ゾンビ・クエスト
ZOMBIBI
KILL ZOMBIE!
★☆☆☆☆
2015年07月13日 鑑賞
DVD
2011 オランダ
86分
監督
マルテイン・スミッツ
エルヴィン・ヴァン・デン・エショフ
脚本
タイス・ヴァン・マルレ
キャスト
ヤフヤ・ガイール ジジ・ラヴェリ ミマウン・アウレド・ラディ
おっぱい
なし
ゲーム
ゲーム的な演出はある…が、邦題に反して格闘ゲーム風演出でRPG的な演出は見られない。
【探究】
『猿山村ゾンビ祭り』・・・前回観た「ゾンビ・クロニクル2」と徒党を組んで立ち向かうつながりで、チョイスしたのがこの映画。
オランダ発ゾンビコメディ。
アムステルダムの超高層ビルに突き刺さった、ロシアの人工衛星。
そこに付着していた謎の緑色の液体がきっかけで、人々がゾンビになっちゃった世界観。
主人公は、まじめだが冴えない男。
社内一の美人テスとデートの約束を取り付けた瞬間、上司の不興を買い解雇。
主人公の兄貴の暴走の末、兄貴と一緒に警察署の牢屋に・・・。
牢屋に入ったおかげで、難を逃れたアウトロー達とゾンビに立ち向かう流れ。
まぁ、この辺りは定番って言えば定番。
主人公の携帯電話に、テスから助けを求めるメッセージが!
ここは、助け出してオトコを見せるぜ!・・・な映画。
定番中の定番。
・・・で、この映画最大の売りはコメディ。
ゾンビ映画に込められた、全身全霊のコメディの数々。
国民性の違いもあるのかもしれないが、その笑いシーンのすべてが滑っている。
面白いつもりでやっているであろう部分がことごとく詰まらない。
コメディに全身全霊をかけてしまったために、それ以外の統合性とかは考えていない(若しくはそこもコメディのつもりだったのかもしれないが)ので、ご都合となんとなくな設定。
故に、★ひとつ。
この映画最大の魅力は、チーム内の実質的なヒロイン枠の婦警さんが超美人なこと。
邦題は、例によって適当。
別段「勇者」アピールも無ければ、RPG風演出も無い。
パーティを結成して、各々得分野の知恵と技術で立ち向かう展開も無い。
役割を分担するRPG本来の構成って意味ね、格闘技やっていたからアタッカーは任せろ!看護師の資格があるから手当は任せて!とか、無い・・・婦警以外みんなポンコツ。
まぁ、こんな構成だったら、原題もRPGっぽくなっていたことでしょう。
ジャケット写真は、アルバトロスには珍しく、微妙に映画の内容に即している(が、主人公の装備は劇中無かった気もするな)。
特典はトレーラーのみ。
日本語吹き替えあり。
でっかい字幕モードあり。
「ゾンビオリンピック」という企画の一環らしく、新作案内にゾンビ映画の紹介が多めに入っている・・・が、面白そうなものは・・・ごにょごにょ。
この作品は「オランダ代表」って事になっているらしい。
世界のゾンビ映画を集めた企画。
・・・『猿山村ゾンビ祭り』も、そんな感じやね・・・日本・インド・アメリカ・オランダ・・・。
ゾンビ映画は、世界中で作られていて、大体同じ作風で・・・。
作り易そうではあるけれど、観る方も慣れたものなので評価は辛口になりがち・・・と、思いきや、意外と「ゾンビが出ていればなんでもウエルカム」なファンも多い印象。
・・・で、感想を追いかけると・・・わたしと同意見の感想も、ポツリポツリと発見されるんだけど…。
概ね、好評なのよね。
オランダコメディのツボが理解できないわたしが悪いのね。
えっと・・・解りやすいコメディ表現が魅力かな。
考えなきゃ面白さが理解できないようなものはコメディじゃない!
唐突であろうがなんだろうが、面白シーンがポンポン放り込まれれば愉快じゃないか!
コメディに意味を求めちゃいけない、頭でっかちはカッコ悪いぜ!
あ、あと、オランダ人の色っぽい女性ゾンビが沢山登場するのも魅力!
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