テキサス・チェーンソー
THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE
★★☆☆☆
2015年09月29日 鑑賞
DVD
2003 アメリカ
日本ヘラルド映画
97分
監督
マーカス・ニスペル
脚本
スコット・コーサー
キャスト
ジェシカ・ビール エリック・バルフォー アンドリュー・ブリニアースキー
映倫
R-15
おっぱい
R-15なのに無い・・・。
ゲーム
なし。
悲鳴の祭典。
【生贄】
・・・ということで・・・「猿山村チェーンソーフェスタ」開催。
きっかけはなんだったかな。
ゲーム「ミシガン」の情報を検索していて・・・「ミシガン・チェーンキラー」がヒットして・・・それがこの作品の(タイトルの)パクリだみたいな記事があって・・・。
あ、「チェーンソーもの」って一括りのジャンルが成立するぐらいあるんじゃね?
・・・と、気付いてしまって・・・ドカンと買い込んだうちの一本。
ドカンと買ってしまったから、今日からここは「チェーンソーフェスタ」・・・って「サラダ記念日」みたいに言ってみても、コレクション棚が悲鳴を上げている現状は悪化の一途。
未視聴DVDを消化する為に、ブログに感想載せて行ったら、観るペースも上がるかもしれない!と、始めたブログでもあるんだけど・・・折角ブログで取り上げるなら、ジャンルを固めた方がいいよね・・・と、発想して、買いこんでしまう悪循環。
困ったモノです。
大昔の名作ホラー「悪魔のいけにえ」のリメイクとのことだけど、オリジナルは(多分)観ていない。
リメイクでどれだけ原作を再現しているかわからない部分もあるけど、ホラーお約束のオンパレード。
男女5人の若者が、メキシコ旅行を経てライブ鑑賞に向かう車内。
路上をふらつき歩く女性を見つける。
様子がおかしかったため、車に乗せ送り届けると申し出るが、怯え錯乱するその女性はそのまま・・・。
警察に連絡しようと、スタンドに立ち寄るも非協力的な店主にあしらわれ、保安官に助けを求める為に移動を余儀なくされる。
助けを求めて右往左往するうちに、チェーンソーを振り回す謎の人物に追い回されるスプラッタ。
ネタバレを防ぐため、敢えてぼかして導入を語ったけど・・・だいたいこんな感じ。
感想は…主人公たちがなぜ襲われているのかわからなかったため、全く怖く感じなかった。
まぁね、現実にわたしが登場人物の一人としてテキサスのその場所に居たら、理由もわからず追い回されて…理由がわからないからこそ恐ろしいという感覚ではあると思うけど・・・。
映画を純粋に観客として鑑賞している時には、襲う側の理由がはっきりしていないと、意味が解らないから、感情移入できない。
感想を追いかけると、本当に多種多様。
名作リメイクだから、リメイクとして良いか悪いか。
リメイクとしてはよくないけど、映画としては良いとか。
お約束の塊な所がよいとか。
もうね、男女の乗った車が人気のない道を走っているホラーの導入って、数えきれないぐらい定番のオープニングだしね。
物語の展開は、自然でよいと思った。
警察を探して、町の人に誘導されるうちに、狩場に追い込まれる。
こっそり一人を隔離することで、仲間はその一人の安否を確認しないと立ち去れない。
探しているうち、またひとり・・・。
わたしが観たDVDは「コレクターズ・エディション」ということで、2枚組特典ディスクもついていた。
編集でカットされた未公開シーンを監督の解説付きで・・・。
メイキング。
悪役のモデルとなった実在の殺人鬼についてまとめたもの。
スクリーンテスト(セリフの読み合わせみたいなモノ)の映像も入っているのは、映画ファンには嬉しいかも。
ほか、予告や音楽クリップとか・・・。
・・・
本編ディスクに戻って、オーディオコメンタリー。
監督・製作・脚本に何人もの役者の名前が挙がって、総勢11名いるらしい・・・が・・・。
11人で映像を見て、コメントしているわけではなさそう。
順番にメンバーを変えて語っている方式でもない。
なんか、観て語っているかも怪しい。
インタヴュー音声を継ぎ接ぎして、本編画像に被せている感じ。
語っている内容と、画面がピタッと一致していないし、音声の背後のノイズも人によって違っているし。
目の前にいるはずの人のことを茶化しても、リアクションないし。
バラバラに収録したものを繋いだ感じ。
・・・メイキングに入れるべき音声だったんじゃないかなと思わないでもない。
裏話系はふんだんに散りばめられてはいるけど、音声コメンタリーに期待する内容とはちょっと違う気がする。
本編観てよくわからなかった部分の解説を期待していたんだけど、こんな感じなので完全スルーでちょっと残念だった。
まぁちゃんと音声解説している作品でも、欲しい解説シーンに解説があるとは限らないんだけどね。
・・・今回露骨だったから見破ったけど、これ系解説結構あるのかな。
思い返せば、監督と脚本家がコメンタリーしているのに、各々自分の事だけ喋って会話が無い・・・的な作品が他にもあったな。
・・・そこまでして仕込まなければいけない特典でもない気もするんだけどね。
テキサスだからね、日本語で解釈すれば「敵刺す」だからね・・・あ、いや、それだけなんだけど。
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