2016年2月29日月曜日

女の子よ死体と踊れ

女の子よ死体と踊れ

★★☆☆☆
2016年2月某日 鑑賞
劇場映画 シネマ・ジャック&ベティ

2015 日本
日本出版販売
70分

監督
朝倉加葉子
脚本
 朝倉加葉子
キャスト
 ゆるめるモ! 松田優古内啓子 
映倫
 
おっぱい
 まぁアイドル映画だからね。
ゲーム
 「街」の役者さんが出演している。

【牛馬】
 時間があるし、映画でも観に行こう。
 本当は別の映画を観るつもりだったんだけれど、家を出る直前に調べ物をしていて、ついでにヒットしたタイトル。
 や。画像検索だったかもしれない。
 面白いタイトルだな、DVDとか出てるのかな・・・と、検索したら現在上映中。
 しかも、もうすぐ終わっちゃう。
 これは、間に合ううちにこっち観に行かなきゃダメじゃん。
 シネマ・ジャック&ベティ
 この映画館、こういういい感じのタイトルをよく上映するんだけど、なんとなく入りにくそうな空気を感じて今まで敬遠していた正直なところ。
 実際のところ、普通のミニ・シアター系。
 フードコーナーが無い感じで、自販機があり、座席にドリンクホルダーが無いタイプ。
 整理券方式で、先着順に入場して好きに座る方式。
 横浜まで遠征。

 死体映画。
 ゆるめるモ!というアイドルの映画。
 アイドル映画で死体て・・・。
 そんなあたりも、ビビッと来た一本。
 聞いたことも無いアイドルではあるが、なんとなくそんな感じのアイドル。

 清掃会社で働く仲良し女の子5人。
 今日も出鱈目な仕事でもがんばる。
 メンバーの一人が、掃除中の林の中で、綺麗な少女の死体を発見する。
 あまりの綺麗さに、ちょくちょく会いに行っていたところ、他のメンバーにばれてしまう。
 ただ、死体。
 このままでは腐ってしまう・・・なら、蘇らせちゃえばいいじゃん。
 ・・・って、ちょうど黒魔術で蘇生法を知っていたメンバー指揮の下、適当な手順で死体蘇生の秘術を敢行。

 死体はしかし、自殺志望者だったのだが、殺されてしまった娘。
 死に方ぐらい自分で選びたかったと悲嘆する少女に、蘇らせちゃった責任から、もう一度死ぬ手伝いをするメンバー・・・。
 ・・・ってな映画。

 キャストの一覧を見て、なんとなく引っかかっていた名前を検索したら、街の主役の一人、馬部と牛尾の役者さん。
 なんか、街の頃より若い印象を受けたんだけど、そんな役だからかな。

 こんなタイトルのアイドル映画としては、至極妥当な辺りの映画に感じた。
 蘇生の秘術が強すぎて、自殺しても殺しても死なないっぷりは面白かった。
 ネタバレはアレだけど、その辺りもゴニョゴニョしてたし。
 気持ちのいい死にっぷりは○。

 死体がよみがえるわけで、広義にゾンビ映画。
 作中に、チェーンソーも登場するから、チェーンソー映画でもある。

☆三つ以上の良かった点☆
・馬部と牛尾の現在。
・死なない死体の死にっぷり。
・知らないアイドルの映画。

☆猿山式キャッチコピー☆

 死なない死体の死にざま映画。

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