2018年3月9日金曜日

春の季語

 春一番が、掃除したてのサッシの窓に、埃の渦を躍らせた月初め。
 夕方の街を歩いていた。

 身体を持っていかれそうなほどの強風に、眼もあけていられないほど。
 そんな大風の日でも、女子校生は丈の短いスカートで前を歩いておられる。
 眼もあけていられないほどの大風の中、頑張って眼を開けていたわけだけども・・・。
 最近の制服は、根性が座っておられる。
 特に、裾を押さえるでもないのに、一瞬もひらりとしなかったんだなこれが。
 や。裾を押さえるでもない時点で、まぁひらっとしたところで、レギンスとか履いてられるんだろうけどね。

 帰宅路の 春風ひらりは 季語なのです

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