2015年3月23日月曜日

マッチスティック・メン

マッチスティック・メン
MATCHSTICK MEN

★★★★☆※いっさい情報を遮断してみた場合
2015年02月  日 鑑賞
DVD
2003 アメリカ 
ワーナー
116分

監督
 リドリー・スコット
脚本
 ニコラス・グリフィン   
テッド・グリフィン
キャスト
 ニコラス・ケイジ アリソン・ローマン サム・ロックウェル 
おっぱい
 特になし
ゲーム
 要素無し

特典
 監督+脚本二人 音声解説あり
 メイキング・・・一応あり
 オリジナル劇場予告編

【詐欺】
 これは、詐欺だ・・・騙された・・・金返せ。
 詐欺物の映画を観て、最後の一言が無ければ褒め言葉。
 あれば、ゴミ映画。

 小説の文法と映画の文法は違うといえば違うのかもしれないが・・・。
 トレーラーなど予告ムービーは、その映画の監督とかが編集していないことも多く・・・。
 ぶっちゃけ、ネタバレや嘘が含まれていることが少なくない。
 この映画、予告で気になり劇場で一回見ているんだけど予告のウソにイラッときた作品。
 映画そのものは結構面白かっただけに、予告のウソ抜きに純粋な視点で観たかった作品。
 ・・・なので、これから観る人は、まず予告抜きで見ることをオススメします。
 
 マッチスティック・メン 意味 
  MATCHSTICK MEN
  グーグル翻訳 マッチスティック・メン
  Excite翻訳  マッチ棒人
  ヤフー翻訳  マッチ棒人
 雪の夜に、マッチ棒を売りつける少女のお話のようです。
 ・・・・・・えっと、「マッチ棒のように細かいもの」といった意味で、転じて「詐欺師」を指す言葉らしい。
 雪の夜に、価値のないマッチ棒をお金に換える少女の話は、詐欺師の話として成立していなくもない。
 ・・・まぁ個人的には、マッチって充分太い気がしなくもないけどね。
トゥースピック・メンの方が細くて脆そうだけど、まぁ慣用句なんてそんなものか。

 リドリー・スコットの詐欺物。
 主人公の中年詐欺師は、潔癖症・・・綺麗好きというレベルじゃなくて、病的な。
 オープンフィールドでは、発作が出るレベルで、勿論医者にかかっている。
 かかりつけの精神科医が、夜逃げし薬がもらえなくなり状況が変わる。
 ・・・

 こんな導入。
 まぁ謎モノは多くを語らない方がいい。
 
 原作ものらしいが、原作を尊重しているといいつつ、結末などガンガン変えて行っているらしい。
 映画製作者の言う「原作を尊重する」の意味が解らない。
 ・・・そんなことをつらつら語るオーディオコメンタリーは、監督と脚本家兄弟が担当。
 兄弟の掛け合いはあるが、兄弟と監督の掛け合いはあまりなかった気がする。
 なんとなく、そんな距離感なのかな・・・と。
 全くなければ、別録りしたのかと勘繰りたくなるけど、無いことも無かった気がする。
 まぁ普通のコメンタリー。
 監督のコメンタリーは、ある意味巧く、自分の監督したタイトルを沢山織り交ぜることで、観る(聴く)人の興味を誘っている・・・が、個人的には、作品そのものの裏話をもっと聞きたかった気もする。

 岩手県旅行中、トイレを借りたリサイクルショップで中古ソフトとして購入。
 劇場で観ていて、イラッときていたのでDVD買うつもりはなかったんだけど、イラッときた根本は、宣伝の内容であり、映画自体は面白かったので。
 旅の想い出も兼ねて、安かったこのタイトル+ゲーム数本。

 先日観た「女と女と井戸の中」の娘さんを見ていて、なんとなくこの作品のアンジェラを思い出したので観てみた感じ。




 まだ語ることあったや。
 劇中のセリフで、金融について「字幕の無い外国映画」という例えを出している。
 ・・・で、特典のメイキングなんだけど・・・
 字幕が無いんだ!
 ぃゃぁ。金融のように面白いメイキングをありがとう。
 どこかに字幕の出るボタンがあったのかなぁ…。

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