2016年11月6日日曜日

レイトン教授と不思議な町

レイトン教授と不思議な町
 ニンテンドーDS 


 小学生の頃、父の本棚にあった「頭の体操」を2冊ばかり読破し、目からうろこが落ちるのを感じた。
 発想の転換。
 こいつを小学生で学べたことは大きい。
 ・・・
 そんな「頭の体操」がゲームになった。
 面白いのは分かっているけれど、でも結局まんま頭の体操なわけで。
 評判の悪いレベル5の作品という事もあり、気が乗らず放置していた感じ。

 逆転裁判とのコラボもあり、やっぱり頭の体操であるなと思いつつ、やっぱりこれ系は楽しいなと…あとは安く手に入ったら触ってみようかなと放置し…。
 どうぶつの森を切り上げた機会にプレイしてみた感じ。

 「頭の体操」・・・まぁパズルだね。
 これに、英国紳士が事件を解決する物語を載せたゲーム。
 当時流行っていた、ナンチャラ博士監修ナンチャラトレーニングと差別化を図った感じではある。

 パズルを「ナゾ」として、街の人々が出題する、謎かけを解決していくゲームなわけだが、事件の謎そのものは、ゲームが進むと、勝手に解決されてしまうので、そういう意味での謎解きアドベンチャーが苦手な人も安心。
 まぁ逆に言うと、謎解きアドベンチャーとしての楽しさが味わえないなら、普通にパズルの羅列を怒涛の勢いで解いて行った方がテンポはよかったのになと思わないでもない。
 
 時代背景はよくわからないが、英国紳士が主人公なので、イギリスが舞台っぽいんだけど、出題される「ナゾ」がコテコテの日本人モノなのが、ちょいと興が冷める。
 英国紳士じゃなくて、日本の探偵を主人公にすればよかったのにと思わないでもない。
 発想の転換をテーマにする謎のゲームとしては、見過ごせない部分。

 謎そのものに、若干のアンフェアな部分も感じなくもない。
 一回目の回答が誤答で、二回目で正解になっても、よくよく解釈すれば、1回目の方が正しいじゃないかと思うナゾとか。
 理屈パズルと理屈抜きのパズルがあり、理屈抜きのパズルは、パズルのセンスが必要なので、ちょっと厳しい。
 ヒントを見ても、ネットでカンニングしてもよくわからなかったり。
 
 「ヒントの出しようがないがんばれ」というのは、ある意味正しいんだけど、でも方向性を示すためにも、パズルを面白く解けるようなヒントの出し方もあるはずなのにな…と、少し残念に思った部分もあった。

 発想の転換。
 この言葉を肝に刻めば、殆んどのナゾは、そう難しくなく解ける。
 解けなくても、画面をチョコチョコ弄ればみつかるヒントメダルを消費してヒントを見れば、大体わかるんじゃないかと。
 わたしは、極力ヒントは使わないようにしてみたけれど。

135/135☆5134ピカラット☆143メダル☆19時間53分

 前の持ち主さんのデータと比較して・・・。
 ピカラットは大体同じぐらい。
 時間は倍かかっているけれど、残メダル数は桁違い・・・そんな感じ。

 ネットで、追加ナゾが配信されるという事だったんだけど、現在サービス終了していて、前の持ち主さんが読み込んでいた序盤の一部分しか追加で遊べなかった。
 フレンドリー版は、配信ナゾまで最初から収録されているそうなので、そっちを買うべきだったと後悔。
 これから買ってみようという人は注意が必要。



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