2017年9月5日火曜日

欧州の伝承 ~ガーデニングを目指した朝に~

欧州の伝承に「チェンジリング」というものがある。
 日本語で言うと「取り換え子」。
 鷹がトンビを生んだり、トンビが鷹を生んだり。
 両親と似ても似つかない子供は、妖精が子供をこっそり取り換えちゃったからという感じかな。
 
 まぁ誰も覚えてはいないと思うが、6月の日記に自作の鉢に花の種を植えた話題を書いた。
 その鉢植えが、花を付けた。

 























見事な「鶏頭」と「鳳仙花」が花をつけた。


 ・・・。
 や。蒔いた種は「バジル」と「サルビア」だったんだけどね。



 種の話題だけに種明かしをすると・・・。
 鉢を自作し、土を調達するのに、母の花壇から勝手に拝借したのね。
 拝借した花壇に実は埋まっていた種たちが、わたしの鉢で育った真相。
 
 ・・・ってかね。
 ぐっちゃに盛った母の種と、丁寧に蒔いた私の種。
 わたしが買って蒔いた種が、一つも芽を出さなかったってのも、おかしな話ではあるけれどね。
 なんだろう、カッコウの雛のように、早く芽を出した母の植物が、わたしが蒔いた種を鉢から蹴り落していたのかもしれない。
 植物の世界も厳しい世の中なんだなぁ。

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