2018年10月10日水曜日

笑っちゃう数学者

 社員登用試験が話題になった。
 バイトさんたちが何名か受けた話題。
 一問一問はそれほど難しくないが、出題数が多くどれだけ能率よく解き進められるかな気配。

 まぁそんな話はいいとして。
 確率の問題があるということで、確率なら得意だよと見せてもらった。
 当方、ばりぶり文系ではあるものの、ゲームが大好き。
 勿論アナログゲームも大好きで、のめり込むうちに覚えた。
 特にサイコロの確率は得意。
 ゲームの解説やらなんやらで、覚えたのね。
 アナログ系ゲームの製作者は、ちゃんと大学の数学科にいた人とか割といるので、分かりやすく説明するので、理解できちゃうのよね。
 確率統計は、高校で習った気がするが、、中学生の頃にほぼほぼマスターしていた(勿論サイコロ周りのゲームに関する部分限定だけどね)。

 ど真ん中の問題があった。

■ サイコロを2個振ったとき偶数になる確率は何%か。

 これ。アナログ系ゲームデザイナーが解説していたのを思い出す。
 偶数は、「偶数+偶数」「奇数+奇数」のパターンの時に成立する。
 奇数は、「偶数+奇数」の場合にしか成立しない。
 故に、偶数の確率が高い。
 そんな確率で半丁博打が成立するのは「役」によって細かく調節しているからである。
 ・・・
 成程と思って覚えていたのに、答えを見ると50%。
 そんなバカな・・・。
 ・・・と、自分で計算して検証してみても50%。
 念のため別の方法で検証してみても、50%。
 
 更にネットで調べてみても、勿論確率は50%ではあるんだけど、別の解説も見つけた。
 奇数になる組み合わせの数と、偶数になる組み合わせの数は確かに異なるので、それを確立と誤るケースも多いようだ。
 や。まぁこの解説をだれがしたのかまで覚えていないから、数学科のデザイナーじゃなかったのかもしれないけれど…。
 真に受けて何年も信じていたのが恥ずかしい。
 ちゃんと自分で計算してみたら、当時でも間違いに気づけたのにね。

※6面体サイコロ二つの出目の組み合わせは6×6の36通り。それをすべて書き出して数えてみると一目瞭然。計算する方法もあるけど、全書きでも書いてる途中で結末は分かるからそう長くもかからないよ。

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