2018年5月18日金曜日

何もない所で何かを見つけるのも旅。

 昨日から続き。

 列車は、終点井川の一個手前閑蔵駅で引き返すこととなる。
 観光列車。
 振り替え輸送なんて気の利いたものは出ていない。
 あくまで、井川に人を届ける列車ではなく、過程を楽しむ列車だからなのだろう。
一個手前とはいえ、ここから先は大分あり、案内によるとここからが本番的なスペクタクルがあるらしい。
 本来の予定では、井川から先にも伸びる廃線跡を散策し、廃駅を経てその先にあるらしい大仏を見る予定だったのだけど、叶わず。
 でも、せっかくここまで来て、折り返して帰るのも詰まらない。
 駅メモ的にも、ほかに接続の無いこの路線の一駅取り直すためにまたここまで来るのも厳しい。
 駅メモGPSが井川を捉えるまで歩くことにする。
 ちなみに、この時の乗客はわたし以外すべて折り返して帰って行かれた。
静岡県静岡市。
 ここも立派な県庁所在地。
 まぁ自然あふれる県庁所在地は沢山あるけれど、ここが政令指定都市ってのも面白い。
 どう見ても、都市には見えない。









土砂崩れでもない限り、絶対歩かないような道。
 崖下に、線路が見える。
 崖っぷちを征く道も多いが、このロケーションはなかなかレア。
 ここを列車が通るのを眺めるのは気持ちいいだろうけれど、土砂崩れがなければ歩かないような道なので、なかなかジレンマ。
 撮り鉄なら、歩いてくる価値もあるのかな。

まぁ確かに、何もない場所。
 何もない道を井川方面にひたすら歩く。
 わたしの旅は大抵何もない所を歩くので、いつも通りっちゃいつも通り。
 ひたすら歩き、井川がヒットした辺りで、金谷で買っておいた駅弁を開きピクニック。
 おにぎりベースに、静岡の特産を中心に詰め込まれた感じ。

何もない道ではあるが、そこに何かを見つけてこそ、旅人である。
 地蔵や、謎の穴。
 謎のメキシコ人を発見。


















久々に動画のカメラを回しながらの旅だったけれど、なかなか撮れ高の悪い旅だった。
 本来の大仏に行けてたらなぁ。
 今後リベンジすることもあるかもしれない。
 まぁそれはさておき、かなり歩いてやってきた道を引き返し、そのまま帰る列車で。


壁の落書きならぬ、落ハンコ。
 あまり、他人のハンコは持ち歩か無いので、多分本人たちの仕業と思われる。



















 基本、帰りの列車も、ここまでこの列車で来た人が乗るパターンが多いわけで。
 行きほど、車内アナウンスは多くなかった。
 特にオチの無い旅は、何事もなく終了。
 ・・・というか土砂崩れ部分運休というのがあった何事に当たるかもしれないが。
 動画が完成するのは何年後になるかは未定。

0 件のコメント:

コメントを投稿