女と女と井戸の中
2015年01月28日 鑑賞
DVD
1997 オーストラリア
アスミック
102分
監督
サマンサ・ラング
脚本
ローラ・ジョーンズ
キャスト
パメラ・レーブ ミランダ・オットー
おっぱい
すけぽち
ゲーム
要素無し
特典
インタビュー
音声解説
なし
【井戸】
ネットで、ちょっとゴニョゴニョな作品を検索していて偶然ヒットした映画。
「女と女と」なんてキーワードでどんな作品を探していたのかは、詮索しないでほしい。
・・・まぁ、目指した内容ではなかったけど、軽く粗筋を読んだら好きそうな内容だったし、そのままブックオフで検索かけたら、安くヒットしたのでそのまま購入。
そんな出会いをした映画。
わたしの感想は…この作品は…サスペンスではない。
そして…ホラーでもない。
じゃあなんだと問われたら・・・ドラマ?
オーストラリアで有名な原作の映画化らしい。
設定が、しっかり説明されていないので、想像で補わなければならない部分も多い。
ネタバレ云々より、ここでわたしが内容を語っても、それは解釈のひとつにすぎないわけで、先入観を持たせてしまうのも申し訳なく、なかなか感想を書くのも難しい。
・・・で、何テイクか、あらすじ書いてみたんだけど・・・うーん・・・納得のいく粗筋が書けない・・・ので、わたしが購入を決めたきっかけになった、アマゾンの紹介をコピペってみる。
商品の説明
内容(「Oricon」データベースより)
井戸の中へ隠した男の死体を巡る中年女とメイドの互いへの疑惑を描いた、サマンサ・ラング監督による異色ミステリー。パメラ・レイブ、ミランダ・オットーほか出演。
レビュー
オーストラリアの新人監督、S・ラングが放つサスペンス・ドラマ。人里離れた田園で暮らす中年女性と、そこにメイドとして訪れた若い娘の息のつまる心理戦を描く。
-- 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
意味ありげなシーン。
さまざまな伏線。
それらを想像で補いながら組み立てていくと、色んな解釈が成り立つ。
まぁ、そのどれもが正解で、どれもが不正解なんだろうな。
そこが面白いかというと、個人的にはそうでもない。
ミステリが好きなので。
推理物の面白さは、真実は一つであり、そのぼやけた真実のピントを合わせていく過程にあると思うので。
真実そのものが、ぼやけていては、サスペンスになりえないと思うのね。
なので、サスペンスやホラーを期待すると、肩透かしを食らう。
ヒューマンドラマとしてみると、懐が深い部分があるように思うんだけど…
・・・ただ、わたしの感想と同じ感性を持ったレヴュアーがわたしが探りを入れた範囲では見つからない。
女と女の友情であり、愛情。
お互いをどこまで信じられるか・・・そんなテーマを見たのはわたしだけなのかもしれない。
青い映画。
・・・いや、お尻の話じゃなくて。
青を基本とした画面で、全体的に青い色をした映画。
監督・脚本・撮影・・・など、女性スタッフたちの多い映画で、女と女が主人公の映画。
女の世界。
女主人と女使用人の意気投合・・・そう解釈すると、女版「最強のふたり」ともいえるかもしれない。
男同士の友情が「最強のふたり」なら、女同士のそれがこの作品。
まぁ時代はものすごく前後するんだけどね。
画面の中の井戸のシーンが印象的で、「リング」を彷彿とさせるが、映画のリングよりこちらが前。
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