2015年8月11日火曜日

【箱根】池と大仏と滝

【箱根】池と大仏と滝
お尻鍛冶リム氏【湖尻】箱根

 後半戦。
 お玉ヶ池の桟橋を飛び越え、向こう岸からのスタート。
 わたしの動画では珍しく、撮影時に前編パートと後半パートを意識しておいて、イメージ通りに編集出来た感じ。
 藪で、道なき道を行く。
 ・・・わたしの散歩コースにシバシバ登場するこんな道。
 おかげで日本中どこへ行っても似たような画になる・・・。
 そんな、道なき藪に覆われた中を流れる小川が、都会的に整備された感じで、かなりシュール。

 藪に覆われた道から、藪に覆われていない道を経て、広い未舗装の道へと至る。
 あ、案内板だ!と、飛びついた先に書かれていたのは「落石注意」・・・。
 取り敢えず、進むことにする。
 前進あるのみ。
 ・・・ちなみにいま検索したら・・・前門にいるのが虎で、後門が狼らしい。
 なんで前後間違えて覚えていたのかは謎。
 更に言うと、使い方も間違っていたようだね。
 ・・・編集前に気付いていたら!さりげなくカットしたのに!
 前門の虎をやり過ごして、ほっとしたのも束の間、後門から狼がやってきた・・・一難去ってまた一難・・・が、本来の意味らしい。
 あっちへ行ってもこっちへ行っても危険が待っているってなイメージで使ってました。
【浅間山・湯坂山自然探勝歩道】↑

【精進池】
 庄治さんという人が、湯治に来ていたのね。
 夜この池のほとりで得意の尺八を吹いていると、どこからともなく笛の音が聞こえてくる。
 美女の吹く笛の音に合わせている内に、意気投合して、夜な夜なセッ・・・ションをする仲に。
 ある日娘が告げる。
 自分はこの池の主の大蛇である・・・近々天災があり、村は泥水に沈む、あなただけでも逃げなさい・・・ただ、そのことを誰にも漏らしてはならない・・・。
 庄治さん、世話になった村人を見捨てて逃げることはできない・・・と、村にそのことを伝えてしまう。
 村人は、蛇が嫌う金物を池に投げ入れ、災いを防ぐことにする。
 嵐が去った朝、池を見ると血まみれの大蛇の亡骸があった。
 そして庄治は全身ヘビの鱗に覆われ絞殺されていた。
 命と引き換えに村の危機を伝えた庄治の供養塔を立て、この池を庄治池と呼ぶことにした。
 いつしか今の字へ変わった。
 ・・・ってな説明をどう数中に試みたんだけど、流石に長くてうまく語れなかった。

【歴史館】
 石仏の博物館。
 無料。
 ・・・説明が書かれた解説誌が20円で売られている。
 トイレあり。

【元箱根磨崖仏】
 箱根にも大仏があるぞ!ってことでやってきた感じ。
 お寺系は苦手と言いながら、大仏と磨崖仏は別会計。
 この動画でも、2ヶ所目の磨崖仏になりますね。
 お尻鍛冶リム氏『水尻』の回の後編で真鶴の磨崖仏を紹介しています。

【石仏群(磨崖仏)】
 磨崖仏というと、大きな仏をイメージしていたのですが、大きな岩から小さな仏像を沢山彫ったものも磨崖仏なのですね。
 これは、壮観。
 このタイプの磨崖仏ははじめて見たので、感動しました。

【猿の茶屋】バス停
 地図上。
 経験上、歩けない距離じゃないんだけど・・・。
 歩道のない山のくねくね車道を延々歩くのは厳しい・・・ということで、バスに乗っちゃいました。
 まぁでも、歩くのが目的の旅。
 数バス停で下車。
 「猿」の文字に反応した、猿山リムでござる。

【千条の滝】
 「ちすじのたき」と読むようです。
 これはね、映像では伝わりにくいスポット。
 涼しいんです。
 パッと見ね、都会の公園の中にもあるような水場なんだけど・・・ぶっちゃけね。
 天然の水じゃなきゃ感じられない、自然の水の冷たさ。
 や。水には触れなかったけど・・・。
 透明な水。
 涼やかな水面。
 天然のクーラー。
 夏の暑い日は、ここで一日ボーとして居たい感じ。
 ・・・
 ここに在りました。
 道中散々案内版を観た地「落石注意」これは、ここへの案内だったんだね・・・
 というのがオチになるのかなぁ。 
 ・・・
 滝に来る予定があったので、一眼レフと三脚を持ってくる予定だったんだけど・・・。
 重さと相談して、土壇場で置いてきた。
 道中の困難から正解だったんだけどね。
 コンパクトカメラで頑張った写真を何枚か並べてみた(動画の中にね)。
 ・・・
 観光客の方が何人か・・・と言っていますが、正確には、カップル1組と女性一人。
 わたしを含めて、4人の観光客。
 一人の女性。
 こういう人に声を掛けられればね「おひとりですか」・・・ってね。
 一つの大きな出会いになるであろうことは、かすかに理解できるんだけどね。
 そういう出会いを求めて旅をする女性もいるかもしれないが。
 まぁ、実際、そういうのはチョット・・・って人のが多いと思うんだな。
 ・・・
 というイイワケ。
 ただの根性無しなのは内緒。



 ということで、ここから小涌谷駅から登山電車に乗っておしまい。

 ラストの裸の女性は、小涌谷駅前で手を振っていたのでラストシーンを飾っていただきました。

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