2019年1月2日水曜日

2018年12月の読書メーターと映画と映像とその他 ~師走を一度に振り返る~

 2018年を振り返る前に、月初め恒例12月を振り返ってみる系。
 何日も引っ張っても仕方がないので、読書・映像・その他まとめていきます。

2018年12月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:3197ページ
ナイス数:37ナイス

https://bookmeter.com/users/682213/summary/monthly
■レトロゲームファクトリー (新潮文庫nex)
 読書家である以前にヘビーゲーマーであるわたし的に深くヒットした一冊。
 ゲームの大会社の出鱈目なやり取りやファミコン時代の出鱈目な会社に胡散臭さを感じた人もいるかもしれない。
 ゲームを知る層的に読むと、滅茶苦茶リアリティがあるの。特にファミコン時代のゲーム会社ってホントにヤクザの世界って言われる業界だったのよ。
 FCゲームの移植をテーマにしたゲームビブリオもの。
 実在のゲームの名前もバンバン出て、架空のゲームに纏わる謎を解くんだけど、多分あの人がモデルかなぁみたいなのもゲーム好きなら見当つくかも。
読了日:12月01日 著者:柳井 政和
https://bookmeter.com/books/13184183

■滅び時だと彼女は告げた #異能犯罪捜査〈零局〉 (電撃文庫)
 緻密にルールが設定された異能がアリな推理物。
 ルールを読者にしっかり提示しているのでちゃんと成立している。
 雑に解説するなら、ジョジョのスタンド能力の読み合いといったところか。
 ホームズ張りの不遜な探偵役が、ホームズ張りの推理を開陳する流れ。
 また敵役にも天才を用意し、名探偵vs名犯人の構図も○。
 チームを組織していて、異能ではないスペシャリストと異能と推理と、ワトソン役としての主人公が物語を回す流れ。
 非常に魅力的な構造なのだが、それが伝わり切れていない構成や文章な印象なのが残念。
 
読了日:12月04日 著者:久我 悠真
https://bookmeter.com/books/13136797

■と学会25thイヤーズ! ([テキスト])
 そういえば最近と学会の本見かけないな…と検索してヒットした一冊。
 25周年だったのね、去年。
 同人誌としての会誌(多分0号だった思うが探す気力は無い)を買ったのが出会いなので、ほぼ25年の付き合いなのかしら。
 最近見かけないのは山本会長が引退したからなのかしら。
 6月半ばにと学会の本の感想をmixiの日記に書くと、と学会員の足跡がちらほらついたのもいい思い出。
 閑話休題。
 25周年ということで、と学会の歴史をと学会視点で振り返るネタも幅を利かせているため、トンデモ物件の紹介は少なめ。
読了日:12月04日 著者:と学会
https://bookmeter.com/books/12330858

■六人の超音波科学者 (講談社文庫)
 Vシリーズを順番に読み進めてきて、漸く普通の推理小説が出てきた感じ。
 キャラクター小説のVシリーズの面々が普通の推理小説のような境遇に陥ったらどう動くかの検証のような。
 人里離れた山奥の豪華な施設。
 そこへ至一本道に架かる橋が爆破され、閉じ込められた中で発見される他殺体。
 本格ファンは何冊も読み、何通りも考え、何パターンも妄想した、スタンダードな状況下の事件。
 パズル的な暗号解読もあり、ユーモアもあり(解説にあるような雑談という意味ではなくね)。
 練ちゃんは医学部なのに、検死役じゃないのね。
読了日:12月09日 著者:森 博嗣
https://bookmeter.com/books/566933

■出会ってひと突きで絶頂除霊! (4) (ガガガ文庫)
 3巻で暴走しすぎた反動か、内容もイラスト的にもエロ控えめな4巻。
 ただこれはこれで普通のライトノベルぎりぎり枠であり、直接描写よりエロく感じられたりなんかして。
 秘孔を見つけたり舐めたり「僕がなめたいのは、君っ! 」な雰囲気を感じてしまった。
 まぁ今巻ラブドールなわけであるが、現在日本には某国産の粗悪コピー品が多く出回っているようなので、骨格や関節はしっかりとは作られていないはずで、ここまで苦戦することはなかったかもしれない。
 なぜそんなことを知っているのかは秘密の内緒なので気にしちゃいけない。
読了日:12月13日 著者:赤城 大空
https://bookmeter.com/books/13191969

■文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)
 この厚さにいつも手に取るまでの勇気が必要になる。
 一年に一冊はシリーズを読もうと思いつつ年末滑り込んで読了。
 初期の物より読みやすく、ぐんぐん引き込まれ普段より早いぐらいのペースで読み進められているはずなのに、休み時間が終わって挟むシオリの位置が些細とも進んだ気がしない。
 進んだ気がしなくても確実に進んでいる…僧侶の修行のような読書になるこの厚さ迄が演出だったのかもしれない。
 憑き物落としとしての「呪(しゅ)」の概念を理解して読むと、より面白くなると思う。
 「陰陽師」の後に読むとより増すかも。
読了日:12月30日 著者:京極 夏彦
https://bookmeter.com/books/575865

■鬼神伝 神の巻 (講談社文庫)
 ライコウとその四天王。
 神道の神々。
 妖怪。
 仏教、インドの神々。
 鬼。
 様々ぶつかる大合戦は、もはやゲームの世界。
 三部作の中編は、前編と後編を円滑に繋ぐ物語かと。
 再び平安の世に召喚された主人公が、鬼と貴族の戦いに身を投じる。

 あとがきがあり、またも暗号が隠されている。
 少年少女のための暗号文ということで、それほど難しいものではないけれど、自力で読み解けたときの嬉しさはひとしお。
 本編にも、暗号要素があるし、暗号フリークも納得の一冊かもしれない。
読了日:12月31日 著者:高田 崇史
https://bookmeter.com/books/9738100


▼読書メーター
https://bookmeter.com/

【映画枠】
「P2」
「あるいは裏切りという名の犬」
「のんたのしっぽ」

【映像枠】
※※※※のコスプレな一日
妄想アイドルDVD 男の娘DVD
Teenな彼女。※※※※
※※※※ 笹※※※※
ウンナンの気分は上々。Vol.1 尾道二人旅&初期の傑作選
みっひーランド Vol.8
世界の果てまでイッテQ! Vol.1
※※※※ 姫※※※※
みくの※※※※ ~セカンド・インパクト~
ローカル路線バス乗り継ぎの旅 出雲~枕崎編
※※※※ 砥※※※※
みっひーランド Vol.9
※※※※ ※※※※ありさ

猿山リムのマンガとCDと、その他いろいろ
https://booklog.jp/users/sylim
2018年12月 (5作品)

■音量を上げて聴けタコ! 〜音量を上げろタコ! なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! オリジナルコンピレーションアルバム〜(初回生産限定盤)(特典なし)
著者:-
読了日:12月01日 評価:2
https://booklog.jp/item/1/B07G1YPKPY

■オンナノ故
著者:-
読了日:12月03日 評価:3
https://booklog.jp/item/1/B000CIXJOY

■DVD>佐々木杏:Hot Shot (<DVD>)
著者:佐々木杏
読了日:12月24日 評価:3
https://booklog.jp/item/1/4778111559

■POP VIRUS (CD+DVD+特製ブックレット)(初回限定盤B)(特典なし)
著者:-
読了日:12月28日 評価:5
https://booklog.jp/item/1/B07JLBNKDV

■タルタロス劇場ワイルド (電撃コミックスEX)
著者:八十八良
読了日:12月30日 評価:3
https://booklog.jp/item/1/4048937065

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 読書枠は7冊ではあるが、京極夏彦はちょっと厚めの小説3冊分はある。
 つぶやき機能で、読書都都逸を披露し「ナイス!」を貰えたのも嬉しかった。

 映画枠は最低限ね。
 「P2」はペルソナ2の映画ではなく、クリスマス映画。
 クリスマスにクリスマスの映画を観よう企画。
 残り二つは、戌年にわんこの映画を観ようリターンズ。
 ゆく年くる年を気取ってみた感じ。

 映像枠は少し多め。
 仕事のスケジュールがきついと、こちらが多めになる構造。
 癒しを求めて、グラビアが多くなる。
 ・・・ただね、全然検索にヒットしないんだな。
 不思議に思ってひとつ思い当たった。
 ひょっとして『児※※※※法』かな?
 アマゾンのラインナップからも消えているから、徹底して排除されたのか。
 R-15もついてないグラビアが「ポルノ」に該当するのか疑問ではあるが。
 大手通販会社が撤退しているなら、警戒するに越したことない。
 ということで、とりあえず伏字にしてみた。
 ポロリなしのセクシーグラビアも見られないなんてイマドキ男子が不憫でならない。

【ブクログ】
 こちらにヒットするグラビアは、書籍流通のDVD。
 まぁだから読書メーターでもヒットするんだけど冊数やページ数的に活字と一緒に加算させたくないため、写真集やDVD書籍はこちらに登録している。
 星野源は、特典DVDの山岸サンタ目当てなので、映像枠にカウントしたいんだけど、あくまでもCDの特典であることを踏まえてCD扱い。
 あ『POP VIRUS』の事ね。
 アルバムだけど『恋』はあるけど『ドラえもん』は収録されていない。
 
 明日から、ジャンル別に2018を振り返る企画を開始予定。
 誰も期待してなくても、やるんだからねっ。
 がーっと羅列したくてデータとっているんだもの。


 個々の「映画」の感想は以下のサイトに感想を登録しています。
 気になるタイトルは是非チェックしてみてください。
http://www.eiga-log.com/ 映画ログ
http://www.kinenote.com/ キネノート
https://filmarks.com/ フィルマークス

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