2015年6月21日日曜日

メイズ・ランナー

メイズ・ランナー
THE MAZE RUNNER

★★☆☆☆
2015年0 月 0日 鑑賞
劇場映画 トーホーシネマズ小田原
2014 アメリカ 
東宝
113分

監督
 ウェス・ボール
脚本
 ノア・オッペンハイム   
グラント・ピアース・マイヤーズ             
T・S・ノーリン
キャスト
 ディラン・オブライエン カヤ・スコデラーリオ キー・ホン・リー 
映倫
 G(全年齢)
おっぱい
 特になし
ゲーム
 全体的な雰囲気はゲームっぽい

その「迷路(メイズ)」は、
どこまでも追ってくる。。

【迷路】
 気が付くと、そこは、檻の中だった。

 確かネットのバナーで見つけて・・・。
気になって検索してあらすじ知って・・・。
 面白そうだったので、探りすぎないようにして鑑賞。
 前回の映画系日記「イニシエーション・ラブ」と同じ日にダブルヘッダーで観た映画。
 トーホーシネマズでちょうどポイントがたまったので、無料鑑賞。

 主人公は、記憶を失って檻の中にいた。
 檻は上昇を続け、絶望的な壁に囲まれた広い土地に辿り着く。
 そこには、やはり記憶を無くし送り込まれた男たちが生活していた・・・。

 ここの人たちは、名前以外すべてを忘れている・・・逆に言うと名前だけは思い出す。
 記憶を消されたにしては…便利な記憶喪失だなオイ・・・と、思わなくもない。
 で、まぁこんなタイトルだしね、壁の向こうは迷路になっていて、閉鎖された土地から脱出するには、この迷路を踏破しなくてはならないんじゃないかな・・・って映画。
 彼らも自分の名前以外覚えていないし、情報は殆ど無いので、多分とだろうに望みを託しているんだろうけどね。

 原作はアメリカのヤングアダルト小説ってジャンルのヒット作らしい。
 日本でいうところのライトノベルなのかな。
 この手の作品の悪いところが詰め込まれている感想。
 登場人物が、全然考えないのよね。
 現在起きて居る事象から、考えられることをすべて検討して、臨む・・・って流れが自然だと思うんだけど・・・。
 考えない。
 ご都合謎展開が多くて、個人的にはかなり白けた。
 まぁね、3部作の1作目って事で、考えてないようでいて、実は考えているシーンを見せていなかったり・・・ご都合展開のようで、裏に隠された真意が今後出てきたり・・・するかもしれないけどね・・・。

 好きなシチュエイションの映画なんだけど、全然ハマれませんでした。
 勿体ないなぁ、こうすればいいのに…的なシーンが多すぎて・・・。
 本編終了後、次回予告的な映像も流れたけど・・・うん、これはわたしは好きになれない。
 3部作作品に難色を示す意見もあるようですが、1作目で観るのをやめられる3部作ってのも実は観客に優しい仕様なのかもしれない。
 「ハンガーゲーム」も似たテーマの作品で、1作目で失望した映画だったな。
 好きなテーマの作品が、自分的にハズレだと、期待値が大きかった分ガッカリ感が大きい。
 ・・・
 ただ、ネットで感想を追いかけると、肯定的な意見が多い。
 わたしのような見方をしなければ、純粋に楽しめる映画なのでしょう。
 最新ゲームハードのゲームのような世界。
 遺跡のような迷路を駆け回って謎を解き、アクションバリバリ!大活躍!!
 単純にそれだけで見る価値あるじゃないか!と言われれば、確かにそうなんだけどね。


 エンターテイメント大国アメリカでも、ライトノベルはゴニョゴニョな作品がごにょにょにょにょ・・・って事が分かって、少し安心した。

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