2018年12月31日月曜日

年の瀬 ☆ ボーっと生きてみよう

 ねえねえ、年末のことを「年の瀬」っていうよね。
 ・・・なんで?

 ・・・・・・ということで、人気企画「ボーっと生きてみよう」の時間になりました。
 や。クリスマスのこの企画時、ブログの数字が普段の倍になったからね。
 人気企画人気企画。

 あの番組に限らず、最近人気の雑学披露系は、諸説ある内容の一つを言いきっちゃっているよね。
 藪医者の回とか、わたしが知っている説と違ってた。
 巫術(祈祷などのおまじない)で怪我や病気を祓う医者は、平常時は効くこともあるが、野外では絶対に役に立たない。
 野外で巫術する医者。
 野巫医者(やぶいしゃ)。
 転じて藪医者。
 歴史に強いゲームメーカーのコーエーの攻略本に添えられたコラムより。

 チコるゲスト。
 チコちゃんvs.林先生とか面白そう。
 逆に、ぼーっとしているが生きてもいないゲスト。
 チコちゃんvs.はに丸王子とか、NHKなら可能なマッチングよね。
 はにゃあ?としのせってなあに?

 とある落語家は言っていた。
 「噺家とフィリピン人は息するように嘘をつく」
 落語畑の方は、三題噺の例もあるように、お題が出て即席でそれらしいことを宣うのが得意。
 万物、有力説はあれども、かならず諸説ある。
 それらしい説を堂々と言いきっちゃえば、(スタッフの調べた範囲のほかに)そんな説もあるかも・・・と、思わせちゃうことも可能かもしれない。

 で。【トシノセ】。

 一年の最初を考える。
 高の原(※高天原ともいう。神道の神々がいるところ)に挨拶をすることで一年は始まる。
 しゃれっ気の強い、江戸っ子は、一年の最初が「タカ」の「ハラ」なら、年末はその逆のことでぃ・・・という発想を持ってくる。
 「タカ」の反対は、相方の「トシ」。
 「ハラ」の反対、腹の反対は「背(せ)」。
 だから、「トシの背」転じて「年の瀬」だ!
 こんな粋な言葉遊びで言い切ったのが起源とされるって寸法。

 まぁ江戸時代にタカアンドトシがブレイクしていただろうかということに気づかれたらバレちゃうけどね。
 南蛮か!





※日記を書くにあたって、念のため裏を取ってみたら・・・。
 「藪医者」という表現は江戸時代以前からあり、「養父の医者」語源説は誤りというデータがあった。
 ・・・で、いろいろな語源サイトでも「巫医」と呼ばれる田舎医師がまじないなどによる怪しげな治療をしていたことに由来する説を推しているようだ。
 チコちゃん・・・ボーっと生きてんじゃねーよ

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