2016年8月20日土曜日

陽気なホモが「モンブラン食おう、モンブラン食おう」と流れてきました。

 スイーツ男子企画もやっている通り、わたしは甘いものが好きで、ケーキも大好きである。
 ただ、子供のころからどうしても苦手なケーキはある。
 それが「モンブラン」である。
 や。クリは好きだし、マロンクリームも好きなんだけどね。
 あ、いや。クリキントンは子供の頃は苦手だったけど、今は大好き。
 何故嫌いかというと、たぶん、あの形なんだと思うんだよね。
 子供の頃、心無い大人の、一遍も面白くないジョークだと思うんだが、モンブランの姿を指して「脳みそのケーキだ」と言ったんだ。
 子供の頃のわたしは、真に受けてものすごいショックを受けてしまった。
 もちろん、今そんなわけないことは理屈では分かるんだけど、条件反射の如く怖く思ってしまう。
 や。饅頭怖い話じゃなくてほんとに。
 なので、基本、ケーキを買うときに、モンブランを選ぶことは無い。
 進んで食べたいとも思わない。

 わたしが、入院したりした時に、母が差し入れにケーキを買ってくることがある。
 まぁ、差し入れに文句をつけるわけにいかないんだけど・・・これが必ず「モンブラン」なんだな。
 子供のころから、現在まで、わたしがモンブランを食べている姿を見たことも無いはずなのに、必ず差し入れはモンブランなんだよね。
 モンブランは嫌いなので、要らないと突っ返すことになる。

 母は、ケーキが苦手なのである。
 生クリームもカスタードクリームも苦手で、果物は全般的に嫌い。
 なので、殆んどのケーキがダメなんだけど、これまた、モンブランだけは食べられる。
 クリームもマロンクリームで、果物も栗は他の果物と違い酸っぱくないしね。
 なので、万が一、わたしが「ケーキなんて食わないよ」と、突っ返された時、自分で食べられるケーキという理由で、モンブランを選ぶんだよね。
 家族でケーキを食べるときは、モンブランは母が、それ以外の中から私が食べるので、わたしがケーキが嫌いなはずないので、モンブラン以外なら食べられるんだけどね。
 ケーキを買う段階で、大人の男だから、ケーキは苦手かもしれないと、よぎっちゃうようなんだよね。
 哀しい空回り。
 まぁ無駄にはならんからいいんだけどね。

 ・・・と、いう事で、母の誕生日。
 ケーキは悩むところ。
 基本、クリームもフルーツも駄目な人なので。
 そうそう、チョコも駄目なのよ。
 チョコレートケーキという逃げ道も無い。
 さて、どうしたモノかと思っていたら。
 最近贔屓のケーキ屋に、ちょうどいいものがあった。
 ホールのモンブラン。
 まぁ、ちょっぴりチョコもかかっているけれど、このぐらいは勘弁してもらおう。
 そして、ごらんのとおり、モンブランだけれど、脳みそデザインじゃないので、わたしのトラウマも刺激しない(この程度ならセーフ)。
 ということで、母もわたしも食べられる、ホールのモンブランに乾杯。

 アップにしてみたが、ピントが後ろのイカリソースのフタに合っちゃっているのが悲しい。

 静岡県駿東郡清水町柿田136-47
 ペ・ド・ノンヌ 柿田店 

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