熊本旅行記継続中。
小田原で切符を買おうと思ったら九州じゃなければ買えないチケットだったイベント列車。
博多で切符を買おうと思ったら、JR西日本でJR九州じゃないとだめだったチケット。
割と苦労して確保したのが、こちら。
【A列車で行こう】
熊本と三角を列車で結び、そこから船で天草をつなぐルート。
A列車のAは「天草」でもあるという。
この列車、土日祝日しかそうこうしていないので、旅程を土日含む工程に調整したぐらい乗ってみたかった。
ホームから車内から、様々にアレンジされたジャズの名曲『A列車で行こう』が流れる。
・・・っていうか、A列車で行こうってこの曲だったのか、知っている曲だけどタイトル知らなかった。確かに「えいとれいん」とか言っているや。
まぁね。
ジャズの名曲を知らないで、なんでこの列車にこだわったのよって話だけれど・・・。
ゲームの方の『A列車で行こう』が割と好きだからなのよね。
や。まぁPS版の4しかやったことないんだけれど。
折角なので、積んである360版を持ち込んで、乗車記念スタンプをゲームの取説にバンッと押す。
対ゲームショップ的に言えば、落書き同様価値を失くす行為ではあるけれど、自分的に言えばこれ以上ない旅の記念として、価値が上がる行為。
売らないから問題ない。
必死で確保した席ではあるけれど、車内にはわたし以外は一人旅の女性客、後ろの車両に一家族しかいなかった気配。
車内には、バーカウンターがあり、オリジナルハイボールや記念品とかの販売をしている。
ウェブサイトには、駅弁の文字もあったので、敢えて食事をとらずに乗車したんだけど、食事的なメニューはなかった。
おつまみやおやつ程度。
まぁこんな感じ。
カメラの調子が悪く、せっかく撮影許可もらって、オリジナルハイボールを作るところを撮影したのに、殆ど撮れていなかった。
今回の旅の最大の難所はこれで。
撮ったはずのものが、全然とれていなかった事態が頻出して、撮影旅としてはかなり痛い旅となった。
それはさておき。
まぁ駅弁に関しては時間もそんなに長くないし、ゆっくり食べている時間はないかもしれない。
・・・
限りなくいつ乗ったかバレバレで、ほかのお客さんのことを語るのもあれかもしれないが、悲しいシーンを目撃してしまったので、語ってみる。
推定老夫婦と孫。
バーカウンターにやってきて、長々といろいろ選んでいる。
まぁいいのよ、この列車3組しかいないし、ゆっくり選んでもらって。
折角な豪華な列車の旅、孫に最高の思い出を与えたい。
そんな気持ちが伝わってくる。
アイスがあるの?じゃあアイスを買おう。
特製ゼリー、買おう。お菓子セット、買おう。
そうだ、記念キーホルダーとかも買おう、沢山あるな、いろいろ買おう。
じっくり選ぶというか、買いまくる。
後ろの車両から推定お母さん登場。
買い出しに時間がかかりすぎているので様子を見に来たらしい。
なに、こんなに買うつもりなの?いらないいらない、こんなに買っても食べる時間ないんだから、はい、これいらない、これもいらない、お土産?あー、これもいらないいらない。
ほぼ会計の済んだ品々を軒並み返していく。
老夫婦と、孫と、バーテンさんの悲しそうな表情が・・・。
いいじゃん、滅多に乗れない列車なんだし、食べきれなかったら持って帰ればいいじゃん。金出すのおじいちゃんなんだし。
と、思わないでもなかった。
三角から、少しの乗り継ぎ時間を経て、船で天草へ。
三角のが港の建物で、隣に港。
駅からすぐ見える。
移動するのかと思ってたけど、移動というほどのものでもなかった。
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