2018年1月2日火曜日

2017年12月の鑑賞メーター&2017年12月の読書メーター+新春特典【初夢鑑賞】

 月初め恒例てぬぃっき。
 12月分は、読書メーターと鑑賞メーターをいっぺんにまとめ。

 12月観たDVDは10本と多めだけれど、「映画」枠は1本。
 バラエティのDVD化ソフト多め。
 今年は、その手のDVDも本数に含めるルールだから月3本以上をキープ。
 ちなみに、「観る」つながりで、今年の初夢を語ると・・・。
 
 「学校で宇宙人に追いかけられ、全力で逃げる」夢。
 夢の中なのに、割と素早く走れたんだよね。

2017年12月の鑑賞メーター
観たビデオの数:10本
観た鑑賞時間:1135分

■ブギウギ専務 DVD vol.3   「ブギウギ 奥の細道 ~春の章~」(本編2枚組)
 俳句を詠みながら北海道を徒歩で縦断するだけの企画。
 ルートはディレクターが指定して日程組んでいるのよね。
 ならロケハンもできるし、取材交渉の根回しもできるだろうになと。
 素材とってなんとなく面白い番組みたいなことやって編集でつなげれば面白くなる的な学生の映像サークル作品のようなプロ作品。
 そんな中で演者の動きは大人で面白い。
 ただ演出が気に入らなければ見るなという発言が前巻であったのでここから先は見ないことを決めた。
鑑賞日:12月03日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4735317

■みっひーランド Vol.2 [DVD]
 アダルト系の女優さんたちが裸なしで、ちょいエロ女子トークな番組のDVD第2巻。
 前巻の最後に予告していた新レギュラーは、本編以前に表紙でネタバレしちゃっている。
 オーディションで云々という体だけど、新メンバーもアダルト系な女優さん。
 コントなども挟まれるけれど、基本トーク。
 女子会トーク。
 プライベートなエッチな話題などを、恥ずかしそうに語るのもいとをかし。
 こうね、AV女優の脱がない仕事が好き。
鑑賞日:12月06日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4736672

■みっひーランド Vol.3 [DVD]
 3巻までは同時発売だったみたいなので、ひとくくりなのかしら。
 AVで活躍する女優さんの脱がない番組のDVD。
 ただまぁ勿論AVがMCということで期待される程度の下ネタトークはふんだんに。
 女性のエッチ事情&AV嬢のエッチ事情なんかも語られて興味深い。
 コントや大喜利なんかもアリはするけれど、特にオチの無い繋ぎ感覚。
 まぁコント番組じゃないし、芸人さんでもないので、良いのかもしれないし、本職の芸人のコントにもオチの無い時代だから仕方ないかな。
 女子トークの女子っぷりがいい。
鑑賞日:12月08日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4738926

■東京再発見・散歩と温泉巡り1(大江戸温泉物語) 癒し系DVDシリーズ2008 日本
 鑑賞メーターの検索で「東京再発見」と入力すると2巻から先がヒットするんだけど、1巻がヒットしない。
 アマゾンで検索してJAN調べて漸くだどりついた。
 散歩系DVDを探していて見つけた作品。
 この手の温泉紹介DVDは、散歩+温泉にかこつけて女性の裸を愉しむ仕様のものも少なくないけれど、この作品はしっかり撮影のためにタオルを巻いたファミリー層にやさしい仕様。
 東京の温泉地紹介としてお台場の温泉施設。
 そしてその周辺のスポットを紹介。
 元レースクイーンのタレントさんが案内してくれる。
鑑賞日:12月09日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4738952

■キンシオ特別編 新作録りおろし 123の旅 16号を行く ~気ままなぶらり旅~ [DVD]
 キンシオDVDの最初。
 第3弾の前に予習をしようと探していたんだけど見つからなかったものをようやく見つけたので鑑賞…予習間に合わなかったから復習か。
 国道16号線をひたすら旅する企画。
 気になる所、気になる店に寄り道しながら五日間でぐるり一周。
 16号の成り立ち、歴史上の道の役割、推測して検証する旅。
 検証する旅ではあるけれど、あくまでも旅人キンシオタニの考えた推測&検証なだけの旅。
 限りなく素人が旅しているだけの旅に近い何でもない旅の記録。
鑑賞日:12月14日 監督:重富浩二
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4740737

■安田美沙子 みちゃこと行く京都の旅 [DVD]
 旅モノのDVDを探してヒット。
 安田美沙子さんを存じていなかったのですが、現役で活躍する女優さんのようですね。
 グラドル経験者とのことだけど、作中水着ショットやそれ以上の過激なシーンはない。
 京都出身ということでの起用のようだけれど、ロケ地はスタッフの指示な気配。
 一応、視聴者が彼女を京都デートに誘って一緒に旅をしている体を意識しなくもない構成で回るけれど、特段京都の紹介はしきれていない印象。
 沢山質問を投げかけ演者が答えるファンサービスあり。
鑑賞日:12月16日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4741558

■あいのエチュード 第一幕 [DVD]
 AV系女優さんたちの脱がない企画もの。
 一つの舞台で二人の女優が、役を演じつつ完全にアドリブのお芝居をオチまで演じ切る企画。
 完全即興芝居。
 お互いに振りをぶつけながら着地点を探る様子はドキドキする…わたしは、元劇団員。
 まぁ役者じゃなかったけれど、脚本担当だっただけにアドリブで物語を構成していく緊張感はよくわかっちゃうので。
 一つの芝居を演じ切り、見所を女優二人で鑑賞するのも面白い。
 ここで感想をぶつけるのでオーディオコメンタリー的なものはない。
 特典は別DVDの宣伝。
鑑賞日:12月20日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4743084

■みっひーランド Vol.4 [DVD]
 お色気過多な女子トークが好評の第4巻。
 公開収録あり、ロケ有り、大喜利&コントあり。
 ただコントは某芸人のネタを大分パクっている感じ…演者が即興で盛ったのならプロの芸人じゃないのでセーフかもしれないけれど、作家が書いたネタならアウトな気もする。
 わたし昔、お色気ネット大喜利のコンテンツをやってたことあるので、大喜利はそんな視点でも鑑賞。
 普通の答えより、ちょっとエッチなリアクションを期待してのお題のようで、漠然とした出題は回答考えるの難しそうだなと。
 特典は未公開シーン。
鑑賞日:12月20日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4743519

■みっひーランド Vol.5 [DVD]
 AV女優たちの脱がないバラエティ。
 そんな番組達対抗の「セクシー女優総選挙」なる特別企画を収録。
 この企画が他の番組のDVDにも収録されているのかは未確認だけど。
 まぁ4巻に入っていた予告に、誰が勝つか結果がバラされちゃっているんだけどね。
 なので、このレヴューを4巻見る前に読まれた方には、4巻の特典は5巻より後に鑑賞することをお勧めしておきます。
 特典は、未公開シーン。
 総選挙の未公開シーンも含む。
鑑賞日:12月23日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4744996

■クリスマスまで開けないで [DVD]
 秋ぐらいに漠然と「サンタクロースもの」を探していてヒット。
 アマゾンで新品でも安かったので買ってみて、タイトルの指示通りクリスマスまで開けずにとっておいたもの。
 サンタの扮装をした者を中心に連続殺人が起きて、わーってな感じ。
 微塵も面白くない。
 つまらなすぎて面白いこともなく、普通にごくごくつまらない。
 ジャケットがセクシーな女性のセミヌードサンタの意匠で、そんなシーンはあるにはあるが、エロシーン目当てに楽しめるほど多くもない。
 サンタクロース殺人事件だがミステリとしても凡庸。
鑑賞日:12月24日 監督:エドマンド・パードム
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4745522 

▼鑑賞メーター
http://video.akahoshitakuya.com/

 サンタクロースの記述で「秋」とあるのは「春」の間違えだけど、特に問題ないと判断して修正していない。
 他の映画感想サイトの方で直っているものもある。
 クリスマス映画何本か候補があって、選りすぐった一本だったのに大外れ。
 ・・・
 お色気女優バラエティと旅企画ものが多かったのね。
 実際は、「みちゃこと行く京都の旅」のあとに「マチャと旅する」という似たようなタイトルの旅企画ものがあったので連続で観たんだけど、どうやってもヒットしなかった。
 グラビアを得意とするアイドルさんの写真集撮影便乗系映像DVD。
 
 映画枠+旅・お笑い枠の構成は今年もつづく。
 ただ、今年は月に「映画枠」3本以上且つ年間63本を目指したい。
 まぁ年間振り返りは、また後日。

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 読書系。
 冊数はぐっと減ったけれど・・・。
 や。10冊超えている方が多いだけで普段通りのペース。
 特に月何冊以上という目標もなかったし、普段通り。
 12月1日が映画の日なので12月は映画ものを多く見ようと思っていたけれど、1冊しか読まなかったな。
 12月読む予定本棚には何冊も並んで置いたけど、新しめの本とミステリ系を優先してしまい、ちょいとテーマを忘れてしまった。
 来年の12月にまとめて読むか、ちょこちょこ消費しちゃうかは迷い中



2017年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2505ページ
ナイス数:84ナイス

https://bookmeter.com/users/682213/summary/monthly
■奇面館の殺人(下) (講談社文庫)
 「館シリーズ」そのものが本来本格推理では興醒めである所の「秘密の抜け道のある館」を敢えて持ち込むスタイルなので、読者もそれは考慮して読むからそこはいいんだけど…。
 
 【ネタバレ使用のため割愛:詳しくは読書メーターのページで】

読了日:12月04日 著者:綾辻 行人
https://bookmeter.com/books/9620666

■体育館の殺人 (創元推理文庫)
 新本格ファンから創作を目指すと、誰もが頭をよぎるけれどまとめ切れなくて放り出すタイトルを完璧に完成させた一作。
 推理過程において、異議を申し立てたくなる部分もなくはないけれど、推理の結末は完璧本格ミステリ。
 超絶的探偵センスを持つ天才ヲタク少年が探偵する学園ミステリ。
 折角探偵が超絶ヲタ系なんだから、もっとヲタじゃないと発想しきれないようなネタが仕込んであったら、もっと嬉しかったかな。
 読者への挑戦あり。
 解説にアニメ作品も多く手掛けるベテラン作家辻真先というのも絶妙。
読了日:12月10日 著者:青崎 有吾
https://bookmeter.com/books/9369788

■知らない映画のサントラを聴く (新潮文庫nex)
 わたしもたまに「知らない映画のサントラを聴く」事があるので興味を持ち、タイトルのセンスに惹かれて読み始める。
 まぁ映画の小説ではなかった。
 23歳成人女性が『青春』する、痛さギリギリの「恋愛ではない小説」。
 大人が大人の立場で立ち回る大人のジュブナイル。
 タイトルを含む、帯やあおりの文章すべてが的を得ていない気がする。
 タイトルのセンスの良さを信じて、予備知識ゼロで読むのがいいかとは思うが、好き嫌い分かれそうな内容でもあり、紹介が難しい。
 大人の青春小説。
読了日:12月11日 著者:竹宮 ゆゆこ
https://bookmeter.com/books/8221325

■超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 6 (GA文庫)
 6巻なので基本構造は割愛。
 概ね、万民平等を掲げる新国家の選挙の話題。
 そこに超人高校生の関与があってはイケナイので、この世界の人々が中心とした展開になる。
 物語のテーマとしては、ど本筋でありながら、超人高校生たちが殆ど関わらないという、外伝的な立ち位置になるかと。
 彼らの独立あっての物語なので、大きな枠組みの中でなくてはならない話だけれど、このシリーズに超人高校生たちの超人的活躍を期待する層はちょっと肩透かしかもしれない。
 こういう、地味ながら大事な路線の「外伝」的なものももっと、読みたい。
読了日:12月18日 著者:海空 りく
https://bookmeter.com/books/12443535

■首挽村の殺人 (角川文庫)
 本格に擬態した社会派ミステリ。
 タイトルなどから、本格ミステリを期待するとかなり辛い感じ。
 連続殺人だったり、猟奇的なシーンがあったり、昔話の見立てだったり、本格ミステリのツボを押さえているようでいて…でも読むとそうでもない。
 話が進んでも、全然捜査は進まないし、推理も何もないから、最後まで読んでも驚きがない。
 本格ミステリと社会派ミステリの悪い部分をかけ合わせちゃったような印象。
 本格ミステリだと勝手に思っていたわたしが悪いんだけどね。
 この作者みんなこのテイストなのかしら。
読了日:12月18日 著者:大村 友貴美
https://bookmeter.com/books/507596

■甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)
 シリーズ通して愛読しているので、最後はちゃんとミステリとして着地することは分かっているのに、おかしなデータが次々と登場。
 著者を信頼してなかったら、結局オカルトに逃げてお茶を濁されるんじゃないかと心配になるぐらい、楽しめた。
 シリーズ同様医学で解決するわけで、鷹央先生でもない限り真相を見抜くのは困難ではあるんだけど。
 帯で島田荘司がコメントしている「医学ゆえの着眼点。」というのがピタッとハマるミステリ。
 単独で読んでも楽しめるけれど、シリーズ通してレギュラー把握した方がよりオススメ。
読了日:12月21日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/12365447

■これは経費で落ちません!  3 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)
 天天シリーズ第4弾は「風呂ソムリエ2」だと予想していたけれど普通に森若さんの3でしたね。
 ミステリ寄りのファンとしては、森若さんには色恋に傾いて欲しくはないのですが、太陽のトラブルを知り自分なりに調べてアドバイスするのを太陽の視点から見た「凡人から見た名探偵の名推理」は斬新で膝を叩いて喜んじゃいました。
 名探偵が最低限の情報から真相を看破し、過程抜きでアドバイスしてくる驚愕。
 それを受けての太陽のいい意味での普通の人っぷりもいい塩梅なのかもしれない。
 森若さん4の次は第3のスピンオフと予想。
読了日:12月22日 著者:青木 祐子
https://bookmeter.com/books/12338711


▼読書メーター
https://bookmeter.com/

 上下巻を付きで跨いでしまったので、いきなり下巻が登場。
 「奇面館の殺人」と「体育館の殺人」はコンボでつなぎたかったので優先した。
 この手のタイトルは、新本格好きならみんな考えるよね。
 わたしも「ペンタデカンの殺人」とか「ジンギスカンの殺人」とかタイトルは考えていたんだ。
 あ、わたし文系なので「ペンタデカン」は育毛剤の方ね。
 「サントラ」を映画枠として読む。
 結果、映画に関係する小説ではなかったけれど、独特の構成が面白かった。
 「超人高校生」は久々に発売日を待って店に行って、購入した一冊。
 「森若さん3」は、発売後すぐぐらいに一冊買ったはずなんだけど、どこへ置いたか完全に忘れてしまったので、まぁ面白いのが分かっているからもう一冊買って作者に儲けてもらってもいいじゃないかってことで、多分2冊目に買ったものを読んだ。
 まぁたまにやる。
 amazonでオーダーしたけれど、届くの待てなくて本屋で見かけて買うパターンとか。
 いいお客さんです。

 「読書メーター」「鑑賞メーター」年間のまとめは、後日!
 待て!次号!





 

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