2016年6月25日土曜日

スキャナー 記憶のカケラをよむ男

スキャナー 記憶のカケラをよむ男
★★★★☆
2016年6月 日 鑑賞
劇場映画 小田原コロナシネマワールド

2015 日本
109分
東映

監督
金子修介
脚本
 古沢良太
音楽
 池頼広
キャスト
 野村萬斎 宮迫博之 嶋田久作 
映倫
 G

真実は、この「手」が知っている。

おっぱい
 まぁ映倫Gだし。
 ゲーム
 なし。

【思念】感想。
 予告で、古沢良太のオリジナルが出るってんで、注目したら・・・掌で思念を読み取る話ときたもんだ。
 ・・・ネットで感想追いかけて、これ言っている人が見つからないのが意外なんだけど・・・。
 エイプリルフールズのお婆ちゃんじゃん。
 このおばあちゃんを掘り下げていったんだろうな・・・って事で、絶対観ようと予定を調節して、何とか劇場で観られた一本。
 ・・・っていうか、気に入っているならDVD買うと思うから、そういう意味では無理に観る必要はなかったのかもしれないが・・・。
 劇場でこれだけ観られたって実績にも貢献したい。
 わずか一票だけれど。

 超能力アリのミステリだけれど、作家がミステリを理解ているので、安心して観られる。
 ぬるくなく締めるところは締める感覚。
 ★×5じゃないのは、この作家なら、もっと面白くできるんじゃないかという贅沢な期待から。
 
 掌で残留思念を読む男が、その特技を生かして探偵する話。
 読み取るのが「思念」なことがポイントで、証拠ではなく思念だからそこのテーマもあり。
 野村萬斎だけど、現代劇。
 記憶読み取り芸で一発当たった芸人コンビが、かつてのファンの捜索にその持ち芸を活かして臨む物語。


 続編も観たいかな。
 エイプリルフールズのお婆ちゃんと対決して欲しい。
 裏設定では、関係者ではあろうと思うけど。
 パンフレットにその辺りのこと書いてあったのかな。
 わたしの見た映画館では、この映画のパンフ売ってなくて…最初から存在しないのか売り切れたのかわからないんだけど・・・。

  風俗街で思念を読んだら、凄いことになりそうだなぁ。


☆三つ以上の良かった点☆
・エイプリルフールズのお婆ちゃんのような能力。
・安定したミステリの構図。
・コンビ芸シーンのネタ。

☆猿山式キャッチコピー☆

 ちゃんとした超能力ミステリ。


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