2018年5月3日木曜日

2018年4月の鑑賞メーター ~いなくなれ群像~

 月初め恒例てぬぃっき。
 鑑賞メーター編。

 いなくなれ群像。

 ・・・テーマは群像劇&ホテル。
 群像劇は、限定した舞台に於いて、複数の主人公が複数のドラマをいい塩梅に絡み合いつつの物語を構成しているモノぐらいの解釈なんだけど・・・。
 調べてみると、そこまでちゃんとした構成じゃなくても、「群像劇」に分類されているみたいで、本当に自分好みの群像劇ってのを検索するのが難しい。
 映画ではないけれど、ゲームの「街」がわたしにとって、究極の群像ゲーム。
 これが「426」になると、群像的ゲーム。
 そんな解釈。
 ・・・
 群像劇の元祖といわれる「グランドホテル」を鑑賞し、名前が似ている「グランドブダペストホテル」にコンボしたら、名前が似ているだけで、群像テイストがなかったので「ホテル」モノも意識して繋いだ感じ。
 +劇場映画も何本か鑑賞し、5月も「群像劇」を引っ張りつつ「トゥームレイダー」系などコンボを意識した鑑賞を引っ張る予定。

2018年4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:10本
観た鑑賞時間:805分

■エイプリルフールズ Blu-ray 豪華版
 公開当時劇場で観て気に入り、これを購入したけれど、折角なので4月1日に観ようと思い何回か忘れて今年漸く4月1日に鑑賞。
 群像劇。
 全く別々の7つの物語が、各々微妙に関わり合いながらも別々に完成されていく。
 劇場鑑賞時、おかしいと感じていた部分もこうして見返すと、ちゃんと配慮がいきわたっていて、よりお気に入り作品へ。
 一回目の鑑賞時に気付かなかった辺りの伏線も認識し、計算された作品は、何度見返しても見返しただけ面白いものなのだと実感。
 特典のメイキングや挨拶の嘘告知が織り交ざった様が○
鑑賞日:04月01日 監督:石川淳一
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4789492

■みうらじゅん&安斎肇の「勝手に観光協会」宮崎県・高知県 [DVD]
 昔の「空耳アワー」の動画を見ていたら、時々名前が出てきていたこのタイトルを試しに検索したらヒットしたので買ってみて観てみた。
 タイトル通り、勝手に観光地を取材して、ご当地ソングやポスターやご当地キャラを作っちゃう企画。
 割とひどい内容。
 こういう番組は土地のいい所を見つけ、増幅して紹介するわけだが、上げるだけじゃなく茶々入れたり下げたりするの珍しい。
 いい悪いは別にして。
 店名出して紹介して、一押しメニューを「名物に旨いものなし」と切り捨てるのは、ユーチューバーでも自重するレベル。
鑑賞日:04月03日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4789857

■『トゥームレイダー ファースト・ミッション』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
 ゲームは3迄、アンジェリーナさんの方の映画は2本とも済。
 ゲームの方が一回設定などリセットされているようで、この映画の方もその再構築されたゲームをベースにしている模様。
 邪馬台国だし。
 このゲームの本質は、ララがトゥームをレイダーする部分と思うのよね。
 極論、人間関係とかどうでもいいから、遺跡を攻略するシーンを盛って欲しかった。
 人間の話を盛った方が作るの楽そうではあるけど、こっちもどうせ破綻してるんだしゲホゲホ。
 意味不明なご都合展開のラッシュにかなり白けちゃったのは正直なとこ
鑑賞日:04月05日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4790450

■感動の、朝倉さや 静岡コンサート超豪華DVD!!
 山形弁カヴァーで有名なヴォーカリストの静岡コンサート。
 静岡のローカル番組でコーナーを持っているらしく、そこ繋がりでの静岡。
 山形弁カヴァー曲から、日本一の民謡の歌声。
 ポップ系オリジナル曲と魅力の詰まったライブ盤。
 勿論、MCもふんだんに収録。
 テレビの話題は、番組見てない層はちょこっと置いていかれる部分もなくもないけれど、特典に番組も入っているのでそこでフォロー。
 ライブのドキュメンタリー特典や、4曲ものPVなど、特典も多くお得。
 ドキュメントばんの、メガネ無い姿超美人。
鑑賞日:04月06日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4791512

■水沢柚乃/青春の輝き [DVD]
 ゲーム好きなアイドルは応援したいと手に取った新作DVD。
 まぁゲームするシーンは無いが。
 同級生に告白して、部活動の合宿でイチャイチャするテイで撮られたIV。
 ワイプで柚乃自身が心情を解説する謎仕様付き。
 ジャケットにAVの様なキラキラ審査シールが添付されているが、R15もついていないし、実際下着ぐらいまでのお色気加減。
 前作と同じワンパターンなカメラワークがある意味面白かった。
 必ず上に抜ける。
 DTを殺すタイプの服が個人的にお気に入り。
 浴衣あり。入浴あり。目隠しあり
鑑賞日:04月08日 監督:竹内諒
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4791519

■グランド・ホテル
 4月1日に観た「エイプリルフールズ」が群像劇スタイルだったので、群像劇の元祖らしいこの作品を手に取ってみた。
 高級ホテルを舞台に、様々に人間のさまざまな人間ドラマがあり、それが適度に絡まって、映画を構築する。
 会社の存亡をかけて商談をする社長。
 男爵を名乗り豪奢に振る舞う紳士。
 余命宣告を受け残りの人生を優雅に過ごす者。
 速記のタイピスト。
 世界をまたに踊るバレリーナ・・・。
 このDVDは水野晴郎監修とあるが、特別氏の解説が収録されているわけではなかった。
鑑賞日:04月13日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4793572

■グランド・ブダペスト・ホテル [DVD]
 「グランド・ホテル」を検索したら一緒にヒットしたタイトル。
 あまりに似たタイトルに、「グランド・ホテル」のブダペスト版かしらと興味を持ち鑑賞。
 グランド・ホテル形式(群像劇)でもない完全別物でした。
 高級ホテルの一流コンシェルジュが、波乱万丈の大活躍で大活劇するコメディ。
 コメディで、マンガ的演出も少なくないんだけれど、コテコテな面白さではなく、なかなか面白さが分かりにくい。
 イギリスのコメディはこんなん多い気もする。
 一応、お色気シーン的におっぱいポロリはあるにはある・・・。
鑑賞日:04月13日 監督:ウェス・アンダーソン
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4794034

■キラー・モーテル [DVD]
 ホテル物の映画を何本か鑑賞したので流れで手に取る。
 山の中に孤立して立つ、民宿にすら見えない謎の旅館に、誘い込まれた旅行者が、恐怖の目にあうホラーのような作品。
 人喰旅館を英訳してキラー・モーテルのようだが、モーテルって車旅行者用の宿泊施設のことだから、根本的にタイトルからして間違っている。
 意図的に撮られたB級作品ということなので、意図的に間違われたのかもしれないけれど。
 「ゾンビ(みたいなの)」と「おっぱい」が沢山見られる映画。
 B級過ぎて怖くもないしコメディとしても笑えない。
鑑賞日:04月23日 監督:小川和也
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4798754

■『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
 ボードゲームの方のジュマンジも昔鑑賞済。
 コンピュータゲームの中に入ってしまうなんて日本のライトノベルで手垢付まくるほど語りつくされた題材をどう料理するのかを楽しみに鑑賞。
 まぁ作り手のゲームへの理解の無さがふんだんに。
 それっぽいと思って作っているだけの、ゲームらしさの足りない構成にガッカリ。
 伏線は出た瞬間から、オチが推測できるし。
 もっとゲームあるあるをちりばめた、ゲーマーがニヤリとできる作品にもできたと思うにのなぁ。
 ゲームに理解のある作り手に作って欲しかった。
鑑賞日:04月23日 監督:
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4798770

■THE 有頂天ホテル スタンダード・エディション [DVD]
 今月は群像劇やホテル映画を多めに見ているので、ホテルの群像劇であるこの映画は外せない。
 大晦日ホテルのカウントダウンパーティの前の2時間ぐらい前から始まる2時間ぐらいの映画。
 基本的に2時間の話を2時間で納めている。
 パーティに向け、忙しいホテル内で、様々な人が様々なドラマを抱え、入り混じり絡み合いつつ、みんなハッピーな結末へ至る。
 「グランドホテル」のオマージュも織り込まれ○。
 舞台出身の監督らしく、長回し中心のカメラワークは、緊張感あふれる。
 コメンタリーでの裏話も濃厚でよい
鑑賞日:04月28日 監督:三谷幸喜
http://video.akahoshitakuya.com/cmt/4799940


▼鑑賞メーター
http://video.akahoshitakuya.com/

 トゥームレイダーは普通に「ゲーム原作の映画」だったかなぁ。
 ゲームを再現する気なんてさらさらなく、適当にそれっぽい人間を配置して誤魔化しているだけ。
 ジュマンジも然り。
 水沢柚乃もゲーム系として鑑賞したけど、ゲーム要素無し。
 ただDT殺しセーターは評価高い。
 朝倉さやはライヴ版なのに、PVありテレビの採録ありとなかなか嬉しい構成。
 方言好きに推す。
 映画以外枠もりもりにしようかなと思いつつ、映画枠重視に転じた中途半端な月でした。

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