2016年6月5日日曜日

フィフス・ウェイブ

 一年間に自分の観た劇場&DVDの記録を自分で管理しているんだけれど・・・。
 ひょんなことから、それを管理してくれるサイトを発見。
http://video.akahoshitakuya.com/u/122646
 やったぜ!と、早速登録してみたら・・・データのベースがアマゾンらしくて、劇場映画のフォローは限りなく薄いことが判明。
 今年は、劇場中心に鑑賞しているので、かなり厳しい。
 これ、何月に何本観たとかも管理してくれるようなので、なるべくリアルタイム近くに登録したかったんだけれどな。
 まぁ、結局、自力管理しなくちゃダメということ。

 ちなみに、読書とゲームも管理できるぽい。
http://bookmeter.com/u/682213
http://gamemeter.net/u/27896

 でも今回は映画の話。

『フィフス・ウェイブ』
THE 5TH WAVE

★☆☆☆☆
2016年5月20日 鑑賞
劇場映画 シネプラザサントムーン

2015 アメリカ
112分
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

監督
J・ブレイクソン
脚本
スザンナ・グラント      
アキヴァ・ゴールズマン             
ジェフ・ピンクナー
音楽
ヘンリー・ジャックマン
キャスト
 クロエ・グレース・モレッツ ザカリー・アーサー ニック・ロビンソン 
映倫
 G

おっぱい
 まぁ映倫Gだし。
ゲーム
 ゲーム的世界観。

【侵略】感想。
 原作未読。
 
 原作はヤングアダルト小説・・・まぁぶっちゃけアメリカのライトノベル。
 ああ、作家が中学生並みの妄想力だけで書き上げる小説の文化はアメリカにもあったんだ…と、思う感じ。
 うん。酷い。

 ミニシアター系をよく上映する映画館の近所に用事があり、ここまで来たら映画みたいなと、チェックしたら…上映日が本日(用事があった日)までの作品があり…どんな映画かな、とチラシを観たら・・・あれ?クロエ?
 好きな女優の作品だったので、取り敢えず観てみることに。
 限りなく予備知識ゼロでの鑑賞。
 
 ある日突然、上空に巨大な飛行物体が出現する。
 地球侵略の宇宙人に違いない。
 わー、次々に攻撃されるよー。
 電磁波だったり、地震+津波だったり、病原菌だったり、寄生だったり・・・。
 さぁ、次の5番目の波で、人類は滅亡しちゃうぞ!って話。
 
 こんなベタな設定、今更やるからには斬新な何かアイデアがなくちゃいけない・・・んだけれど、ネタバレになっちゃうかな・・・何もないんだな。
 ライトノベルだしね。
 主人公の女子校生が、日常から非日常に移り変わり、その中でたくましく生きている・・・ってな辺りが、テーマであろうし、斬新だと思ったんだろう。

 あれはどういう事なんだろう。
 この事象が真とするならば、異星人の狙いはこういうことなのかもしれない。
 作中、出鱈目な伏線を必死で読み取り、一生懸命考えながら見ても、報われない。
 特に何の説明も無いけど、宇宙人が侵略しているのは事実っぽい。
 SF的な何かを期待しちゃいけない、ライトノベルだからね。

 ライトノベルだから、主人公の女の子目線で感じる必要があるのかな。
 敵に囲まれ、誰も信用できない世界を彷徨い、はぐれた弟を救出するために旅をする主人公。
 狙撃され、けがをしたところを紳士的なイケメンに助けられ、世話される。
 弟を助け出すために乗り込んだ場所に、憧れのイケメン学友と再会。
 かわいいショタ弟と、いい男に囲まれる物語。
 ・・・という視点で観るべきかもしれないけれど・・・
 クロエ主演のSF作品って感じの映画だし、客層は男・おっさん・シニアが多いんだなこれが。
 ターゲット間違えているから、お色気シーンはなしだ。
 や。まぁ、クロエの生足や、少女兵のヒップラインは辛うじて見どころであるが。

 この設定で、自分ならどう仕上げるか。
 妄想の上書きを愉しむのが一番楽しい観方かなと思う。

 この映画のラベルが「映画」「ゾンビ」となっているのは・・・。
 ゾンビというあだ名且つコードネームの少年兵が登場するのと、宇宙人に寄生された(とされる)人間に注意を払いつつサバイバルする文法が、ゾンビ映画に共通する気がしたから。
 SF映画としてより、ゾンビ映画として見た方が、見所がある気がした・・・所謂ゾンビは一体も出てこないが。


☆三つ以上の良かった点☆
・ゾンビ映画のような緊張感。
・どこまでがご都合なのかすらわからなくなる感覚。
・クロエかわいい。

☆猿山式キャッチコピー☆
 突然非日常が訪れた、ある女子高生の活躍と恋。


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