2016年10月27日木曜日

クリーピー 偽りの隣人

クリーピー 偽りの隣人
CREEPY

★☆☆☆☆
2016年7月6日 鑑賞
劇場映画 
2016 日本
松竹=アスミック・エース

監督
 黒沢清
脚本
黒沢清             
池田千尋          
キャスト
 西島秀俊 竹内結子 香川照之
映倫 G

あの人、
お父さんじゃありません。
全然知らない人です。

おっぱい
 確かなかったと思う
ゲーム
 確かなかったと思う

【奇妙】感想。
 予告のセンスが良く、これは面白そうなミステリだとワクワクして、これは観なくちゃ!と、確かどこか遠征して鑑賞した一本。
 キャッチコピーの所にもある「全然知らない人です」とか、怖いじゃん。

 映画のテーマはサイコパスらしいんだけど・・・。
 全編、なんとなくと雰囲気で語られる。
 ひょっとすると、ツッコミの無いコメディで、ギャグ映画と解釈するのが正しいのかもしれない・・・と、思っちゃうほど出鱈目。
 貶すだけの感想は嫌いなので、一生懸命考えたんだけど、考えれば考えるほど、粗しか見つからない。
 思わせぶりなセリフのすべてに、特段深い意味は無く、予告編を面白くするためにあるような印象。
 原作未読で、映画が酷い出来だと、原作は面白かったんだろうなと、読んでみたくなることが多いんだけど、この映画に関しては、原作も読まなくていいやと思っちゃった。
 
 勿論ね、緻密な計算と綿密な裏設定が根底にあるけれど、わたしがそれを全然読み取れない理解力の無い奴という事もあるかもしれないから、わたしの感想を鵜呑みにするのもアレだけど。
 原作か、映画か、もしくはその両方が、こういうスタイルの作り手なんだろうね。

☆三つ以上の良かった点☆
・登場人物ほぼ全員何も考えていない
・勘と雰囲気で推理するミステリ
・真剣なご都合主義
☆猿山式キャッチコピー☆
 考えるだけバカバカしいけれど、多分ギャグではないサスペンス。

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