ゾンビ・クロニクル2
ZOMBIE APOCALYPSE
★★★☆☆
2015年07月09日 鑑賞
DVD
2011 イギリス/アメリカ
88分
監督
ニック・ライオン
脚本
クレイグ・イングラー
ブルックス・ペック
キャスト
ヴィング・レイムス タリン・マニング ジョニー・ペイカー
おっぱい
なし
ゲーム
なし
【年代】
『猿山村ゾンビ祭り』・・・「~オブ・ザ・デッド」モノじゃ無い系タイトルのゾンビもの。
去年も、ゾンビ祭りのような企画を(一人で勝手に)執り行って、その時「ゾンビ・クロニクル」を観たのね。
・・・ゾンビ物って事で、いろいろ検索していたら「ゾンビ・クロニクル2」がヒットして、ネット映像見たら面白そうだ!
シリーズ物は「1」から見る主義なので、探して探して「ゾンビ・クロニクル」を見つけて購入・・・。
鑑賞してパッケージをよく見たら・・・原題に「WORLD OF THE DEAD
THE ZOMBIE DIARIES2」とあり、邦題「エスケイプ・フロム・リビングデッド」の続編にあたるらしいことが後でわかる。
じゃあ、「ゾンビ・クロニクル2」は、この3作目なのかというと、そうでもなく、全然関係ない独立した作品。
まぁアルバトロス物にはよくあることではあるということを失念していたわたしのミスか。
見事に騙された。
原題「ZOMBIE APOCALYPSE」であり、別物なので、シリーズ物は「1」から同志もこの作品に関してはこだわる必要はないし、もし拘るなら「エスケイプ・フロム・リビングデッド」から鑑賞することをオススメする。
なんでシリーズにしちゃったかというと、ストーリーがほぼ同じだからかな。
ゾンビものの典型を踏んでいるからなんだけど・・・。
ゾンビウイルスが蔓延した世界。
感染するとゾンビになってしまう故に、世界の人々の殆どがゾンビになっちゃった。
人間を保っているごくわずかな人々が、ゾンビのいない場所を求めて旅をする流れ。
まぁ、定番。
何か一つ、売りになる要素があるのなら、変に凝らずに筋はいじらない方がよい。
ここでトレーラー。
わたしが興味を持ったのは、このトレーラーの猛獣。
ゾンビもので、猛獣ゾンビ(ゾンビじゃないかもしれないが)の存在は、一つの大きな売りになる要素だと思う訳さ。
ゲームには、たまに登場するけれど、映画では珍しいと思うんだ。
ゾンビそのものもちょっと、異質。
学習し、知恵をつける・・・らしい・・・が、もともと人間なわけで、ゾンビが学習するのか、人間だったころの知恵を引き出せるようになったのかはよくわからない。
ゾンビと言えば、動きが鈍いのが定番だが、この作品では、走れる個体も存在する。
マッチョゾンビは、ちょっとやそっとの打撃は耐えたり、その辺り表に出さない設定があるのだろうな。
・・・で、走れたり、強靭だったりのゾンビが存在するということは、猛獣がゾンビ化しても、その敏捷性はそのままに襲い掛かられるという根拠にもなっているわけで。
ラストもゾンビものにしては、珍しいスタイルな気がしなくもないが…続編の可能性も漂わせるいい感じの終わり方なんじゃないかとも思える。
ゾンビでホラーだけど、お色気シーンは御座いません。
ホラーって残酷表現でレーティングあがっちゃうから、ついでに数字の狙えるエロシーンを乗せてくるのがパターンなんだけど、そのパターンは踏んではくれなかった。
あと、屍肉を喰らうシーンが無い。
ゾンビの本質は食事だ派の方は、肩透かしを食らうかもしれません。
まぁこれは、この世界のゾンビは、屍肉を喰らわないという設定なのかなと解釈できなくもない。
・・・と、すると、人間を襲うのは同族を増やす為なのかな。
多少の知性のあるゾンビって部分を掘り下げてくれれば、もっと面白くなったかもしれないのにな。
続編にアイデアを取っておいたのかな。
ネットで、感想を探してみると、高評価と低評価に分かれる感じかな。
わたし的には、割と好印象ではあるんだけどね。
ゾンビの習性を利用した作戦とか、個人的にはポイント高い。
「猿山村ゾンビ祭り」はまだまだ続く・・・たぶん。
・・・
まだまだ、未視聴DVDの棚にゾンビ映画のストックがある。
ゾンビ映画のDVDには、別のゾンビ映画のDVDの宣伝が入っていたりする。
鑑賞して、感想を書くためにいろいろ検索したりすると、次々に別のゾンビDVDがヒットする。
あたまがゾンビ脳になっているから・・・あ、これ面白そうな設定だな・・・と、反応してしまい…。
観ても観ても減らずに増えるゾンビ映画。
噛まれて増えるゾンビが如し。
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