月初め恒例てぬぃっき。
読書メーター編。
まぁ「読書メーター」「鑑賞メーター」「ブクログ」とやっているわけだが、管理人が管理を放棄しているとのうわさの「鑑賞」や、まとめに感想が載らない「ブクログ」より、読書メーターのが普及しているのかなと。
日記検索で、引っ掛かる可能性が高いのは、「読書メーター」かな。
なら、まとめ日記一番手は「読書メーター」がいいのかという、やらしい判断。
6月は、新刊消費特集。
その前まで、テーマ縛りを軽く付与していたので、買っても読めていなかった本たちを読もうという感じ。
新刊の定義というか目安は、奥付で確認して初版が今年以降のもの。
なので、既に続編が出ているものもあったりするけれど、新作と言い張る。
や。旅行月ではあったけれど、車旅だったし、ぷち旅も控えめだったこともあり、割と普通な7冊。
+6月読み始めて7月に入っちゃったのもあるし、新刊特集はやや7月にも踏み込みつつ続く予定。
7冊でナイス45は、いい感じかしら。
まぁもちろん、今月読んだ本だけについているわけじゃないけどね。
実際、ナイスがつくのは、作品自体が人気のある本ばかりなのよね。
当たり前といえば当たり前なんだけど。
2017年6月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1998ページ
ナイス数:45ナイス
https://bookmeter.com/users/682213/summary/monthly
■はたらく魔王さま!17 (電撃文庫)
※ネタバレを含むため消した。
※気になる方は、ブックメーターのページまで是非。
読了日:06月05日 著者:和ヶ原 聡司
https://bookmeter.com/books/11748557
■中目黒リバーエッジハウス ワケありだらけのシェアオフィス はじまりの春 (集英社オレンジ文庫)
ベテラン作家が無難にまとめたような印象。
この作家初めてなのでベテランなのか知らないけど。
サブタイトルや帯のコピーなどから、各々目標を挫折したメンバーがシェアオフィスで互いの長所を引き出し…的な話をイメージしていたけど、微妙に違った
クリエイターという話だけれど、建築をベースに、店舗づくりを立ち上げる感じの仕事なのかな。
主人公の境遇を表す為だけにあったような投げっぱなしのエピソードは今後活きてくるのだろうか。
良くも悪しくも「無難」。
読了日:06月08日 著者:岩本 薫
https://bookmeter.com/books/11596571
■愛原そよぎのなやみごと 時を止める能力者にどうやったら勝てると思う? (ファミ通文庫)
実際に「能力者」と戦うかどうかは別として、女の子のぶっ飛んだ悩みに、本気の理詰めで答えを出していく系と期待して手に取った感じ。
当たらずとも遠からずな感じではあったけれど、もっと真剣に、ありえない思考遊戯を楽しんで欲しかった。
全体的に散りばめられていた伏線を後半回収にきて、普通なら喜んじゃう展開なんだけど…。
その真相なら、ここが変じゃね?的な部分も見えちゃって個人的には、真相がわかればわかるほど白けてしまった。
ところどころギリギリアウトな気がする下ネタトークもライトノベル的にどうかなと。
読了日:06月09日 著者:雪瀬 ひうろ
https://bookmeter.com/books/11549347
■モモンガの件はおまかせを (文春文庫)
動物園職員モノの動物本格ミステリ系短編連作。
シリーズ4作目ではあるが、この本だけでも楽しめる。
動物の習慣・生態などから、事件に気付き推理し解決する。
殺人事件などの人間の事件も、動物メインの事件もアリ。
このシリーズは、動物ミステリの色が濃いので、かすみがちではあるが、濃厚な法律モノの側面もあるんだけれど、今作法律はいつにもまして薄かった気がする。
職場の仲間4人が、チームワークで職場も事件も回していくスタイルは、分かりやすくて面白い。
軽い作風な割にテーマが動物なので重いテーマも含む。
読了日:06月12日 著者:似鳥 鶏
https://bookmeter.com/books/11654245
■農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。(1) (モンスター文庫)
農耕技術を戦闘に応用したら、下手な専業戦士よりうまく立ち回れた…的な内容を期待してたら違った。
農業に必要な技能を調べるのが面倒だったんだろうな。
農民系スキルをフルマックスに育てきったら、桁違いのステータスアップが付与されてビックリ…な話。
一気にスーパーサイヤ人並みに成長したので、それなりに敵もインフレに強力になっていく。
文芸部に依頼されたゲーム部員が、やっつけで仕立てた物語みたいな印象。
伏線とか設定・世界観とかは作ってあるのは感じるけれど、構成が弱くて勿体ない感じ。
読了日:06月13日 著者:しょぼんぬ
https://bookmeter.com/books/11580528
■これは経費で落ちません! 2 ~経理部の森若さん~ (集英社オレンジ文庫)
2巻だけれど天天シリーズで解釈すると3冊目。
経理を舞台に数千万数億の不正を追いかけると「社会派」小説かもしれないが、額が少額だと「本格」として成立するのか。
ミステリあり、恋愛あり、女の世界あり。
万事イーブンをよしとする、ぶれない森若さんを主人公に、色々な事が回る。
ミステリ好きとしては、恋愛要素はいらないとは思うんだけれど、ここも人気のポイントなのよね。
最後に、サラッと清算したら、森若さんらしくて素敵なので、太陽振られるを希望。
個人的に次回は「風呂ソムリエ2」になるかなと予測。
読了日:06月14日 著者:青木 祐子
https://bookmeter.com/books/11669580
■ようこそ授賞式の夕べに (成風堂書店事件メモ(邂逅編)) (創元推理文庫)
書店大賞なる賞を巡っての事件。
成風堂シリーズなので、探偵役を多絵ちゃんに据え、ヒツジくんシリーズの営業マンたちが情報収集に回る、著者の二つのシリーズが合流する一冊。
両シリーズの既刊を読了後に読むと、面白さが増幅されると思うのでお勧め。
今後は、ヒツジくんのシリーズに、多絵ちゃんが知恵を貸すなんて展開もあるかしら、楽しみ。
あとがきがなく解説。
なので書店大賞がどこまで本屋大賞なのかの線引きがハッキリわからなかったのが微妙に残念。
読了日:06月25日 著者:大崎 梢
https://bookmeter.com/books/11467424
▼読書メーター
https://bookmeter.com/
うーん。
今月は、タイトルで期待して読んでみて、肩透かしを食らって、ちょっとガッカリ系なライトノベルが多かったかな。
や。まぁライトノベルは何冊も読んで1冊漸く当たりがあればラッキーぐらいの認識なので、いいんだけどね。
なんかね、ほぼ粗筋を書いているような便利な長いタイトルで、このタイトルならこういう内容に違いないと、妄想を膨らませて作品の世界に入り、自分の妄想の方が逞しく作品へのガッカリが募る。
何かに似ていると思ったら、AV鑑賞に近いのかなと。
や。この日記、実は女性読者が少なくないようなんだけど、まぁいいか。
長いタイトルで、内容を詳しく状況説明していて、このタイトルなら、こんな感じに違いないと、見ると、や、それだとタイトル満たしてないやん!なね。
7月の予告。
新刊特集を引っ張りつつ、夏らしく「ひまわり」作品をコンボしたい心意気。
調子に乗って、割と大量に仕入れてしまったので、夏本番の8月まで引っ張るかも!
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