2017年6月22日木曜日

幻に出会い、そして堪能する舌と心のハーモニー。 

 昨日からの続き。
 2016年2月の旅行の話題。

 幻の焼酎を求め、幻の列車に乗り込む。
 目的の駅は通り過ぎるが乗りたかったんだもん。

 このイベント列車が鹿児島中央~指宿間で、唯一停まる駅。
 唯一停まる駅ではあるが、別に特段街というわけではなく、ぶっちゃけ何もない駅。
 何もない駅でも、何もないなりに、何かを探して旅をする。
 乗り継ぎの時間つぶし。
 実際、このランクの列車にしては、一時間に2本程度のペース列車があるのはいい間隔。

 この列車、ロケみつの早希ちゃんの旅で知ったんだけど、番組中「今すぐ列車に乗らないと次の電車がないよ!」的に急かされていたのが印象に残っているんだけど、そんなこともなかった。
 何かしらの事情で、番組で「いぶたま」に乗ることになっていて、「(いぶたまに乗るなら)時間がないよ、今すぐ発ちなさい」って意味だったんだろうな。
 あの番組ガチだガチだと言いつつ、ロケ地を巡ってみると、割と演出の影が見え隠れする。
海辺で桜島を眺めながら、軽く食事をとる。









最寄駅。
 さっきのよりももっと、何もない駅。
 一応、駅前に観光マップはあるけれど、まぁ今回は、何をおいても焼酎を手に入れねばならない。






小学生が渡れないレベルの危険な踏切も存在したりする散歩の様子は、是非動画でご確認を!
 今回、日記のメインは、焼酎クエストに比重を置いているので、この辺りはサラリと。




















 山を越えやってまいりました、さつま無双。
 ゲーム好きの心にも、ピクリと反応するさつま無双。
 ただ、通販の情報しかなくいきなりやってきた蔵。
 うちは一般のお客さんは扱ってませんと門前払いされてもおかしくない状況で、恐る恐る敷地に入る。
 すると、ちゃんとお店コーナーもあった…けど、ここを利用するには工場見学が必要とのことで、折角なので見学させていただく。
 撮影許可とるタイミングを逃してしまったため、そのあたり&その後の映像はない。
 ないので、日記にたくさん書く。
 製造過程を教わる。
 蔵から出しただけで犯罪になるレベルの濃度の焼酎が作られているらしい。
 そして、売店へ。
 工場見学を済ませた客は、ここでの試飲は飲み放題。
 試飲は、飲み放題。
 試飲は、飲み放題。
 大事なことなのでたくさん言いました。
 工場見学無料で、工場を見学すると、飲み放題。
 ・・・
 この売店がしか扱わない、通販取り扱い外の究極の焼酎、蔵から出せるギリギリの濃度の焼酎「はなたれ焼酎」という濃いやつをいただく。
 あまりのアルコール度に、冷凍庫に入れても凍らない濃度らしい。
 これだよ!こういうのを求めていたんだよ。
 凄いよ、わたし。
 観光協会の人や、焼酎専門店の人より凄いよわたし。
 取り敢えず、この凄いの一本と、事情を説明して店員さんに選んでいただいた、やっぱりすごいこの土地ならではの一本。
 焼酎サーバーをひとつどーんと購入。
 なんせ資金は潤沢だ。
 とてもお世話になった方への、退職祝いの品だもの、このぐらいの品じゃなきゃ。
 わざわざ鹿児島まで来た甲斐がないというモノよ。
 折角なので、ほかにも焼酎グッズはないかしら…。
 探すと、駅前の店で進められたのと同じような150円ぐらいのグラスがあった。
 さすがに安すぎるなぁ、ほかのグラスはないかなぁ…。
 !
 ・・・や。あるにはあった。
 ひとつ60万円ぐらいするグラスがセットで…う、資金は潤沢ではあるが、さすがにここまでの値段は手が出ない。
 差が激しいよ、焼酎グラス。
 150円か60万円か。その間を検討させてよ。
 なんか、どこかの王室へ献上されたものと同じスペックの物らしい。
 ・・・
 やぁ、でも本物の焼酎はすごいね。
 濃度も何もかも。
 実をいうと、わたし焼酎苦手で、飲み放題とはいっても、どうしようかなぁ・・・。
 なんて思っていたんだけど、これは旨い旨いと、何種類も何杯も飲みまくってしまった。
 自分用にもいくつか買って、ほくほくで、焼酎ミッションを完遂しました。
 歩いていくと大変だけど、車で行くと呑めないという、何気に難易度の高いミッションではあるけれど、飲み放題。
 無料で飲み放題。
 しかも、ちょいとそこらじゃ呑めない逸品が飲み放題。
 これは、いろいろクリアしてでも行ってみる価値あると思うわ。
 焼酎苦手でも、ブランデーとか好きな人なら、試す価値ありかも。

 ・・・と、言うことで、長くなったので後編へつづく。

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