文庫)
 ライトノベルは主に中高生をメインターゲットにしていると思うんだけど、このタイトルに反応する層は間違いなく「ノレンの向こう側」の常連じゃないかと思われる。
 ガガガ文庫ということもあり、直接的な性 描写は無いけれど、タイトルから期待される描写は、期待に応える程度には充実。
 ある意味「異能」ものかしら。
 除霊の学校に通う退魔師のタマゴが、恥ずかしいけどチートレベルな退魔法で、霊を昇天させる物語。
 バカな設定だけど、しっかり構成されていて好感。
 個人的には貧しい方が好みなので共感はごにょごにょ…。
読了日:11月07日 著者:赤城 大空
https://bookmeter.com/books/12308672

■たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語3 (GA文庫)
 3巻なので基本設定は割愛。
 だいたい3巻ともなると、ネタ切れでキャラクターたちが無難に個性を発揮するだけになりがちなのですが、違った。
 完全に確立したキャラクターを踏まえ、これでもかと詰め込まれた「勘違いコメディ」。
 勘違いレベルが進化している。
 や。久々に思わず声が出るレベルで笑っちゃった一冊。
 いい意味でバカっぷりのドツボっぷりが冴える。
 郊外の高級ホテルにバラバラに何故か偶然居合わせたレギュラーメンバーたちのドタバタ。
 名探偵のくだりがお気に入り。
 張り巡らされた伏線が素晴らしい。
読了日:11月11日 著者:サトウとシオ
https://bookmeter.com/books/12166211

■おことばですが、魔法医さま。(2) ~異世界の魔法は強力すぎて、現代医療に取り入れざるを得ませんでした~ (電撃文庫)
 異世界版「Dr.コトー診療所」といった所か。
 回復魔法の存在により医学が発達しなかった異世界に現代の医療知識を持ち込み何とかする物語。
 魔法と医療をいい塩梅でミックスし、難解になりすぎない医療ファンタジーに仕上げている。
 ライトノベル的には「縛りプレイ英雄記」も同じテーマなのかな。
 小説的嘘な部分もあるのかもしれないが、現状を把握分析して、主人公たちが考えて行動する流れは素敵。
 他の方も言ってられるけれど、イラストが必要以上にというか無意味にエロくいい作品なのに人にすすめにくい。
読了日:11月15日 著者:時田 唯
https://bookmeter.com/books/12181097

■文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)
 文庫版の発売当時に買って17年ほど積んでいた本。
 前作、前々作を読んでいるうちにこれが発売されてしまって買うだけ買っていたんだけれど、匣までがあまり肌に合わなかったため、忘却の彼方に。
 職場の若い読書仲間に推され手に取ってみる。
 まぁ17年の歳月で、わたしの読書スキルが上がったこともあるのかもしれないが、匣とは比べ物にならないほどスラスラ読め、テーマもトリックも嗜好にマッチし、なんで17年も放っておいたのかと後悔した感じ。
 概ねの構造は看破できたぐらいのちょうどいい心地。
 京極堂版インスマス。
読了日:11月16日 著者:京極 夏彦
https://bookmeter.com/books/576593

■学園交渉人 法条真誠の華麗なる逆転劇 (GA文庫)
 ミステリ好きなので反応して読了。
 「リーガル・ハイ」を何の工夫もせず、そのまんま高校生活に落とし込んだ感じ、ほぼそんまんま。
 ライバルに当たる存在はないけれど…。
 事件も解決法も特に捻りも工夫もなく、困るとご都合主義が見え隠れする。
 突っ込みどころも多いので、作中にライバルでもいれば簡単にひっくり返りそうではあるんだけどね。
 学園の事件難問を、交渉ひとつで解決する、タイトル通りの作品を期待すると、かなり肩透かしを食らう。
 リーガルハイの学園パロディと解釈してもちょっといただけないかしら。
読了日:11月20日 著者:柚本 悠斗
https://bookmeter.com/books/11995794

■カンナ 天草の神兵 (講談社文庫)
 確実に面白いのが分かっている作家の本は買うだけ買って読むのを後回しにする癖があり、そんなこんなでやっと読了。
 しかし後回しにした甲斐があり、たまたま今年熊本旅行で、天草あたりを巡っていた。
 今回の舞台な辺りも巡っていて、情景が思い出されてさらに思い入れが強く感じた一冊。
 殺人事件より、歴史の謎の方が気になって仕方がない。
 このシリーズは、忍者の要素も盛り込まれ、超人ではないが凡人は凌駕した忍者の活躍も愉しい。
 天草四郎の謎。
 堪能しました。
読了日:11月22日 著者:高田 崇史
https://bookmeter.com/books/4714786

■剣と魔法と裁判所 (電撃文庫)
 ヒロイックファンタジーな世界で法廷ミステリを描く法廷活劇。
 雑に表現するなら「リーガル・ハイ」と「逆転裁判」を足して割ったような作品。
 本来なら、世界観とこの世界の法律を理解しなくちゃ楽しめないはずなんだけど、そのあたり旨い事表現されている。
 概ね読者層がこの手の作品で想定している辺りの法律知識をベースに考えて理解できる感じにまとめられていて好感。
 名検事(黒騎士)やライバル弁護士などが出てこなかったのも、世界観の中での逆転劇を優先したからかしら。
 次巻以降に登場することを期待。
読了日:11月24日 著者:蘇之 一行
https://bookmeter.com/books/11607810

■捕まえたもん勝ち!2 量子人間からの手紙 (講談社ノベルス)
 小説は文庫派で好きな作家の作品でもいつも文庫化を待つんだけど、待てなかった一冊。
 キックはね、漫画版(「QED」「C.B.M.」)にも時々ゲストでも出るしね。
 ただ最近の本屋さんは新書サイズの本が無い。
 何件もハシゴして探したけれど、巡った本屋たちすべて棚そのものがない。
 探して回るより早いということでアマゾンにオーダーしてしまった。
 そうしちゃうから、また本屋にこのサイズの本が入荷されなくなるんだろうけどね。
 好きな作家の好きなシリーズでもあり、当然好感。
 腐った上層部の腐り具合も絶妙。
読了日:11月25日 著者:加藤 元浩
https://bookmeter.com/books/12260910

■3年B組 ネクロマンサー先生 (GA文庫)
 表紙に大きく目立つ女性がいたので、彼女がネクロマンサーかと思っていたら、奥の真ん中の男性が主人公だった。
 究極的な「闇」の素質を持つ主人公の暗黒式魔導士が、「光」の権現たる勇者に恋し告白し振られ、腹いせに人類を抹殺するべく魔王サイドに寝返り「闇」の力を発揮するコメディ。
 ゲージが振り切れるほどのネガティブな主人公が、滾るネガティブ力を発揮して、魔界の生徒を指導する。
 半端ないネガティブが、巧みに面白い。
 短編連作。
 闇の化身の主人公がネガティブだけど、光の勇者がポジティブってわけでもないのね。
読了日:11月27日 著者:SOW
https://bookmeter.com/books/12362970

■ぼくたちのリメイク3 共通ルート終了のお知らせ (MF文庫J)
 漸くメンバーでゲームを作る段階へ到達。
 
※ネタバレを含むため編集※

 作りたいものを作ることと、売れるものを作ることとのジレンマ。
 案外この作品そのものも、そのジレンマの結果なのかもしれない。
読了日:11月28日 著者:木緒 なち
https://bookmeter.com/books/12424016

■剣と魔法と裁判所2 (電撃文庫)
 ヒロイックファンタジーを舞台にした「リーガル・ハイ」なんだろうけど、法廷ミステリ的文法で読むと、かなり物足りない。

 ※ネタバレを含むため編集※

 法廷活劇らしい、逆転の連続劇をこの世界観で読んでみたい。
読了日:11月29日 著者:蘇之 一行
https://bookmeter.com/books/12364001

■奇面館の殺人(上) (講談社文庫)
 上巻で感想を書くのもアレかもしれないが一冊のケジメなので。
 シリーズは文庫で全部読んではいるけれど、前作までから大分時間をおいての「奇面館」。
 探偵役と江南くん以外の登場人物を覚えていなかったんだけど、一人ゲーム版に出てた人がいる気がするんだけど、詳細忘れた。
 わたしが本格に目覚めた初期の頃に読んでいたシリーズではあるんだけれど、こんなにあざとかったかしら。
 少年誌の探偵マンガの如く、奇抜な設定を無理やり押し付けてくる。
 あからさまな仕掛けの末どう裏切ってくれるか期待を込めて下巻に進む。
読了日:11月30日 著者:綾辻 行人
https://bookmeter.com/books/9620664


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 今回、本の内容そのものの感想よりも、本を取り巻く環境ごと感想を書いた感じのものが多かったかしら。
 「捕まえた…2」とか、本の感想はちょろっとしか書いていない。
 お気に入りの本なので楽しめたのは当然だし、面白ポイントは押さえたつもり。
 新書サイズの本が本屋から消えて行っていることに気付いた方をアピールしたかった。
 後半は、ライトノベル枠も、ミステリを意識した布陣になっているけれど、ライト枠は新作メインなので、偶然要素も大きい。
 というか、一時期ライトノベル界にミステリを取り入れるムーブメントがあったことがあり、その時かたっばりから買い込んで鬼のように読みまくったけれど、まだ鬼のように無まれているライトミステリも控えているので、狙いだったらそっちを読んでる。
 ライトノベルのミステリは、そのほとんどが酷すぎる内容ではあるんだけれど、ライトノベル出身で一般文芸に転校する作家は、このライトミステリ畑の人も多く、意外といいものが眠っているジャンルでもあるのよね。
 いつか一気に読みまくって、またここの日記でライトミステリを語りたい。