2015年8月31日月曜日

ギャルアバター

GAL AVATAR ギャルアバター

★★★☆☆
2015年08月某日 鑑賞
DVD

2011 日本
71分

監督
 能登秀美
脚本
能登秀美
キャスト
 羽田あい 並河一 ホリケン。 友田彩也香 
映倫
 ※特にR15の文字も確認できない

おっぱい
 もちろん描写されます
ゲーム
 DSっぽいのに熱中するシーンはあるが、音があからさまなピコピコ音。

【化身】
 映画は何かしら関連付けて、連続で観たい心意気。
 「ミスゾンビ」に似たコンセプトの映画ということで手に取ったのがこの作品。

 我が家にアバターがやってきた!
 ・・・って事で、ちょっぴりエッチな青春コメディ。

 旅行先のホテルの有料番組の番組表に載っていて、興味を持ったんだけど・・・。
 折角旅行に来て、ホテルで映画一本観るのも勿体ない気がして、タイトルメモしてDVD買ったんだけど・・・。
 よく考えたら、普通に旅先で映画館に行ったりしてるんだけどね。
 レンタルビデオ借りない派のわたしとしては、有料番組はレンタルビデオ扱い。
 ・・・でも、製作側から見れば、中古DVD買われるより、オンデマンドされた方がいいお客なんだろうけどね。

 アバターという介護ロボットがある世界と思ってください。
 衰えた老人に、健康なボディを与えて、介護の必要をなくす。
 自分用に作られたボディに、自分の魂を転送させて、身の回りのことは自分で行えるようにする。
 ・・・
 ま、まぁこの時点でかなり破綻してはいるんだけど・・・ま、まぁ。
 ・・・
 おしっこに行きたい老人がアバターに乗ってトイレに行っても、本体は放置のままだし。
 魂を乗り移らせるんだから、本体がボケてたら、健康な体に乗ったボケ老人のままで、結局介護は必要だったり。
 ・・・
 ご都合設定に過ぎないという開き直りにも見えなくもない。
 潔ければ、まぁいいのかな。

 ボケたおばあちゃんのために、父ちゃんが「アバター」を買ってきた。
 本来は、転送前の人物に似せて作るモノらしいんだけど、中古だから別の姿だという。
 その姿が、若い女性の姿。
 ・・・ということで、物語が始まる。

 父ちゃんの企みは、別にあって、空のアバターに奥さんを乗せて、若いボディの奥さん相手に、夜の交渉をすること。
 ブスを理由に苛めに会い引きこもっていたお姉ちゃんは、美人のアバターに乗って外出。
 アバターと交渉する父ちゃんを目撃しちゃった主人公も・・・。
 
 キャストに載せたホリケン。という人。
 この手の映画によくクレジットされているんだけど…。
 ネプチューンの人とは別でした。
 それもずっと気になってはいたのよね。
 「ホリケン」と検索すると、ネプチューン人が出る。
 「ホリケン。」で検索してもほぼ同じ。
 「ホリケン。 俳優」でやっとチラホラ引っかかる感じ。

 アバターの設定が、おかしいんだけど、物語の都合上こういう存在じゃないと成立しないから、無理を通しちゃったんだろうね。
 介護用ロボットで、精神交換するなら、おばあちゃんの身体に人工知能が宿り、アバターにおばあちゃんが宿る・・・とかすればいろいろ成立するし、ここから再調整してもなんとか形になりは思想なんだけどね。
 アバターの意思の調整とかめんどくさくなって、観客も期待していない部分に凝っても仕方がないという部分も、あるだろうというのも…。
 解らなくもないけど、細かい部分が気になるのです。

 物語は、色々きれいにつながってオチに至る。

 投げっぱなしコメディの多い昨今、ちゃんとオチている映画は、設定のご都合主義に目を瞑っちゃうぐらいには面白く感じた。
 ホントきれいに落ちてるんだけど・・・そこまで踏まえて、もう一段上のオチで騙してほしかった。

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