2016年8月21日日曜日

マジカル・ガール

マジカル・ガール
★☆☆☆☆
2016年6月 日 鑑賞
劇場映画 小田原コロナシネマワールド

2014 スペイン
127分
ビターズ・エンド

監督
カルロス・ベルムト
脚本
カルロス・ベルムト
キャスト
 ルシア・ポリャン バルバラ・レニー     ルイス・ベルメホ 
映倫
PG12

魔法少女ユキコは
悲劇のはじまり。

おっぱい
 あり。
ゲーム
 ゲームは無いと思うが、日本のサブカルチャーは登場する。
 それがゲームと無縁かの確証は無い。

【魔法】感想。
 マジか!?ルガール。
 ・・・・・・
 魔法少女がテーマの外国映画という事で、楽しみにしていた映画。
 スケジュールの調節が付かず、もうやっている小屋ないかなと探していたら、小田原がぽつんとヒットしたので、慌てて観に行った一本。

 失業中の元教師の娘は余命幾許もない12歳。
 日本のアニメが大好きな少女の夢は、「魔法少女ユキコ」のコスチュームを着て踊ること。
検索すると、娘の欲しがっている衣装は、有名デザイナーの一点もので、ものすごい高額である・・・。
 失業中で、治療費もかさむ中、何とかして金策工面に走るところから、映画の歯車が絡み始める。

 語るべきところ、語らなくちゃいけない部分の省略。
 普通におかしな流れ。
 考えれば考えるほど、粗に気付いてしまう。

 たとえば・・・。
 90万円の一点ものドレスを90万円用意したからと言って買えるとは思えない。
 他にも欲しい人沢山いるだろうから、普通に考えれば、90万円スタートのオークションになるわけで。
 日本のアニメに憧れるスペイン少女なら、コスパブランドのコスプレ衣装でも満足できる気もするんだけれどね。

 軸の通っていない物語は、どんどんブレて行く。
 ・・・で、誰も予想のできないラストシーンへ導かれる。
 それが悪いって事も無いし、ひょっとしたらスペイン流なのかもしれないけれど。

 
 少女が踊る「魔法少女ユキコ」の主題歌は長山洋子のデビュー曲。

☆三つ以上の良かった点☆
・『春はSA-RA SA-RA
・『春はSA-RA SA-RA
・『春はSA-RA SA-RA

☆猿山式キャッチコピー☆

 魔法少女は現れない。

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