2015年12月5日土曜日

ワッキーの地名しりとり Vol.1

ワッキーの地名しりとり Vol.1
CBC
YOSHIMOTO WORKS
R and C Ltd.

 去年の10月。新潟県を旅した。
 いつものようにカメラを回し、企画をこなす旅。
 YouTubeに投稿するようになってたのは、ここ数年であるが、企画旅行自体はもっと前から行っている・・・企画旅行野郎なわけである。
 その企画の一つ、ディグり系企画で、旅先の大型ゲームショップで面白いもの、解説のできるものを買うという企画。
 過去にも何度かおこなって・・・反響の無さはいつものことながら、編集を巧くまとめるのも難しく・・・結局今回企画そのものを没にしちゃった。
 一応、動画に予告は入れちゃったんだけど・・・新潟の大型店が、思ったほど広くなく、ピンと来るものも多くなく・・・。
 店内撮影を自粛すると、ゲーム画面をメインにすべきかもしれないけれど・・・。
 ゲーム画面店たから数字が伸びるわけでもなく・・・結局没にした。
 ジャケット撮影しながら、語るだけの動画は流石に面白くない。
 その時買った品のひとつ。
 ・・・
 ワッキーは好きな芸人ではなかったんだけど、企画旅モノっぽい内容だったので、手に取ってみたDVD。
 正直、企画絡みじゃなかったら買うことも無かったと思うギリギリアウトな価格帯だったんだけど、旅先で緩んでいた財布の紐も手伝って購入。

 ルール。
 名古屋から始まって、その地で出会った人としりとりをする。
 その人が行ったことある地名のみの縛りで、しりとり。
 そこで出た地名に行き、その地でまた、しりとりをする。
 繰り返して、CBCの放送エリア東海3県「愛知」「岐阜」「三重」の地名が出たらゴール。
 ・・・
 移動は公共交通機関のみというルールだが、飛行機は使ってはならないという謎ルールもある。
 何故使っちゃいけないのか、明確なルールがないと感情移入できなくて面白くないんだけどね。
 もちろんテレビ的に、移動で苦労するワッキーの姿を撮りたいからなんだろうけど、建前の理由はあったほうがよかったと思うんだけどね。
 
 名古屋の「や」、はいっ!
 から始まって、出た地名出た地名・・・ひたすらまわりまわりゆく旅。

 ルールの解説に重点を置いてみようかね。

 地名は、大きな地名でも細かな地名でも可。
 「渋谷区」でも「原宿」でもいいわけだ。
 ・・・で、「渋谷」なら渋谷へ行って、「や」から始まるしりとりをするかというと、ちょっと違って・・・渋谷のどこへ行ったのか聞く、「原宿駅」・・・で、原宿駅に行って、この駅の住所を調べる「東京都渋谷区神宮前」・・・なので、「じんぐうまえ」の「え」でしりとるわけだ。
 このルールは、細かに説明されないので、ルールを理解するまで序盤は、何しているのかわからずイラッと来る。
 ・・・
 観光地などの場合は、なるべくしりとりしてくれた人と同じことをする・・・というルールもあるようだ。
 動物園に行ったのなら、動物園に行く。
 温泉に入ったなら、温泉に入る・・・的な。
 ・・・
 予算や、宿・食事などは、番組持ち。
 ・・・
 古くは電波少年的流れな企画ではあるが、売れる前とはいえ、タレントを長期間拘束できるほどの企画ではないので、編集でずっと旅をし続けているように見せてはいるが、ロケとロケの間に、別の仕事や休日などを挟んでいるようだ。
 電波少年は、本当に何日も何か月も拘束した企画が多かったからね。
 ・・・
 普通しりとりは、同じ言葉を2回以上使っちゃだめだけど、この地名しりとりは、何度でも可。
 言われた度にそこへ行かなきゃいけない。

 旅人が芸人ということもあり、行く先々での出会いと別れのエピソードも絡み、旅番組として面白い。
 企画優先故に、観光地に行ったとしても、しりとりの人が行っていなければ、特に観光地巡りをするわけじゃないこともあるが、それはそれで面白い。
 マイナースポット好きなわたし的にも、いい感じ。
 普通の旅番組じゃ絶対行かないような所へ行くしね。

 こんな旅なので、基本ディレクターと二人旅。
 Dは時折交代することもあり、前面には出てこない系。
 特典はオーディオコメンタリー。
 ペナルティの相方が聞き手になり、裏話。
 ・・・ただ、演出上の事とか、一視聴者的に聞いて欲しいところを聞いてくれなかったり・・・。
 
 そんなこんなで、旅企画。
 企画旅好きとしては、かなりツボにはまったDVDではあった。
 さぁて、問題は「Vol.1」って書いてあるところなんだよね。
 続くんだな。
 全2巻なら前後編だろうし、沢山出ているとなると、残りが手に入るかな・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿