2016年5月28日土曜日

あやしい彼女



あやしい彼女

★★★★★ or ☆☆☆☆☆
2016年4月某日 鑑賞
劇場映画 シネプレックス平塚

2016 日本
125分
松竹

監督
水田伸生
脚本
吉澤智子
音楽
三宅一徳
キャスト
 多部未華子 志賀廣太郎 温水洋一 
映倫
 G

いきなり、
20才(ハタチ)。

おっぱい
 辛うじて確認できたかもしれない。
ゲーム
 たぶんない。

【時間】感想。
 一応心の片隅にチェックをしていたけれど…。
 なんかちょっと前に、同じテーマの映画あったしなぁ…と躊躇していた。
 ちょこちょこ検索していたら、「謝罪の王様」のスタッフが云々あって、好きな映画だったので、まぁ迷ったら観ようの精神で劇場へ。
 パンフ買ったら、ちょい前の韓国の映画のリメイクらしい・・・なるほど設定に覚えがあったはずだ。
 「謝罪の王様」だけど、脚本はクドカンじゃなかったけれど。

 毒舌婆さんが、若返って、孫のバンドでブイブイ言わす映画。
 大人の精神で、若い身体を操るのは、無敵極まりないと思う。
 爺さんが若い肉体を持ったら、もう助平な事しか考えないだろうが、ここはレディ。
 孫を心配して、後押しに入るあたり、巧みさが見える。
 
 韓国の映画を綺麗に日本に置き換えているので、パンフ読むまではリメイクと思わなんだし。
 ただ、ちょい時代設定に違和感がなくも無かったが。
 原作は韓国映画。
 お婆ちゃんのお婆ちゃんらしさは、やっぱりその国の歴史に根付いていると思うので、韓国版の原作を観て、この作品と同じように楽しめるかわからないけれど…。
 見比べてみたくもある。
 まぁね、若返ってブイブイ言わす快感は共通だと思うしね。
 なんて思っていたら、実は中国・ベトナムでもリメイクされていて、今後数か国でリメイクされるらしい。
 映画界の「DA・YO・NE」か!そうとなったら、もう別の意味で制覇したくなっちゃうよ。
 ・・・一応、中国版はDVDが出ているけれど、ベトナム版はまだ出て無さポイ。
 制覇したいけれど、現地国版取り寄せても見られないし、出ればの話だけれどね。

 さりげなく、おっぱいが○判定なのは・・・。
 銭湯の女湯で、ガラス越しに見えていた気がするんだよ、割と大胆なそれが。
 ただ、遠景だったので、大事な部分が見えていたか確認できなかった・・・。
 次観る人に、真相の確認を託したいと思う。

 この映画、おおむね好評なんだけれど・・・。
 若かれし主人公の多部未華子の歌唱力が肝の要素になっている部分と感じる。
 バンドを引っ張るヴォーカルとして、抜群の歌唱力が無いと成立しない映画なんだけれど、そこまで巧いと言えるか。
 ・・・わたし的判定は・・・ギリギリ○判定。
 ギリギリのところで、かわいい声でごまかすテクニックは、判る。
 最近、女声ヴォーカル芸を訓練中のわたしは、なんとなく共感してしまったので、○。

 ブログのラベル的に、タイムトラベル映画扱いなのは、物語の文法的にタイムトラベル扱いかな、という判断。
 作中、写真館へ至る下りが、「ある日どこかでを彷彿させるとられ方をしていたのも加味。

 これな。
 お婆ちゃんだから成立するはなしなんだよね。
 自然に、孫の支援に目が向けられる。
 これが、おばちゃんだったら、失われた青春を取り戻すために、色恋に走ってもおかしくない。
 男だったら、ベースが枯渇した爺さんだって、性欲に走るであろうからね。
 大人の距離感で気を回すことができる青年って、無敵じゃないか。
 極端な話、中高生が幼稚園児を懐柔する感覚で、若い世代を口説けるわけで。
 この世代のして欲しいことして欲しくないことが解ったうえで、行動できるわけでね。
 一歩が踏み出せる。
 妄想すると面白いけれど、ジジイ優位すぎて、映画にしても面白くはないんだよな。
 まぁAVぐらいにはなるかもしれないけれど、AVの方にこんな需要はなさそうだ(ジジイのままモテるのならともかく)。
 もちろん、中身ガキンチョなジジババは若返ったところで、暴走するだけではあろうが。

☆三つ以上の良かった点☆
・多部未華子の歌。
・若返り。
・ガラス越しの銭湯の女湯

☆猿山式キャッチコピー☆

 若さは無敵。

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